突然胃腸炎になりました。
今回あなたにお伝えしたいのは、胃腸炎のラッキーな副産物です。
それは語源。(「制限食」は「ダイエット」のはず。さてこの語源は?.)とか気になって調べだしちゃったんです。そしたら有難いことに、食事制限などほとんど忘れそうに…
さてdietの祖先であるDNAはDIU「ディウ」今回のDNAの意味は<輝く・空・太陽・日>です。広いけど関連した意味のようです。
そのDNAの広い意味の中で、今回は「日」の意味を隠し持つ単語を取り上げます。後でお話するように、dietにも「日」の意味が入っているんですよ。
次の英単語です。綴りは多少変化しています。
díary(ダイアリ)「日ごとに書く」⇒日記
díal(ダイアル)「日中変化するもの」⇒(日)時計の文字盤、目盛り
dínner「一日の主要な食事」⇒ディナー、正餐、夕食。動詞は dine(ダイン) 「一日の食事をとる、dinner(主要な食事)をとる」
díet(ダイエット)名 「一日の食事や集会」⇒ 規定の食事、ダイエット、議会
He is on a diet.
(彼はダイエット中だ)
He is on a (full/clear) liquid diet.
(彼は水分と消化の良いモノだけ食べる)
これ胃腸炎用かもw。
liquid(リクゥイッド)「水分」。
一番有名な「ダイエット」の元々の意味は、「日ごとの、一定の食事」でした。そこから制限のついた既定の食事、ダイエットという風に広がったみたい。
このようにDNAが分かると、日本の国会がDietというワケが腑に落ちますよね。
díary「日ごとに書く」⇒日記
díal「一日中変化するもの」⇒時計の文字盤、目盛り
díet「一日の食事・一日の集会」⇒ 規定の食事、ダイエット、議会
dínner「一日の主要な食事⇒ディナー、正餐、夕食」動詞は dine(ダイン)
さてここでDNA分析での音の重要さを再確認です。ここでお話している西欧の多くの言語に共通なDNAは、約9000年前のお話。多分文字はまだない頃。すると綴りより音・発音が大事ですよね。
diaryーdialーdietーdine…
みな「ダイ、ダイ、ダイ、ダイ…」と似た発音 ⇐ DNAが共通だから…というわけ。
ただ念の為ですが「ダイ…」なら全部このDNA…とは限りません。例えば「死ぬ」のdie「ダイ」。これはただの偶然の一致。
<D族に近いJ族?>
さて、ここまでは言わば「D族」。diaryーdialーdietーdineと皆dから始まっています。ところが同じDIUのDNAを持つ子孫はd族だけではありません。jで始まる「J族」も。
jóurney 「一日進む」⇒旅、旅行。
jóurnal 「日ごとに書かれ出される」⇒新聞、雑誌、日誌
journeyとjournal、2語ともjで始まります。dとjでは綴りを見ると全然別。でも大事なのは発音。ゆっくり口に出してみると分かりやすいのですが「d (ドゥ)」と「j (ジュ)」って発音が似ている感じ。これは DNAが共通だからですね。
jóurney「一日進む」⇒旅、旅行。
jóurnal「毎日書かれる」⇒新聞、雑誌、日誌
また念の為。jが先頭にある単語がいつも、このDNA…とは限りません。例えばjust「ジャスト」。これは偶然の一致。
<意外な薬>
さて今回も馴染みの単語に意外な繋がりが見つけられ、私はわくわくしました。身体の不調もどこかに飛んで行ったみたい?!あなたはいかがでしたか?
引き続き楽しく英語が学んでいけると良いですね。
See you next time!
Jiro
<英語版>
知ってる内容を英語ルートで理解する。洋画で字幕を読んで英語を聞くように。
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私立学校に英語教師として勤務中、40代半ばに差し掛かったころ、荒れたクラスを立て直す策として、生徒に公言して英検1級に挑戦することを思い立つ。同様の挑戦を繰り返し、退職までに英検一級(検定連合会長賞)、TOEIC満点、国連英検SA級、フランス語一級、スペイン語一級(文科大臣賞)、ドイツ語一級、放送大学大学院修士号などの成果を得る。
アメリカで生徒への対応法を学ぶ為に研修(地銀の助成金)。最新の心理学に触れた。4都県での全発表、勤務校での教員への研修を英語で行う。現在も特別選抜クラスの授業を全て英語で行っている。「どうやって単語を覚えればいいですか?」という良くある質問に答える為、印欧祖語からの派生に基づく「生徒には見せたくない語源英単語集」を執筆中。完成間近。常日頃洋書の読破で様々な思考にふれているが、そうして得た発想の一つを生かして書いた論文がコロナ対策論文として最近入賞。賞品の牛肉に舌鼓をうっている。元英検面接委員