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その英語、ローマ字読みじゃない?!

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Hey! Guys! Swatchです。

今回は、日本人の英語の発音と聞き取りについて考えてみましょう。

そんなに難しい話ではありません。Swatchが英語を習い始めたのは、中学生の頃になりますが、その頃は、英語は読み、書き中心の勉強法が推奨されていました。そんな時代で、Swatch 少年は、発音が良いと言われていました。

英語の成績は良くありませんでしたが、英語の発音身は、少し自信があった。そうなると、クラスでも英語の実力を認められていたのではと思いますが、実際は全く逆でした。英語の成績の悪い学生が、良い発音である訳がない。Swatchの英語の発音は、下品な発音だと言われたのです。

<下品な英語ね>

アメリカの英語を耳にしたのは、ある試写会でのことでした。中学生の頃だったと思いますが、Barbra Streisand (バーブラ・ストライサンド)主演の“Funny Girl”の試写会に応募し、当選して映画を見た時でした。字幕を追うだけで精いっぱいでした。

バーブラのユダヤ鼻が強調された横顔のポスターも、美人の基準に会っていないし、綺麗な映画ではなかったのですが、英語の台詞の早さに驚きました。

もう一つ驚いたことは、台詞は本当に早口で分からないけれど、バーブラが歌うバラードは、スーッと英語が耳に入ってきたことを思い出します。“Funny, oh, funny girl ”“People who need people”とか、ロマンチックな恋の歌のフレーズが聞き取れたのです。

映画が終わった時に、なぜか耳に「ワナ」とか「ゴナ」とかいう音が残っていました。あなたもお分かりのように“I’m going to ”“I want to”の発音が耳に残っていたのです。「そうなんだ。英語はそうやって発音するんだ」と初めて知ったのでした。

クラスで早速真似をして発音していると、英語の先生に咎めらえました。「それは下品な英語なんだ」。正しくは「アイム・ゴウイング・トゥー」と発音するんだと、非常に丁寧に教えていただきました。()

純真なクラスメートの少年、少女たちは、Swatchに向かって言いました。「下品な英語ね」納得のいかないまま、何十年も流れて、六本木にある防衛省で英語通訳の訓練をしているときに、教官から言われました。「君の英語は正確じゃないんだ。崩れているんだ!」、沈黙。

もしかしたら、「ワナ、ゴナ」は今でも、下品な英語なのでしょうか。()

<ローマ字は、英語なの>

英語の発音について、結論を言ってしまえば、会話では、“going to ”“want to”は、「ゴウイング・トゥーとかワント・トゥー」といった発音は絶対にしません。「ワナとゴナ」が普通です。

その発音が下品でも、崩れている訳でもありません。そういった考えが、数十年前に、英語で仕事をする人(通訳)でも、持っていたのです。日本人の英語に関する勘違いは、奥が深く、昔も今もあまり変わっていない感じがします。

その間違いや勘違いの中で、特に有害なことが、英語をローマ字で読んで覚えるということです。

ローマ字読みした英語は、まず、伝わりません。それを、正しい発音と思って覚え、使ってしまうことが、英語挫折への一歩です。大人になって英語を始めるには、その同じ間違いをしないことが、英語習得のコツになります。

例えば、私の友人の陸軍大佐の妻は日本人で、名を恵美と言いました。ローマ字で綴ると“Emi”です。その奥様は社交的で、宝石に関する仕事で名刺を作っていました。“Emi”と印刷されていました。ほとんどのアメリカ人が「えみ」とは発音せず、「イーミ―、エイミー」などと発音されたそうです。日本人が考えるローマ字のようには、発音されないのです。逆に、ローマ字読みで発音したら、アメリカ人には伝わらないということです。

アメリカへ行って、スタバに立ち寄り、カフェラテを頼む時、名前を聞かれます。その時に、自はヒロだとして、「ヒロ、H-I-R-O」と答えます。するとHiro”が「ハイロ―」などと呼ばれたりします。ローマ字は、英語ではありません。もし、ヒロと呼んでもらいたいなら“H-E-R-O”(英雄)とつげると、「ヒーロー」と呼んでもらえるかもしれません。「ハイロ―」より、分かりやすいですよね。

<英語は、音が変化して当たりまえ>

英語の発音の特徴は、まず、そのスピード感です。たくさんアルファベットが並ぶので、それを早く伝えるためにいろいろなテクニックが使われます。

その特徴が以下の通りです。

(1)一つの音が強調される(アクセント)

  Bananaバナナ→バナー

(2)言いやすいように音が変化する(音便化)

   I’m going to buy it! アイム ゴーイング トゥ バイ イット→アイゴナ バイ イッ

   Wonderfulワンダフル→ワンダ・フォー

(3)音が消える(t.d.pなどの脱落)

   Stand upStandaスタンダッ

上記の基本的な変化が複数重なって、まったく違う音になってしまうことも多くあります。

それをアメリカ人は日常の中で習得しているのです。

古典的な例は、“What time is it now?”掘った芋ほじるな

アメリカ人は、そういった音の変化をしっかりと頭に入れて会話をしています。それにより、2つの問題がおきます。それは、英語を母国語としない人の英語を聞いたときに、聞き取れないということ。もう一つの問題は、音がすべてのアメリカ人は、自分のいっていることを正しくスペリングできないということです。

アメリカ人に、「それどうやって綴るの」“What do you spell it?”と聞いても、なかなか正確な答えは返ってこないと思った方が良いでしょう。

<アメリカ人が話す英語を、そのまま覚える>

文部科学省広報 https://www.youtube.com/@mextchannel 

日本人は、綴りはしっかりと覚えていますが、英語らしく読めない。だから伝わらないということになります。ローマ字読みは、英語ではないと割り切った考え方が必要です。アメリカ人が英語を使う時に「変化した音」を覚えることが英会話上達の近道です。

2020年4月から、文部科学省が新しい英語の授業プログラムを始めました。小学校に英会話の授業を導入したのです。最初は、3年生4年生に、英語に慣れてもらうために、「英語活動」として、週1回、日常の基礎的な英会話を教えます。

クラスには、文部省が雇った英語のネイティブの教師が派遣され、そこに日本人の担任が同席します。生徒はネイティブに直接英語を習うのです。5年生からは、外国語強化として、外国語授業として、週2回英語の授業が実施されています。

その後、ネイティブに英語を中学、高校と教えてもらう機会があります。いま、大学進学率は、59.1%ぐらいですから、8年後ぐらいに大学を卒業した学生は、英語の日常会話は、出来るようになっているのです。ネイティブの言ったことを、そのまま耳で覚えて話す。10年後に日本人の英語力がどのくらい向上するかが期待できるところです。

将来、新人に「課長、英語話せないんですか」と不思議な顔をされることは避けたいですね。()英語をやるなら、「今です」。

それでは、どうするのか。

私の場合は、時代が違うので、現代の例にマッチするかは疑問ですが、書店で手に入れた英会話の本に載っているフレーズを、カセットテープの音で丸暗記しました。

その際、ローマ字で読むのではなく、あくまで自分の耳にどう聞こえるのかを重視しました。

また、映画のシーンを真似することもよくやりました。

思い出すのは、ジュリー・アンドリュース主演の『メリーポピンズ』の歌を丸覚えしたことです。以前のコラムでも紹介した

“Supercalifragilisticexpialidocious”

も、その一つでした。

覚えたフレーズを口にするのが楽しくて仕方がなく、大人になった今でも会話の中で使うことがあります。

今なら、映画やYouTube、音声付き教材など、ネイティブの発音を手軽に聞ける環境がたくさんあります。

まずは気に入ったフレーズを一つ選び、音ごと真似して覚えることから始めてみてください。

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