【World Life】とは?
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恐怖の酒臭いアメリカの歯医者

World Lifeな生活
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40数年前留学先の米国のWisconsin Eau-Clairは「リスとスカンクのNo man’s land」と地元民が自称する片田舎。

ところが渡航前、米国というだけで医療費が高いぞ~と何度も脅かされたんです。

なので、歯の治療はばっちり済ませ、虫歯ゼロで出かける予定でした。

ところがです。直前になって虫歯が痛み、応急処置だけで出発する羽目に。

アメリカに着いても内心気が気ではありません。

それについては→「留学初日大笑いされた私の一言」

「今に痛くなる~」と思ってたら、痛くなりましたw

<これ診断名?>

大学近くの歯医者さんは住宅街に。しかも普通の家の感じ。診察室も書斎風。

歯医者さんは男性のアメリカ人。
診察が始まって距離が近くなると、何だかプ~ンと。(昼食にワイン?)

(ほろ酔で手元は大丈夫?)とさらに緊張。

いろいろ事前にあって、”Root canal, root canal”と繰り返されたんです。

こっちはワケが分かりません。(Rootって根?Canalは運河?根っこに運河を建設?)は少し大げさですが、ワケが分からないことは変わりません。

さてしばらく口はあけっぱなし、緊張感とワインの甘い香りが漂う中での治療でしたw。

その日の請求は当時多分5,60ドルぐらい。もっと高額でなくホッとしたことを覚えています。New Yorkだったら全く別だったのでしょうか?

2回目に行ったら「今日はリラックスしているね。前回はとてもナーバスに見えたよ」と言われました。事実ナーバスでしたw。

<意外だったモノは?>

治療が全て終わってみると、正直少し拍子抜け。

アメリカで歯医者に行くのは初の経験。でも緊張の割にほぼ日本と同じような。

機材・器具、診察室の雰囲気、予約からの流れの大筋は似た感じ。

違いは、家っぽいオフィス、ゼロ保険に酒の臭いだけw.

意外なもの≒ゼロ。意外なものがなかったのが意外、とでも言うしかありませんw

なぜ割と似てたのかと今回改めて考えて、頭に浮かんだトルストイの超有名な言葉。

「幸福な家庭はどれも似ている。千差万別なのは不幸な家庭だ」

なるほどお金があると買うモノとか似るかも。高級家電や家具、外車…リッチになればなるほど確かに似てきそう。(想像できませんw)

家庭に限らないかな、と少しもじってみました。

「幸福な国はどこも似ている。千差万別なのは不幸な国だ」

当時、アメリカの地方と日本の生活レベルが近かったのかも。アメリカの住宅街の歯医者さんが、日本人の私にフツウ~に見えたのもそのせいだったのかも。

現代日本の歯科医院にワープ。最近の治療法。口の中をスキャナで撮り米国に転送。すると被せモノがもう数日で手元に…。こういうのが今は普通の感じだと知り驚きました。

アメリカに送るくらいだから、日米の歯の治療は一層似てくるのでしょうか。体験したいわけではありませんがw

それはともかく、歯に限らず現地で色々確かめられる時が早く来ますように。

See you later,
Jiro

 

追伸
トルストイの原文(英訳)
Happy families are all alike; every unhappy family is unhappy in its own way.
(; は前後関係に対比や理由などの意味をそれとなく持たせる時に使われる)

(ややマニアック)
Root canal treatment is a dental procedure used to treat infection at the centre of a tooth. Root canal treatment is not painful and can save a tooth that might otherwise have to be removed completely.
(拙訳)炎症や感染を起こした歯髄のための治療手法で、痛んだ歯髄を除去して根管を入念に消毒し、将来的な感染を防ぐため根管に詰め物をする治療法。

<動画での説明>
Root Canal Treatment, Step by Step.
https://winnetkaendodontics.com/procedures/root-canal-treatment/

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