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英語で「お先に失礼します」って???

World Lifeな生活
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Good morning!
木曜の朝は,やっぱりCozyでございます(笑)

愛犬とのアサンポ。
朝,7時前くらいだったでしょうか。

近所の緑道をテクテクと歩いていたんです。
ある施設の裏辺りを歩いていたら,元気で大きな声が聞こえてきました。

『今日休みじゃないの?』
「ああああ!まちがえた。帰るっ!お先に失礼〜!」

どうやら間違えて出勤してきたらしい人の声。

(あらあら…)

と心で同情しつつ,

そういえば,

「こういう場合の「お先に失礼」って,英語では◯◯だよねぁ。」

と思ったんです。

あなたは,この◯◯,何かわかりますか?

―英語で「お先に失礼します」は…?―

現在は,ほとんどテレワークになっている我が職場。

そのため現在は,

「お先に失礼します」

という言葉を使う機会は私自身あまりないのですが,

オフィスに出勤していた頃は,よく使っていました。

この「お先に失礼します」って英語でどう言うのか,気になりますよね?

(先に帰ってすみません)

と,相手に対して気遣う表現の「お先に失礼します」ですが,この言葉を使う時って大きく分けて以下のシチュエーションが考えられると思うのです。

1.他の人よりも先に帰る(一緒に作業しておらず,普通に帰る場合)
2.他の人よりも先に帰る(一緒に作業している仲間より先に帰る場合)

2の場合は,一緒に作業しているので,ついつい

「ごめんなさい,先に帰らせてね」

という申し訳ない気持ちを含めて,

“Excuse me for leaving before you.”
(あなたより前に帰ることをお許しください。)

や,

“Excuse me for leaving first.”
(先に帰ることを許してください。)

のように言う事ができます。

これらは仕事などに限らず,パーティーなどに呼ばれて途中で帰らなければならないときにも使えます。

でも,ちょーっと難しいし硬い感じもします。

言う相手が上司であったり,あまり親しくない人であればいいのですが
同僚や友人たちであれば,もっと簡単にカジュアルに言う方がいいですよね。

そんな場合は,

“Sorry, I’m leaving now.”
“Sorry, I have to go now.”

のように言うことができます。

これに,

“I have a plan with my family tonight.”
(今夜は家族と予定があるんだ。)

のように,「どうして早く帰るのか」という理由を付け加えるとより親切かもしれません。

と,ここまで紹介しておいて A・R・E(アレ)なんですが…

これらはあくまでも

「お先に失礼します」という日本の習慣的な挨拶を(敢えて)英語にした場合の表現なんです。

それはどういうことだと思いますか?

―「お先に失礼します。」って言わない?―

そもそもアメリカなどでは,

「お先に失礼します。」

と「ことわり」を言って帰る,という習慣がありません。

先に紹介したような表現を使う場合は,

基本的に「最後までいることが当然という状況」の場合かと思います。

そんな時は,

“Excuse me for leaving first.”
(すみません,お先に失礼します。)

のように言う事もあるかと思います。

でも,通常は自分の仕事が終われば,

“See you tomorrow!”
(また明日!)
“I’m leaving now.”
(もう帰りますね。[Sorryを付けずに])
“I’m out of here.”
(もう帰るね。)

と帰る,それが普通なんです。

だから,このような普通の超カンタンな挨拶でOKなんですね。

この後に

“Take care!”
(気をつけてね。)
“Have a good night!”
(良い夜を!)

のような言葉をつけると,よりネイティブ感が出て◎でございますよ。

と,えらそうに話している私でございますが,私,昔,こんな経験をしたことがありました。

私はアメリカ時代,とあるボランティア活動をしていました。

週1くらいのペースで活動していたのですが,ある日,ちょっと早めに帰らなければならない予定があったんです。

でも,そこはチキンな私…

(今日はお先に失礼させていただきます。)

なんて,なかなか言い出せなかったんです。

バックヤードの整理をしながら,

(ああ,今帰るって言うと顰蹙買っちゃうかな。言いづらいなぁ。)

って思っていたんですね。

でも時間は迫ってくる。

思い切って申し訳なさそうに,

“Sorry, I have to go because…”

と,「ごめん,今日は帰るね,だって…」

と,理由を言おうとしたら

“Oh, OK. See you next time, Cozy! Drive home safe!”
(あ,了解。また次回ね,コージー。運転気をつけて帰ってね!)

と,笑顔でいともあっさり…。

「えええ!それで良かったの?」

と自分も拍子抜け。

ウジウジ考えていた自分がバカみたい。

そこまで気にしなくても,

“OK, I have to go now.”

でよかったんです。

なんとも独り相撲のような気苦労をした自分でした。

みなさんも,このような無駄な気苦労をしないよう

もしも今後,英語ネイティブよりも先に帰るような機会があったら,

“I’m leaving now. Have a good night!”

と笑顔で言ってみましょう。

きっとみなさん,

“See you later!”(またね。)

のように言ってくれると思いますよ。

―もう一つの「お先に」―

「お先に失礼します」は,自分が先に帰るときの表現ですが,

「お先にどうぞ。」というと,相手を先に通してあげる言い方ですよね。

この言い方も一緒に覚えちゃいましょう。

よく知られているのが,

“After you.”

これは, “I’ll go after you.”(私はあなたの後で行きます。)の略で,知っている方,聞いたことのある方も多いと思います。

「あなたの後で」= お先にどうぞ。

簡単で覚えやすいですよね。

もう一つ,

“You go first.”

があります。

読んで時のごとく

「あなたが先に行ってください。」となり,「お先にどうぞ」という意味になります。

アメリカではこの2つはよく聞きましたが “After you.”のほうがちょっと丁寧な気がします。

これらの表現を使う際は,手をそっと出して

“After you.”
“You go first.”

と優しく言うと,とてもステキな大人という感じがしますよ。

もしもエレベーター等で,英語で話している人と一緒になったときがあればチャンス!

“After you.”と言ってみてください。

きっと,

“Oh, thank you.”

と言われることでしょう。

もし,

「あ,ありがとうございまーす!」

と言われたら,心の中で

“You’re welcome.”とつぶやき,「よくやった自分!」と慰めましょう(笑)。

さてさて,

いつも言っていることで恐縮ですが,

「[お先に][失礼します]って英語でどう言うんだろう?」

のように,私たちは日本語そのままを英語にしがち。

でも,今回のように

「これは日本の習慣っぽいな。じゃあ,英語ではこう言ってみたらどうだろう?」

と一度立ち止まって考え,自分の知っている範囲で

“I have to go now.”
“I’m leaving.”
“I’m going.” etc.

のように言ってみると,意外と通じるものです。

そのためには,このように「知る」ということがとても大切。

言葉だけではなく,その国の文化や習慣,そして日本のことも「知る」ことが大切。

ということで,これからも少しでお役に立てる内容を発信できたらと思っております。

それではまた来週〜♪

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