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ダンボールってまさか英語?

World Lifeな生活
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今年は能登地震で年が明けました。被災者数の人口比では最大の震災だといいます。
他人事ではありません。寒さに震える姿に、自分ならどうだろうと何度も思いました。

考えているうちに、実際に段ボールで寝てみようかと。そして市内に一つ段ボール工場を見つけ、ワケを言い大判の段ボールありませんかと訊いたんです。そしたら「2,3日内にお見えください」とのこと。

(見本があるのかなあ?)と思いながら、気になりだしたのが「段ボール」の英語…

英語で、梱包や荷ほどきしたことはありませんw で調べたら意外なことが分かったんです。

まず念の為「ダンボール」は日英ちゃんぽん。「段」状の「ボール紙」との意味でしょう。ただ「ボール」はball🥎ではなく、日本人の耳にboard(板紙) が「ボール」と聞えたのかも。確かに「ボード」より「ボール」の方が実際のboardの発音に近そうですね。

次にダンボールの英訳はcorrugated cardboard(コラゲイテッドゥ カードゥボードゥ)などが見つかりました。

corrugated cardboard とはcorrugate「された」カード用の硬いボード紙…でしょうね。

さて今度はcorrugatedはどんな語源だろう?とマニアックに気になりだしちゃいました。それについ夢中になっちゃって…

今日はDNA「REUE」「レウエ」<砕く、裂く>関連する英単語は corrugate, rag, ruin, roughなどを。

初めに段ボール(corrugated cardboard)のcorrugate( コラゲイトゥ) をDNA分析します。.

cor(⇐com強調)+rugate (皺や波をつける⇐ 表面を壊す⇐REUE砕く、裂く)

となりそう。

確かに段ボールの断面を覗くと、2枚の板紙の間に挟まれた紙が波打ってますよね。

(ちなみにコルゲート(Colgate)という米製の歯磨きは綴りは別で無関係。念の為)

cor(⇐com強調)+rugate(皺や波をつける⇐ 表面を壊す⇐REUE砕く、裂く)
👉corrugated cardboard(段ボール)

以下、DNA繋がりの英単語を上げます。少し発音と綴りが変化していきます。
REUE(打ち砕く、裂く)→ぼろ(布)、切れ端rag「ラッグ」
砕いたり裂いたりしてボロになったわけですね。

例えば
I’m in rags.ボロを着ている。 これはオシャレした人のおふざけのセリフかも。
REUE(打ち砕く、裂く)→ぼろ(布)、切れ端rag「ラッグ」

REUE(打ち砕く、裂く)→(布切れ<)rug「床の一部の敷物、ラグ」
今度はボロにせず裂いて布切れに。それが敷物になったみたいです。

ただし床の敷物なら、すぐ思い浮かぶのはカーペットかも。carpetは床を広く覆いrugは床の一部の感じみたい。

例えば
a carpet of flowers 辺り一面の花々…敷き詰められた様子が目に浮かびそう。
(ちなみにラグビーは無関係。ラグビーの名は発祥の地(Rugby)から。Rugの部分は古い英語でRock(岩)と言う説があり。-byは「町」)
REUE(打ち砕く、裂く)→(布切れ<)rug「床の一部の敷物、ラグ」

REUE(打ち砕く、裂く)→ 滅ぼす、ダメにする、ruin「ルーイン」
砕かれ裂かれたら台無しですよねw

The storm ruined the picnic.
(嵐でピクニックが散々だった)

the ruins of Rome「ローマの遺跡」だと「遺跡」と言う意味の名詞になります

REUE(打ち砕く、裂く)→ 滅ぼす、ダメにする、ruin 「ルーイン」

REUE(打ち砕く、裂く)→(粗く洗練されていない⇒) 粗野な、無骨な rough 「ラフ」

紙とか板でも砕きたて裂きたて。まだ磨いたりヤスリもかけてないということかも。
ちょっと細かいですが「ラフ」のㇷは下唇を軽く噛むの音です。

さてこのroughは rude「ルードゥ(無礼な)」と少し意味が似ています。rudeは「わざと無礼な」感じかも。

She was surprised at his rough manners.
(彼女は彼の粗野な作法に驚いた)
She was hurt by his rude manners.
(彼女は彼の無礼な作法に傷ついた)

またゴルフの「ラフ」はコースの(雑草が生えたままの)荒れた所と言う意味。
さてあなたは次の会話表現が分かりますか?

The population of the town is roughly 100,000(ワンハンドゥレッドゥさウザンドゥ).
ここでは「ざっと、大雑把に」と言う意味。👉
(町の人口はざっと10万)
の意味ですね。

roughlyの同意語はabout「アバウト」やapproximately「アプロクスィミットゥリ」

REUE(打ち砕く、裂く)→ (粗く洗練されていない⇒) 粗野な、無骨な rough「ラフ」

さて今回は、段ボールからDNAREUEに、さらに意外な繋がりが辿れました。

こんな風に英語が楽しめる日常が続くと良いですね。

最後に数日後段ボール工場を訪問したらどうだったかです。
案の定、畳2畳位の大判段ボールを2枚くださいました。そこで用意しておいたミカンを差し上げ「もしもの時は助けてください」と言い残しました。向こうは冗談ととったかもw

被災地の報道に接しても何もできず申し訳なく感じている人も多いのではないでしょうか。
私もそう。なのでこのミカンを、自分のできるせめてもの寄付だと思うことにしました。

実際に段ボールを布団の下に敷いて寝てみたら予想以上の暖かさでした。
被災地にも少しでも穏やかな春が訪れますように。

See you again!
Jiro

<英語版>
知ってる内容を英語ルートで理解する。
洋画で字幕を読んで英語を聞くように。
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英語版はこちらから☆

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