【World Life】とは?
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サーモン(鮭)とトラウト(鱒)との違いって?

World Lifeな生活
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先週に引き続き今回も、マンハッタンのユニオン・スクエアのファーマーズマーケットの様子をお届け。数多くのベンダーの中から3つ、ちょいとおもしろそうだった、ビーズ・ワックス・キャンドル(蜜蝋ろうそく)
サワードウ・ブレッド(サワー種パン)、スモーク・サーモンのお店をご紹介します。

ビーズ・ワックスのお店

まずはビーズワックスのお店。

天然素材なので、石油素材のパラフィンのろうそくと比べて、体には良いようです。燃焼時間も長めとの事。

ほのかに甘い、蜂蜜や花の蜜の香りが特徴だそうで、これならベッドルームに置いても、癒し効果も楽しめそうです。マイナスイオン効果もあるらしい。なんといっても、蜂蜜を作ってる蜂さん達が作ってくれたワックスの、キャンドルですからね。

お店の専門家に、お話を聞いてみました。蜜蝋キャンドルはすべて天然なので、有毒な副産物や、すすについて、心配する必要がありません。それら自然な成分は、家庭によく見られる、ほこりなどの汚染物質を中和することも、知られているそう。

言うまでもなく、地元で管理されている養蜂場から蜜蝋キャンドルを購入すると、地元の果物、野菜、花の自然受粉をサポートすることになります。

そして、このキャンドルを購入することで、地元の自然を守るためにも貢献できる、ということですね。

ただ、この天然素材のため、値段はどうしてもお高いようです。画像のテーブル中央のカップに入ったものが33ドルと書いてあります。(約5000円)

通信販売などの市場では、51%以上ビーズ・ワックスを使っているものを、総称してビーズ・ワックス・キャンドルとして売っているそうです。

なので、くれぐれも安価なものには気をつけて、100%のものを探して購入してくださいね、と言うことでした。

5000円のろうそくと聞くと、いくら健康に良いと言われても、なかなか思い切りがつきませんが(笑)、いちど、ぜひ購入してみたいものです。

サワードウ・ブレッド(サワー種のパン)のお店

次にサワードゥ・ブレッドのお店。

見た感じも固そうで、日持ちはしそうだけれど、いちど食べてみたら、あまり甘くなくて、むしろ酸っぱめで、おいしいと感じず、そのままちゃんとした食べるチャンスなく、今まで来ました。

今回、人気のサワードウ・ブレッド屋さんで、健康上の効果を聞いてみました。

やはりとてつもなくヘルシーな感じです。私が酸っぱめだと感じたのは、自然にバクテリアから生まれる乳酸菌のせいで、それがこのブレッドを長く新鮮さを保たせる秘訣になっているそうです。

ミネラルと言う点においても、セレン、葉酸、チアミン、ナトリウム、マンガン、ナイアシン、鉄分など、WHOにおいて我々が毎日摂取すべき栄養素が、たっぷり入っているらしい。

サワードウ・ブレッドとは、通常のパンのように、一般的なイースト菌を使うのではなく、「自然発酵させた酵母」を使用するそうで、これは、粉と水を混ぜた生地を発酵させる過程で共培養させた「天然酵母」を、自然に発生させることに頼るのだそう。

それが「サワードウ(サワー種)」と呼ばれ、通常パンに多く含まれるブドウ糖は、この自然酵母発生途中に大量に使われてしまうので、実際パンになったときには、ほとんど残っていないとの事。だから甘くないのですね。

「サワードウ・ブレッド」となるためには、このサワー種にわずか2つの材料、小麦粉と塩を混ぜるだけ。これに各種シードが入っていれば、ますます健康に良さそうなパンですね。

アメリカでの歴史をたどれば、サワードウ・ブレッドはサンフランシスコ名物として広く知られています。1849年にはじまったゴールドラッシュ中のカリフォルニア州北部では、主にサワードウ・ブレッドが食べられていたそうで、シーフードとの相性が良く、現在でも、クラムチャウダーなどにもよく添えられているそうです。

サワードゥ・ブレッドについて書かれていました。

https://www.harpersbazaar.com/jp/beauty/health-food/a33639507/sourdough-bread-200819-lift2/
スモークサーモンのお店

このスモークサーモンは、スチール・ヘッドと言うトラウトの1種だそうです。産地であるハドソン・バレー(ハドソン渓谷)は、ウェストチェスター郡から州都アルバニーまで、ハドソン川に沿って伸びるニューヨーク州の地域で、ブドウ畑、果樹園、農場で知られています。

このトラウトは、日本では鱒と訳されるようです。私はいつもサーモン(鮭)とトラウト(鱒)との違いがよくわからなかったので調べてみたのですが、結構、全国的に曖昧な感じのようです。

英語で言う時のみ、サーモンは産後海に降りてくるもの、トラウトは産後そのまま淡水にとどまるもの、と言うような分類がされているそう。

そういえば、日本では、昔は鮭と言えば必ず調理してから食べるものでした。現在サーモンは寿司にもあることから、不思議に思って聞いてみたら、これはノルウェー産の養殖のものだそう。

これは寄生虫などが生息しないので、生で食べれるのですね。なるほど時代はどんどん変わっていきます。

このスチール・ヘッドは、北東アジアと北米の太平洋盆地の冷水支流に自生している魚だそうなので、天然サーモンというわけですね。

抗生物質やホルモン、染料は使用していません。水銀も無し。100%トレイサブル(完全に追跡可能な)、リーンプロテイン (低脂肪かつ高蛋白)、ハイオメガ3 (高オメガ3)で、とってもヘルシーって書いてあります。

最近のファーマーズ・マーケットは、ヘルシー志向がとにかく全開。やっぱり食べるものは、多少高くても安全で健康的なものがいいですよね。

ニューヨークは、すっかり秋の気配となってきました。これを書いている今日10月14日はコロンバス・デー。そして2週間後には、子供たちが待ちに待ったハロウィンです!

それではまた来週♫
Kayo

 

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