Hello.
Kayoです。
英語の語呂合わせ、日本で言う、ダジャレですかね。昔、日本のジャズミュージシャン、特に年配の人の間で、ダジャレを言うのが流行っていた時代がありました、古き良き昭和ですよね。
「あの人に電話してんけど、出んわ」
「もうナスがまま、きゅうりがパパよ」
とか(笑)
あと、単語を逆に言ったり、コードネーム(Cから始まるドレミのこと)のアルファベットを数字に直したり、業界用語になっていましたね。
古いアメリカ映画をテレビで見てたら、そういう感じのがあったので、最近はもう使わないのかもしれませんが、英語のダジャレをちょっと書こうかな、と思いました。
映画などでは今でも聞くことがあったりしますし、日常会話でも、たまに言ってる人がいたり、まぁこれはこれで、楽しいかと思います(笑)
ではまずは、
「See you later, alligator. / シー・ユー・レイター・アリゲーター」(またねー)
また、これに対して言うのが、
「After a while, crocodile. / アフター・ア・ホワイル、クロコダイル」(しばらくしたらねー)
このセット、大人でも使うことあります。
リズム感が可愛い!お察しの通り、アリゲーターも、クロコダイルも、このワニさん達は🐊、会話に何の関係もありません(笑)。
では次、
「Okie dokie, artichokie. / オーキードーキー、アーティチョーキー(オーケーだよ!)」
「Okie dokie / オキドキ!」って、OKのちょっとふざけた言い方に、無意味だけど韻が合う「artichokie」をつけただけ。
ちなみに、アーティチョークは、ヨーロッパのお料理ではよく出てくるお野菜で、巨大なアザミに似る見事な赤紫色の花を、初夏から夏にかけて咲かせます。
で、その蕾を塩ゆでして、ガクや蕾を剥がして、歯でしごきながら食べます。と、参考までにお伝えします。
こういう言葉遊びは、大人が楽しそうに、子供に、ふざけた感じで使うと場が和みますよね。
ではもうひとつ、
「Holy guacamole! / ホーリー ワカモレ🥑(なんてこった!)」
びっくりした時に使う言葉で、「Oh my God!」よりちょっと笑える&かわいい感じ。
綴はグァカモレって書くんですが、読む時はワカモレ。
ワカモレ(アボカドのディップ)が出てくるところが、なんとも言えずアメリカンです。
もちろん言い添えますが、実際に「ホーリー」とは、「神聖な、聖なる」と言う意味を持つ単語です。
余談ですが、
「Holy Cow ! / ホーリー・カウ」
って言うのも聞いたことがあります。
同じく、「なんてこったい!」の意味、なんで牛なのか。
牛を神様だと思う、どこかの国の文化をおちょくってしまったのか、謎です。
という事で、ホーリーの後に、オリジナルで、何をつけても構わないらしい(笑)
「Holy Sushi ! / ホーリー 寿司!」というのでもいいかも・・・・
お後がよろしいようで。
ではまた次回^_^♫
Kayo
平木かよ / Kayo Hiraki
ニューヨーク在住 2017年より、世界屈指の米国グラミー賞の投票権を持つ。同じく米国スタインウェイ・ピアノ公認アーティスト。現在、グリニッジ・ビレッジのジャズの老舗「Arturo’s」のハウス・ピアニストとして、週に5日、自己のトリオで演奏活動を続けて26年目。ニューヨーカーに、スイングの楽しさを届けている。ベースの巨匠、ロン・カーターとのトリオで、ブルーノート・NYへも出演。JALの国際線機内誌でも、海外で活躍する日本人として大きく取り上げられた。また、舞台「ヴィラ・グランデ青山」では山田優がジャズシンガーに扮するシーンでの、ミスティーのピアノ伴奏。カナダ・トロント・リールハート国際映画祭でブロンズメダルを受賞した映画「Birth Day」への挿入曲提供と共に、ピアニスト役で出演。フランス・パリ日本文化会館での館長招聘コンサートや、台湾にて、最大規模を誇る、台中ジャズフェスティバルへの出場など、世界を股にかけるスイング感あふれる彼女のピアノとボーカルには、定評がある。定期的に、くにたち音楽大学ジャズ専修で講義を持つ。