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tastyは「美味しくない」?

World Lifeな生活
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河原に腰をかけ、リュックサックから「ラーメン弁当」を取りだします。丼、麵、熱湯入りポット等を平石の上に。スープの素を取りだそうとしたら(あれ?)リュックを裏返しても(ないぞ)。やらかしました。家に忘れてきたのです。

(やれやれ、お湯だけでどんな味かな What will it taste like?) と思った途端、tasty(テイスティ)という単語が頭に浮かび思わずニヤリ。

家から遠くない500m程の山頂近くから流れ下る河原。お湯ラーメンを前に一人笑いしたのは、米国留学時代、ホストファザーとtasty(テイスティ「美味しい」)の単語で笑い合った情景を思い出したから。

ある日、ホストファミリーに昼食に呼ばれた時、冗談好きなHost Fatherが言いました。

ーーーーーーーーー
Host F:
“Tasty” normally means having good taste or yummy,
(「tasty」は普通は『美味しい』意味。)
but “Tasty” comes from “Taste-y”, literally meaning “related to taste ,or just any taste.”
(でも「tasty」は、「taste(味)+y(~の)」とだけ。これ『味の』が文字通りの意味。)
So it could mean either bad taste or good taste, if we so choose.

(だからふざけて『まずい(味の)』の意味でも使える。)
ーーーーーーーー

少し繰り返しになりますが、Host Father.は、tastyという単語の「美味しい」の意味はただの習慣。綴りをよく見れば taste- y 「味の」

だから良い味でも悪い味でも、ああこれはtastyだ、と言える…という内容を言ったのです。

その後、テーブル上の料理について「Tasty(美味しい/まずい)!、Tasty(美味しい/まずい)!」と言い合い、実に盛り上がったこと!楽しさを50年後覚えている程です。

さてあなたも同じように、このネタで英会話を楽しめるかも。

yがついている形容詞なら結構いけそう。

例えばhearty「ハーティ(心のこもった、暖かい)」等

今回の論法ならheart-yは文字通りの意味は「心-の」。普通は「(暖かい)心の」の意味ですが「(冷たい)心の」で使うジョークができそう。

They gave me a HEARTY welcome, though the heart was cold.
(彼らは私を心を込めて迎えてくれた。ただこもったココロは冷たかったが)

とか…

相手が笑わなかった場合。説明は必要かも。

念の為、2重の意味のでき方をまとめると

◯tasty「美味しい」
👉 taste + y の意味:味の
👉 美味しい/まずい

◯hearty「心のこもった」
👉heart + y の意味:心の
👉「暖かい心のこもった」や「冷たい心の・冷淡な」

またbrainy(ブレイニー)は普通「とても頭が良い」意味ですが、brain+ -y「脳の」の意味が本来。同じように”Brainy! で「(良い脳の/悪い脳の=賢い/バカ)”と笑おうと思えば笑えます。

◯brainy「とても頭が良い」
👉 brain+ -y の意味:脳の
👉 賢い/バカ

<笑えなければ…>

念の為ですが。こういう単語は辞書に反対の意味が載っているという話ではありません。またどんな単語でも逆の意味で使えるという話でも勿論ありません

名詞+形容詞語尾の成り立ちを持つ単語で遊べる場合もある、と言うお話です。

それから万が一ですよ。今回万が一あなたが分かりにくいとしたら、 tastyを「美味しい」の訳と置き換えているだけが理由かも。それではジョークの面白味が伝わりにくいはず。

ジョークの面白味は、tasty taste + yと直接理解することから生まれます。

英語の直接的な理解については、こちらをご覧ください→「私がTEDで話した英語直読の効用」

とにかく楽しく英語を学び続けられるといいですね。

See you next time!
Jiro

追記:
その他に windy(風の強い), rainy(雨降りの)、cloudy(曇りの)等がありそうです。

 

<英語版>
知ってる内容を英語ルートで理解する。洋画で字幕を読んで英語を聞くように。
↓ ↓ ↓
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