毎日暑い日が続きますね。
と,毎回このフレーズから始まっている気がする木曜日のCozyです。
ニュースでは,連日のように猛暑の話題。
猛暑ならぬ,激暑なんて呼び方をしている番組もあるなど,本当に暑いですよね。
そんな中,身近なアイテムといえは傘。
6月は梅雨の雨,そして7月,8月と暑さが増していく中,傘の出番って多くなりましたよね。
傘を利用するときは,
「傘をさす」
といいますが,これ,あなたは英語で言えますか?
―動作を考えよう!―
今回は「英語で言えそうで言えないあの言葉シリーズ」でございます!
先週は東北地方の梅雨も明け,ますます暑さが堪える8月も本番を迎えました。
そして,傘も雨を凌ぐ用から,暑さ対策の日傘へと変わりましたね。
そんな中,最近増えたなぁと思うのが男性の日傘。
今朝のアサンポでは,家を出て2分で既に3名の、日傘をさして会社へと急ぐビジネスマンの方々とすれ違いました。
そりゃ,これだけ暑いんですもの。
私も
「日傘して散歩したいなぁ。」
と思っちゃいました。
でも手にはリードとお水(オシッ◯用)を持っているので,手ぶらでさせる日傘が必要かも(笑)
暑さ対策といえば,私が毎夏使っているのが扇子。
これまで使っていたのが壊れてしまったので,昨日,近所のL◯FTへ買いに行きました。
すると,日傘がたくさんあるではないですか!
(やっぱり日傘も買おうかな…)
と一瞬思ったのですが,とっても気に入ったデニム調の頑丈そうな扇子が
“The price was so high.”
だったので,今回はやめておきました(笑)
と話はズレましたが,「傘をさす」って英語でどう言うのでしょうか。
普段,何気なく使っているよく使う表現なのに,
「あれ,どう言えばいいんだろう?」
というのって結構ありますよね。
この「傘をさす」も,そんな一つかもしれません。
「傘は “umbrella” … [さす]ってどういうの?」
つい,そのように考えてしまいがち。
でも,簡単そうでわからない場合は,日本語の表現から考えるのではなく,
基本的な「動作」などで考えてみましょう。
「傘をさす」ということは,傘をどうするのか?
そう,傘を開きますよね。
ということは…!?
そうなんです。
“open an umbrella”
でOKなんです。
また,傘は「使うもの」でもありますよね。
なので,
“use an umbrella”
でもOK。
ほら,簡単でしょ?
人によっては
「[傘をさす]って, “put up an umbrella” “raise an umbrella”というよ。」
と言う人もいると思います。
もちろん使います。
でも英語を学習中の私たちは,咄嗟に言いたい場合や,その単語表現を忘れてしまって頭に浮かばないことだってありますよね。
そんな場合は,知っている単語で言い換えることって結構できるんです。
A: Oh, it’s raining outside.
(あら,外は雨が降ってるよ)
B: Should I use an umbrella?
(傘さした方がいい?)
A: It’s raining. Why don’t you open an umbrella?
(雨降ってるよ。傘さしたら?)
B: I‘m OK, it’s just light rain.
(自分は大丈夫,ただの小雨じゃん)
のような感じで使うことができますね。
―じゃあ,傘を閉じるは?―
もう簡単ですよね。
「傘をたたむ・閉じる」はどう言うのでしょうか。
“fold up an umbrella”
で「傘をたたむ」として使うことができますが,やっぱり “fold(折る・たたむ)という単語がぱっと出てこないこともあるかもしれません。
そんな時は,やっぱり動作を考えると…
そうです!
“close”を使って, “close an umbrella”ということができますね。
このように,その基本的な動作などを考えると,案外,知らないと思っていた英語表現でも伝わる英語に変えることができますよ。
日本語の「さす」や「たたむ」から,
「その言葉,英語ではどう言うんだろう…」
と考えすぎて立ち止まるのではなく,
「どうやれば言い換えられるかな?」
「基本的な動作(意味)は…?」
と,日本語表現にこだわらず考え方の方向を変えてみてくださいね。
― “umbrella”と “parasol”の違いって?―
「傘」と言えば,雨のときにさす傘,日傘,最近では晴雨兼用の傘がありますよね。
今回,例文では“umbrella”として紹介させていただきましたが,
「“parasol” とも言うんじゃない?
「違いって何?」
と思われた方もいらっしゃるかもしれません。
調べてみたところ,
“umbrella”=雨傘
“parasol”=日傘
なんですって!
確かにパラソルというと,「ビーチパラソル」とか言いますよね。
でもね,私,よくSanta Monica, Redondo beach, Hermosa beach など,近所だったのでよく遊びに言っていたのです。
そこでは “beach umbrella” という言葉も聞いていたんですよね。
基本的には, “umbrella”(雨傘), “parasol”(日傘)とのことなのですが,
多くの人は特にこだわりはないそう。
海外のオンラインショップで “beach umbrella”と検索すると,たくさんのビーチパラソルが出てきます。
考えてみたら,欧米の人たちって日本人のように傘を使っているイメージがあまりないですよね。
なのでこだわりはないのかもしれませんね。
ということで,「傘をさす」という表現,これであなたも忘れない!と思います(笑)
それではまた来週〜♪
英語教材開発・制作者
米国留学から帰国後、幼児・児童英語教師を経て、中学・高校英語、受験英語、時事英語等多岐にわたる指導を行い英語教師経験を積む。また、ホテル勤務での実践英語経験を積んだり、カナダにて現地の子どもたちの英語教育にも携わりながら、CertTEYL(世界での児童英語講師認定コース)の認定を受ける。さらに、青山学院大学でTutoringの研究員としても活動。英語講師養成のeラーニングコースの日本での立ち上げメンバーとなる。「現場での経験を教材に活かしたい!」と、現在は英語教材開発会社にて日々教材開発に勤しむ。高校入試用のリスニングトレーニング教材(塾・学校向け)は累計10万部以上のベストセラーとなる。英語教材開発の傍ら、全国の英語教師への研修なども行う。また、土堂小学校(広島県尾道市)での英語指導や、初の民間校長として一躍時の人となった藤原校長(当時:杉並区立和田中学校)が手掛けた英語コースの指導に2年間携わるなど、英語教育に関する多様な分野で活躍。大の犬好きから、ホリスティックケア・カウンセラーなどペット関連の様々な資格を取得し、ペットライターとしても活動中。