皆様,あけましておめでとうございます。
本年もどうぞよろしくお願い致します。
2024年,辰年。
The Year of Dragon,龍の年がいよいよ始まりました。
今年こそは,龍のように何事もグングンと伸びる年にしたいですね。
さて,新年といえば,やっぱり今年の抱負。
あなたはどんな決意をしましたか?
―アメリカにもある?新年の抱負―
年が明けると,
「今年こそは!」
と何かを決意したり,意気込んだりしますよね。
私の去年の決意は,
「明るく笑顔で過ごす!」
というなんとも漠然とした抱負でしたが,
う〜ん…仕事面でもプライベートでもなかなかハードな1年だったので
正直,笑顔は少なかったような気がします。
ということで,今年は決意新たに行くこととします(笑)
この「新年の抱負」。
アメリカなど英語圏の国でもあるのでしょうか。
答えは…あるんです!
Halloween,Thanksgiving Day,そしてChristmas…
1年の後半2ヶ月は,アメリカではご馳走を食べる機会がた〜くさんあります。
そしてHoliday seasonも終わり新年を迎える頃には…
そう,みなさん一様に思うのが
「痩せなくちゃ!」
ということ。
これを
“Holiday weight” または, “Holiday weight gain”って言うんですって。
アメリカでは,このシーズンに増加した分を取り戻そう(えっと,取り外す??笑)と,
「ダイエットすること」が新年の抱負として一番多いんだそう。
どこの国でも同じですねぇ。
―抱負=決意―
さて,今日は2024年の最初エッセイでございます。
ですので,ちょこっとだけ英語のレッスンをしていきましょう!
早速ですが,この「新年の抱負」って英語では何と言うのでしょうか。
「抱負」…難しいですよね。
私の出身地は,山口県にある防府という街。
マイナーな県のさらにマイナーな街なので,ご存知ない方も多いかも。
読み方は,「ほうふ」でございます。
よく,「ぼうふ」と言われることがあるのが,それを言うと防府の人は強く反論します(笑)(私だけかも(汗))
と,余談は置いておいて
英語で「新年の抱負」は,
“New Year’s resolution”
“resolution”とは,「決意・決心」という意味があります。
ですので,
“New Year’s resolution” = 「新年の[決意・決心]」=新年の抱負
となるんですね。
A: What’s your New Year’s resolution?
あなたの新年の抱負は何ですか。)
B: My New Year’s resolution is to lose weight.
(私の新年の抱負は減量です。)
のように使います。
他にも,新年の抱負を人に訊きたい場合は,
“Do you have a New Year’s resolution?”
(新年の抱負はありますか。)
“Have you made any New Year’s resolutions?”
(新年の抱負は決めましたか?)
のように表現することもできますよ。
後ろに,
“for 2024”
“for this year”
をつけて,
“What’s your New Year’s resolution for 2024?”
(2024年の新年の抱負は何ですか。)
“Do you have a New Year’s resolution for this year?”
(今年の新年の抱負はありますか。)
のように表現することも可能です。
―もっと簡単に言える「新年の抱負―
“New Year’s resolution”
“resolution”…レゾリューション…
聞いたことないし覚えられるかなぁ,と思われたアナタ,
じゃあ,これで覚えちゃいましょう。
「レボリューション」
“revolution”(革命,改革)
です。
おそらく聞いたことある単語ではないでしょうか。
「革命,改革って[決意]とは全然違う意味じゃん!」
ってツッコまないでくださいね。
新年の抱負(決意)って,これまでできなかったことに挑戦したり,新たになにかを始めたりするってことですよね。
ほら,自分自身の「改革・革命」じゃないですか!
だから,
“revolution”(改革・革命)から,
“resolution”(決意・抱負)
とおぼえてしまいましょう。
「え?それでも無理があるって?」
では,これはどうでしょう?
“What’s your goal for 2024?”
“What’s your New Year’s goal?”
“goal”はご存知の通り,「目標・目的」等を意味する単語。
“What’s your goal?”
(あなたの目標は何ですか。)
の前に“New Year’s”を付けたり,
後ろに “for 2024”を付けたりすることで,
「新年の」「2024年の」目標となり,「新年の抱負」と同じようなニュアンスで表現することができます。
どうしても,日本語を英語で表現しようとすると
その言葉を英語に訳そうとしてしまいがち。
英語にできない表現や言葉があった場合は,
「その言葉の意味」を考え,「別の知っている言葉にする」
という「クセ」をつけるとよいですよ。
私も,英語での表現に困ることがたくさんあります。
そのたびに,
「もっと語彙力をつけなくちゃ!」
と思うのですが,この「言い換えクセ」をつけることで,かなり楽になりました。
とは言え,私もまだまだ。
今年は,もっともっと勉強するぞー!
これが私の新年の抱負でございます。
ということで,皆様,本年もどうぞよろしくお願いいたします。
あ…
“My New Year’s resolution is to lose weight.”
も,同じく重要課題としてここに宣言いたします(笑)
それでは,See you next week〜♪
英語教材開発・制作者
米国留学から帰国後、幼児・児童英語教師を経て、中学・高校英語、受験英語、時事英語等多岐にわたる指導を行い英語教師経験を積む。また、ホテル勤務での実践英語経験を積んだり、カナダにて現地の子どもたちの英語教育にも携わりながら、CertTEYL(世界での児童英語講師認定コース)の認定を受ける。さらに、青山学院大学でTutoringの研究員としても活動。英語講師養成のeラーニングコースの日本での立ち上げメンバーとなる。「現場での経験を教材に活かしたい!」と、現在は英語教材開発会社にて日々教材開発に勤しむ。高校入試用のリスニングトレーニング教材(塾・学校向け)は累計10万部以上のベストセラーとなる。英語教材開発の傍ら、全国の英語教師への研修なども行う。また、土堂小学校(広島県尾道市)での英語指導や、初の民間校長として一躍時の人となった藤原校長(当時:杉並区立和田中学校)が手掛けた英語コースの指導に2年間携わるなど、英語教育に関する多様な分野で活躍。大の犬好きから、ホリスティックケア・カウンセラーなどペット関連の様々な資格を取得し、ペットライターとしても活動中。