【World Life】とは?
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ボン・ジョヴィが始めた新しい挑戦…知ってました?

World Lifeな生活
この記事は約8分で読めます。
おはようございます。

木曜日のCozyです!

“It’s my life.”

と聞くと,あなたは何を思い浮かべますか?

直訳すると

「私の人生だ」

ですが,私は,世界のロックスター,ボン・ジョヴィの名曲がすぐに頭に浮かんでくるんです。

♫イッツ・マイ・ラァ〜〜〜イフ♫

とよくTVなどでも流れてくる名曲です。

実は,そのボン・ジョヴィ,今まさに彼は

“It’s my life”

の道を歩んでいるんです。

それはどういうことでしょう。

あなたは,彼が今,何をしているか知っていますか?

―ボン・ジョビが現在,取り組んでいること―

私が15歳の頃に “Run Away”で知ったボン・ジョヴィ。

それからは私の青春の場面には必ず彼らの曲があったように思います。

進路に悩んでいた頃に聞いた

“Livin’ On a Prayer”

アメリカにいた頃,車のラジオで流れていた

“Bad Medicine”

そして,2000年代に入ってからの最大のヒット曲,

“It’s My Life”

パワフルなのに親しみやすい曲,それがボン・ジョヴィって感じで好きなんですよね。

まさにロック界のレジェンドです。

そんな彼は現在63歳。

もちろん今も音楽を続けていますが,

もう一つ,あることもしているんです。

それは,

「慈善活動」。

一言で慈善活動とは言っても,いろいろとありますよね。

現在,彼はレストラン運営をしているんです。

その名も,

“JBJ Soul Kitchen”

つまり,

「ジョン・ボン・ジョヴィ 魂のキッチン」

で,アメリカのニュージャージー州に4店舗を運営しています。

「へぇ,世界的なロックスターがレストラン経営なんて,かなり儲かってるんだろうな」

って思いませんか。

でも違うんです。

実はこのレストラン,いわゆる普通のレストランではないんです。

―何が違うの?―

普通,レストランといえば

「飲食をしたものとそのサービスに対しての『対価』」

を支払いますよね。

でも,この “JBJ Soul Kitchen”は,

「支払う能力があるかどうかに関係なく」

誰でも歓迎されるレストランなんです。

この世界的な物価高の中,生活に余裕のない人々,ホームレスの人々,事情があって収入のない人々,そして,特に生活には困っていない人々…

だれでもこのレストランを利用することができるのです。

それはどういうことなのでしょうか。

ジョン・ボン・ジョヴィには,高校時代から付き合っている配偶者,ドロシアさんがいます。

そのドロシアさんが中心となって運営しているのが,このレストラン。

そして,このレストランの運営モデルは,

来店客は 20ドルまたは30ドルの寄付(目安) で支払うか,または 自分の時間を提供する(働いて支払う) こと。

つまり,

お金に余裕のない人たちは,

「店の掃除をしたり,皿洗いをしたりして『自分の時間』を店や他のお客のために提供」し,

支払うことのできる人は,

「目安の金額を支払って,運営をサポートする」,

というものなのです。

なんと,ボン・ジョヴィ自身もたびたびこの店を訪れては,

掃除や皿を洗ったり,草むしりをしたりしているんです。

 

そんなボン・ジョヴィは,インタビューの中でこんなことを言っています。

“After I retired, it took this in.”
(私は引退後,これに取り組んだんだ)0:00頃

“I thought, what would differentiate me?”
(私は考えたんだ―何が自分を差別化できるのか?と)0:06頃

“And I thought we needed to be more philanthropic than anyone.”
(そして私は思ったのです──私たちは誰よりも慈善的である必要がある,と。)0:09頃

「引退したあとで,これに取り組んだんだ」

と彼は言っていますが,実は正式に引退を宣言したわけではありません。

ここでの“retired”は,おそらく

「音楽活動を少し控えていた時期に」

といったニュアンスなのだと思います。

「音楽を中心」に活動していた時よりも

ちょっとだけ音楽活動を控えていた時に,彼自身が第2の人生を考えたときに発した言葉だと考えられます。

彼にとってこの活動は,単なる副業や慈善事業ではなく,

「人生の新たな本気のステージ」

だったということかもしれませんね。

まさに

“It’s My Life”

です。

私は,もともとボン・ジョヴィが大好きでしたが,

彼のこの活動を知ってから,ますますファンになりました。

特に

“It’s My Life”

の曲に。

でも,他のインタビューで

JBJ Soul Kitchenというレストランを,自分の曲で表すとしたら?」

という問いに,ボン・ジョヴィは

“Who says you can’t go home?”
(邦題:フー・セズ・ユー・キャント・ゴー・ホーム/帰る場所はここにある)

と答えてるんですよね(笑)

確かに!

でも私は

♫イッツ・マイ・ラァ〜〜〜イフ♫

が好きです。

最後に,インタビューの内容をのせておきますね。

内容を頭に入れて,動画を見てもいいし
動画を見てから,その意味を見ても大丈夫。

あなたは,引退後,どんなことをしたいですか?

“It’s Your Life ―after retirement, too.”
(それはあなたの人生―引退後も)

それでは,

また来週〜♫

 

<インタビュー内容>


“After I retired, it took this in.”
(引退したあと,私はこの取り組みを始めました。)

“It’s just for the lazy man. ”
(これは怠け者のためだけのものじゃありません。)
(※この文は 否定の意味ではなく “単に怠け者向けの活動ではない” というニュアンスを含む表現)

“I thought, what would differentiate me? ”
(私は考えました──何が自分を差別化できるのか?)

“And I thought we needed to be more philanthropic than anyone. ”
(そして私は思ったのです──私たちは誰よりも慈善的である必要がある,と。)

“When I met with Sister Mary, I wasn’t being a wise guy, but I said, what would it cost to refurbish one row home? ”
(シスター・メアリーに会ったとき,ふざけたわけではありませんが,私はこう言いました──「1軒の連棟住宅(row home)を改修するのにいくらかかりますか?」と。)

“She told us, I said, I’m really inclined to talk to you about the block. ”
(彼女が金額を教えてくれたあと,私は言いました──「実は,その1軒ではなく,この区画(block)全体について話したいんです」と。)

“She chuckled and I said, it’s not about money. ”
(彼女は思わず笑いました。私は言いました──「これはお金の問題ではありません」と。)

“It was about if we can bring back a street, we bring back a neighborhood. ”
(それはこういうことなんです──通りをよみがえらせることができれば,地域をよみがえらせることができる。)

“A neighborhood brings back perhaps the town. ”
(地域がよみがえれば,おそらく街全体をよみがえらせることができる。)

“He’s a rockstar. A legend. But here, Jon Bon Jovi wears a different crown — humility and kindness. ”
(彼はロックスター。伝説的存在。しかしここでは,ジョン・ボン・ジョヴィは別の王冠を身に着けています──「謙虚さ」と「優しさ」です。)

“At Jon Bon Jovi’s Soul Kitchen, fame fades into the background. ”
(ジョン・ボン・ジョヴィの“ソウル・キッチン”では,名声は背景へと溶けていきます。)

“What remains? ”
(何が残るのか?)

“A man who believes no act of love is too small – not even washing dishes. ”
(「どんな小さな愛の行いも,決して小さすぎることはない」と信じる男──皿洗いでさえ。)

“At his Soul Kitchen, meals are served with no price tags – only love. ”
(彼のソウル・キッチンでは,料理には値札はありません──あるのは“愛”だけです。)

“Here, the homeless, the struggling, the unseen… become family. ”
(ここでは,ホームレスの人々,困難を抱える人々,社会から見えなくなっていた人々が「家族」になります。)

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