【World Life】とは?
スポンサーリンク

覚えておきたい「トイレ」の言い方

World Lifeな生活
この記事は約6分で読めます。

私たちの生活に欠かせないものって何でしょう?

車?
知識?
それともお金?

もちろんどれも大切ですよね。

でも,生きていく上で必要なものと言えば…

そう,水や食べ物。
それらと同じくらい大切なのが

「トイレ」。

これを英語でどう言うか,あなたはわかりますか?

― “toilet”って通じない?―

私たちは「トイレ」というと,

家の中,駅などの公共の場所,レストランなどの飲食店,はたまたビルやショッピングモールなどにあるトイレを

全て「トイレ」
と呼びますよね。

でも英語ではちょーっと違うんです。

今回は,ちょっとした「トイレの呼び方」を覚えておきましょう。

まず,私たちがよく使っている「トイレ。」

英語では,

“toilet” と書きますよね。

たま〜に,

「英語では “toilet”って言っても通じないよ。」

というのを聞いたことはありませんか。

結論としては,「通じます。」
でも,英語圏の国によってはそのイメージが異なるんですね。

例えば,イギリス。

イギリスでは,

“Where is the toilet?”
(トイレはどこですか?)

と言っても普通に通じます。

私たち日本人が持つ「トイレ」のイメージと同じ感じで通じます。

アメリカやカナダなどの国でも,

“Where’s the toilet?”

と言っても「通じることは通じる」と思います。
でも,「トイレ」というよりも「便器」のようなイメージで捉えられてしまう可能性大。

街中で,外国の方に日本語で,

「すみません。便器はどこですか?」

って訊かれたとしても,

(あ,トイレのことだな。)

って分かるじゃないですか。
そんな感じです。

でもホームセンターで訊かれたら「売り物の便器」のことなのか,「本当のトイレ」のことなのかわからないですね(笑)

そんな時は,

“You mean the “ restroom”?
(トイレのことですか?)

と聞いてみましょう。

あ,でもこの “restroom”という単語,

イギリスではトイレとしての意味はなく,文字通り「休憩室」のような意味合いになるそうなので,お気をつけを。

―じゃあ,アメリカでは何と言うの?―

トイレには様々な言い方があります。

アメリカでは大きく分けて

“bathroom”(家庭にあるトイレ)
“restroom”(レストランや公共の場所にあるトイレ)

が一般的に使われている印象です。

他にも公共の場などでは,

“men’s room”(男性用トイレ)
“ladies” room”(女性用トイレ)

と表示されている場合がありますが,現在は

“gender-neutral”(ジェンダーニュートラル)
“all gender”(オール・ジェンダー)
“whichever” “whatever”(どちらでも)
“inclusive”(制限のない)

のような,性別に関係なく利用できるトイレも増えているそう。

考えてみたら,日本の「多目的トイレ」も誰でも使えますものね。

でも「多目的」って…。

今では,「バリアフリートイレ」という言い方に変わりつつあるようですね。

― “bathroom”って―

“bathroom”は,基本的に家庭内にあるトイレを指すことが多い表現。

これは,お風呂(シャワー等)と同じ部屋にトイレ機能も備わっていることから
「トイレ」として使われる様になった言葉。

外出先などでは, “restroom” を使うことが多いアメリカですが,

“Excuse me. May I ask you where the bathroom is?”
(すみませ。トイレはどこですか。)

のように,“bathroom” を使う人も結構います。

なんだか,ショッピングモールなどでトイレを聞くのに

“bathroom”って言うのって,私たちからしたら不思議な感覚ですね。

イギリスでも “bathroom”はトイレを指すことができるそうなのですが,アメリカとはちがって,「家の中のトイレ」という意味合いが強いので,外にあるトイレには使わないそう。

また,アメリカや(特に)カナダでは, “washroom”という言葉も使われているそうですよ。

日本でも「お手洗い」って言うことがあるので,そんな感じかもしれませんね。

― “lavatory”って聞いたことある?―

数年前,ANA系列の飛行機に乗っていたときのこと。

ANAの機内安全ビデオの英語音声は,私の友人がナレーションをしているので
よく知った声でいつも安心して見ていました。

でも,その時乗ったのはANA系列

おしゃれな音楽会をテーマにしたその機内安全ビデオ,

「お,おもしろい設定だな」と見ていたら,主役?の方が
な,なんと近所の人だったんです!

いつも愛犬散歩で出会うその方,さっきも会ったのに飛行機の中でまた会うなんて!

とびっくり。

そこで紹介されていたのが,

“Aviation Law prohibits smoking in lavatories.”
(航空法では,トイレ内の喫煙は禁止されています)

との案内。

このように,私たちにとって身近な “lavatory” って

「飛行機の中のトイレ」

だと思うんです。

基本的には「公共の場所にあるトイレの丁寧な表現」とのことなのですが,もっともよく目にするのは,飛行機の機内トイレかもしれません。

ちなみに,飛行機内のトイレ表示で

“Vacant”
“Occupied”

と書いてあるのを見たことはありますか。

これ, “Vacant”は「空き」, “Occupied”は「使用中」という意味になりますので
覚えておくと便利ですよ。

昔,生徒たちを連れてアメリカへ行った時,生徒が

「先生〜,トイレがずっと[オキュピー]なんだけど」

と言ってきたことがあるのですが,

これは

「オキュパイド」

と読みますの。

よろしくお願いしますw

あ,最後にトイレといえば

“W.C.”って言いますよね。

“Water Closet”の略だそうですが,これは「アメリカでは」ほとんど使われません。

すごく古い表現に感じるんですって。

だから言われても,理解できないネイティブもいるんだとか。

おそらく,日本で言えば

「厠(かわや)」

って感じなのですかね?

「すみません,厠はどこですか?」

って訊かれたら,わからない人もいるかもしれません。

でも,ドイツでは「WC(ヴェーツェ―)」というそう。

言葉って国によっていろいろと使われ方があるんですね。

面白いです!

ということで,

それでは,また来週〜♬

タイトルとURLをコピーしました