【World Life】とは?
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英語話者の行動も真似る

World Lifeな生活
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季節は一目散に冬へ…ですが、今回の記事は去年の冬のお話です。

乗っていた東海道線は静岡から下り。最初から2つ目の用宗駅で突然停止。

さらに西方の駅でボヤ騒ぎ。警察消防が出動中というアナウンス。

最近厳寒の列車内で8時間乗客が閉じ込められ、体調不良者が多数という事件が大阪方面であったばかりでした。

今私のいる車両の20人足らずの乗客も、その事件を思い出しているのか緊張気味。開きっぱなしのドアから駅自販機に飲み物買いに走る人、別移動手段考えてる人。途中で見切りをつけ下車していく人。何だか皆緊張気味な様子。

一回目とほとんど変わらないアナウンスが延々と繰り返し。

長丁場を覚悟した頃、運転再開の見通しとアナウンス、やっと列車が動き出しました。

私を含め乗客ら皆ほっとした様子。乗務員さん達も緊張の連続であったでしょう。結果として一時間足らずの缶詰でしたが、最初から予測できたことではありません。

胸をなでおろしつつ、ふとアメリカだったらどうかと思いました。こんな時のアメリカ人の行動はと、考えたんです。

<英語は身体で話す>

と言うのも「How Emotions are made」という洋書で読んだ、米人の性格についての記述を思い出したからです。

「一般に我々米人はテンションが高め。よく微笑み、褒め合い励まし合う。やたら何とか賞を出す…」

とありました。

で、想像するに運転再開の時は、拍手が起きたかと。”イェーイ!やった!“みたいに拳も振って。文句も言う代わり、解決したら派手に喜びそう。

知り合いのアメリカ人に訊いたら、大筋賛同していました。

それに対し、日本人は遅れてもシーン。運転再開してもシ−ン。日本では珍しくない光景でも、もうちょっと何とかなってもいいかなと思います。

文句や苦情を勧めてはいません。ただ、良かった~!みたいに、日本人も咄嗟にもっと気持ちを表してもいいのではないでしょうか。

事故への反応に限らず、日本では良くも悪くも反応や表現が静か。その批判ではなく、あなたが英語を得意になりたいなら、英語話者の行動も「真似る」のが大切と思うからです。
考え方も行動も100パ−セント純ジャパニーズ。口から出る言葉だけカッコ良く英語…これはなかなか難しそうな気がします。

日本的な奥ゆかしさなどを捨てるのではなく、ちょっと脇に置きましょう。

無事事故が解決したら、せめて「よかった~」と口に出すとか、また普段から、行きずりの人とも気軽に言葉を交わす…そういう姿勢があれば、いざとなった時も英語が出やすくなるのでは。

英語も日本語も、ムリのない範囲で積極的に明るい外交的な表現を心がける…これ意外な英話の秘訣では。

See you soon!
Jiro

追記1:
私の想像は、感情の研究者の記述。
(原文In general, Americans prefer high arousal, pleasant states. We smile a lot. We praise,compliment, and encourage each other. We give each other awards for all levels of accomplishment,…)

◯Lisa Barette / How Emotions Are Made: The Secret Life of the Brain
https://amzn.to/463LQmH

◯邦題
情動はこうしてつくられるー脳の隠れた働きと構成主義的情動理論ー
https://amzn.to/3Qt92Vn

追記2:
車内アナウンスは運転再開後、遅れを繰り返し謝ってた。少し謝罪しすぎの印象。英語放送するなら、謝罪も減らすのがより自然かと思う。Sorry for one minute delay.(1分遅れ申し訳ありません)なんてジョークではないか?…この感想を後日静岡駅で、ある駅員さんに話したら耳を傾けてくれた。Thank you, Central JR!

<英語版>
知ってる内容を英語ルートで理解する。洋画で字幕を読んで英語を聞くように。
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英語版はこちらから☆

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