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この表現で「赤っ恥」かきました!?

World Lifeな生活
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今回は、Swatchの勘違いな英語表現を人前で発言して「赤っ恥をかいた」経験を披露したいと思います。これは馬鹿馬鹿しくて、面白くて、さらに役に立つ経験です。

それが起きたのが米軍基地に遊びに行った時のこと。米軍兵士と、世界で一番ケチなのはどの国かを話していました。中でも「コーヒーカップに落ちてしまったハエをどうするか」という話がすごく面白くて感想を言ったのでした。

Swatchは、 “I feel funny!” 「面白いなあ!」と発言しました。
途端,“Are you OK?”「大丈夫かよ」という私の健康を気遣う言葉が飛んできた。

「え! 何故気を使ってくれるのか?」私の頭の中は「???」である。

<I feel funnyは,面白いではなく,体の調子が悪い!>

”I feel funny”は,「面白いと感じる」ではなく,「気持ちが悪い」だった。
とんでもない勘違いで、赤っ恥をかきました。

ハエが入ってしまったコーヒーをどうやって飲むかというジョーク。世界遠征の多いその米軍兵士は、「アラブ人は、ハエを指でつまんでつぶしてコーヒーを絞って飲んだ」というジョークでした。

想像すると気持ち悪いですよね!日本人なら、捨ててしまうでしょう。

友人の米軍人たちは、私がそれを真に受けて,「気分が悪くなった」と思ったらしい。本人は,「面白い」という意味で言ったつもり。辞書には,“I feel funny”「気持ち悪くなる」と書いてある。

「面白い」という意味で,funnyを使うには,

“That’s funny”
「そりゃ,面白い」

で大丈夫。
I feelは,「~のような気がする,そういった気分」といった自分の感じたことを表現するフレーズ。

funnyは,面白いではなく,「変だ,調子悪い」という意味もあります。この意味を知らなかったので、適当に単語をならべて間違った表現になってしまったということです。

簡単なフレーズほど、しっかりと調べずに感覚で使ってしまう傾向があります。
英会話って、そういうずぼらな結果、人前で大恥をかくことがちょくちょくあるのです。
Swatchだけかもしれませんが、、、恥

<I’m boring!俺って,ほんとつまんないやつです!>

英語に少し慣れてくると,名詞,形容詞,現在分詞と単語が豊富になります。どのような形でも意味はだいたい同じだというアバウトな感じで英語を話すと,地雷を踏んでしまいます。(爆)

そこはやはり,しっかりとしたリサーチとネイティブに実際言ってみて確認することが大切です。
確認する前に,適当に使うと,私のように人前で「赤っ恥」を書いてしまうことになります。

その失敗体験は、英会話上達の上では,必要な経験なのです。様々な失敗体験が,正しい英語を覚えようとするモチベーションとなってくれます。

boringは,「退屈な」という意味になります。それをI’mの後にそのままつけると,「私は=boringです」という公式に当てはめて,「私は,ほんと詰まらないやつです」となってしまいます。

自分が言いたいことは,「私は退屈しています」ということ。であれば,英文は

I’m bored
「退屈させられています=退屈しています」

となります。

これは英語の特徴的な語法のひとつで多用されます。この間違った表現,非常に良く聞きます。

Swatchは,日本人がこの表現を使っているのを聞くと「いや,違うよ。自分が本当につまらない人間と思っている人は、いませんよ」と突っ込むようにしております。

<I’m funnyは、 私ってすごくおもろい女です!>

これも同じようなパターになります。この場合のfunnyは,「面白い,愉快」という意味です。文字通り,私は面白い女(男)です!と自己表現するのも面白いですね。

他人に対しても、“You are funny!”(あなたは面白い人ですね)といった相手を決めつける表現はしません。あくまでも行為に対して感想を述べるにとどめましょう。

この場面で、本来表現したかった「それは面白いですね」は,英語では,

“That’s funny”

と表現します。実際にあった行為に対して表現します。これで通じます。

しかし,Swatchの調査によれば,英語のネイティブが「面白い」という意味でメッチャ使う単語があることを見つけました。それは,

“That’s hilarious”

です。

hilariousは,「とても面白い」「爆笑を引き起こす」を意味する形容詞です。“funny”より「強烈な笑い」に出会ったときは、ぜひ使ってみてください。

ヒラリアスと発音します。ファニーだけでなく,このヒラリアスを使うことで,アメリカ人は、ちょっと教養を感じてくれますし、コミュニケーションが楽しくなります。

<He is a liar! 彼は嘘つきです!で、人間関係を破壊する!>

これは,英語の文法とか意味の違いとかではなく,これを言ってしまったら「おしまいです!」というタブー表現。人間関係が一瞬で壊れます。(笑)

私の苦い経験は、米軍基地でのミーテイングでアメリカ人の軍人に、日本人の同僚のことを褒めた時のことです。その同僚に “He is a liar”「彼は嘘つきだから」と言われたのです。

日本人同士の会話だと,自分が褒められたときに,「大げさにいっています」とか「いえいえ、それほどでも」と軽く否定することがあります。が、英語ではピッタリの表現が思いつきません。

日本人同僚は、いきなり

“He is a liar!”
「彼は、嘘つきだ!」

と言ってしまったのです。

そのタブーなフレーズを、キリスト教の国で言ってはダメです。あなたの発言が、その人の人格を決めつけてします。嘘をつくこと(sin)は、精神的宗教的な罪なのです。

代名詞+be動詞+名詞は,「超強烈なフレーズ」になります。疑う余地がない。この場合は、言われた人は100%嘘つきという意味になります。嘘つきを、かばうことはしません。

アメリカ軍人の反応も,「え?なんだって」という感じで,「今なんていった?」と顔を見合わせていました。アメリカ人は「嘘つき」発言を人前で絶対しないので、びっくりしたのです。

私は,

“That’s true.”
(私の言ったことは、真実です)、
“He is the best of best”
(彼は間違いなく最高の人物です)

と返し、さらに数字を並べて彼の優秀さを説明しました。

最後に,

”He is very shy at receiving compliments”
(人から褒められると、照れくさいんだ)

と個人的なコメントをしました。そうしなければ、私が嘘つきになってしまうからです。

英語では,代名詞 + be + 名詞,形容詞の形のフレーズに,くれぐれもネガティブな単語を入れて使わないようにしてください。結果として,相手のことを最低の人間にしてしまう可能性があります。気を付けましょう。

<日常会話の中で、しっかりと使い方を覚えておくことが大事です!>

北海道農学校の初代教頭を勤めた,クラーク博士は,若い学生たちに向かって

”Boys, be ambitious!”「少年よ,大志を抱け」といった。

昭和世代の人間にとっては,「大志を抱く」(ambitious)とは,大きな目標や望みをもって,人生に挑戦していくという意味でとらえます。

この言葉、チャレンジ精神が旺盛で,「自己中心的,さらに野心家」ということで,少々批判的な意味はあるものの,Swatchのジェネレーションは、この格言を受け入れてきた。

昔、アメリカ人の友人にクラーク博士の言葉を話すと,「彼は少し頭が変だったのでは?」といった批判が聞かれた。キリスト教で「自己中、野心家」ということを誰かに強制するような発言に、疑問があったのだと思う。

クラーク博士が言ったとする赤字部分を加えて

“Boys, be ambitious like this old man
「少年よ、この老人のように大志を抱け」

と伝えたら、自分の体験談として理解してもらえるのではないだろうか。

時代性もあるが、言葉はいろいろと変化するものです。英語を使うためには,母国語以上にしっかりと使い方を考えなければならないと思います。それも英会話学習の楽しみの一つになります。

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