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「お会計!」って英語でどう言う?

World Lifeな生活
この記事は約7分で読めます。

「お会計お願いします!」

居酒屋などの飲食店で,よく聞くフレーズですよね。

きっとあなたも一度は言ったことがあるのではないでしょうか。

でもこの表現,英語ではどのように言うんだろう…って思いませんか?

今日は,「お会計お願いします」の表現を身につけちゃいましょう!

―やっぱりいいな,ニッポンの居酒屋―

あなたは居酒屋に行ったことありますか?

日本の居酒屋っていいですよね。

お刺身に唐揚げ,カキフライ,だし巻きたまごに焼き鳥…

お店によって様々な料理があり,そしてお酒も楽しめるんですもの。

こんなにいろいろな食事やお酒が楽しめるお店って,
世界でもあまり類を見ないのではないでしょうか。

そんな居酒屋,私,以前は週に3日くらい行っていたんですが,
今は半年に一度行くか行かないかくらい…

お酒もほとんど飲まなくなったので,あまり行かなくなってしまったんですよね。

でもね,先日,東京から車で4〜5時間のところにある温泉へ行ったんです。

ゆ〜っくりしようと思って行ったその場所は,あまりにもゆっくりと時間が流れすぎていて,周りにはほとんどお店がない。
いや,あるにはあるのですが,多くは閉まっているんです。

旅館は割とあるのに,飲食店がないなんて珍しいな…と思いながら散策。
まだ明るいうちに愛犬とのサンポでも通ったのですが,とても静かでゆったりとした街。

外で食べるつもりでいたので,旅館での夕食は断っていたんですね。
でも,歩いても歩いても店がない!
というか街灯もあまりないんです(笑)

住んでいる東京とは大違いだけど,これがまたいい!

あまりにもお店がないので,かなり遠くの店にしようと電話するも
よさそうなお店はすべて店休日。

「なんて日だ!!」

と一瞬,スキンヘッドの誰かが出てきそうになりましたが,

「まあ,これも非日常だ!」

と,楽しみながら街灯のない道を歩いていたら一軒だけあったんです!

ヤッタ!

と入ってみたんです。

そこは一軒家の一階が店舗になっている,いたって普通の居酒屋。
なんとなく食堂的な感じもしなくもないけれど,明るくていい感じ。

数人のお客さんと店主がおしゃべりをしています。
テレビには見たことのないキャラクターが街を練り歩きレポート中。
どうやらローカル番組のよう。
人気番組のようで,地元の方たちが話す番組の話題についていけない私たち。

でも,そんな会話も良いつまみにしながら最後に,

「お会計お願いします。」

と両手の人差し指を✕にしてお店の方に伝えました。

あ,これ日本だなぁ,と思いつつこんなことを思ったのです。

こんな時,英語だったらどう言うのか書かなくちゃ!って。

まず,「会計(請求書・勘定書)」のことを何と言うか覚えておきましょう。

実はアメリカとイギリスではちょーっとだけ言い方が違います。

多くの場合アメリカでは,

“check”

と言うのに対し,イギリスでは

“bill”

といいます。

でもどちらを使っても通じないことはないのでご安心を!

さて,肝心の「お会計お願いします」ですが,

“Check, please.”

と思った人もいらっしゃるのでははないでしょうか。

私たちにとっては英語で「お会計お願いします」と言えば,このフレーズ!というほど知っている人も多いと思います。

でもこの表現は,日本語で言えば

「お会計を!」

といった感じ。

あまり丁寧なイメージとは言えないんですね。

もちろん使っても問題はないくらいのニュアンスなのですが,少しだけ「上から目線」と感じる人もいるかもしれません。(かも!?です(笑))

自分がそのお店の人をよく知っていたり,常連で顔なじみであったりすればいいのかもしれませんが,一般的なレストランなどでは別の言い方の方がいいかもしれません

それくらいちょっと「カジュアルさ」が感じられるフレーズです。

丁寧に言うのであれば,

“May I have the check (bill), please?”

少しカジュアルになると,

“Can I have the check (bill), please?”

“have”“get”にして言うこともできます。

“May I ~?” は丁寧で, “Can I ~?”は丁寧だけどちょっとカジュアルな感じ,

と覚えておくといいかも。

―他にもいろいろある「お会計お願いします」―

基本的には,

“Check, please.” や,
“Can I have the check, please?”
“May I have the check, please?”

OK

でも,他の表現もちょっとだけご紹介。

ちなみに,基本的にレストランなどでもお会計は「席で行う」ことが多いので
そこを踏まえてイメージしてみてくださいね。

“I’m ready for the check.”

「お会計の準備ができていますよ」

というニュアンスで,「お勘定書を持ってきてね」という意味が込められています。

同じく,

“I’m ready to pay the check.”

のように,

「感情を[支払う]準備ができています」

という言い方もあります。

“I’m ready to pay…”(支払う準備ができています)

というと,なんとなく「早く支払いたいので急いでね」というニュアンスが含まれているのかなぁ,という感じがします。

“I need the check, please.”

これは単刀直入に,「お勘定書が必要です」という感じです。
ダイレクトですね(笑)

他にも面白い表現として,

“What’s the damage?”

があります。

“damage”なので直訳すると,

「被害はどれくらい?」

という意味です。

たくさん飲み食いして,合計がいくらかわかならい…きっと高いぞ。

そんな感じでしょうか。

でも,すっごくカジュアルなので気心知れたお店などで使う感じです。

―気をつけたいジェスチャー―

「お会計お願いします!」

と日本で言う場合,私がやったようにジェスチャーで示すときがあります。

そう,両手の人差し指をクロスしてバッテンを作る感じです。

これはアメリカなどでは通じないので,日本独特だと思っておいた方がいいかも。

もしかすると,何か問題があったと勘違いされる可能性もあるかもしれません。

もしもジェスチャーをするのであれば,アメリカでは「担当の」店員さんにアイコンタクトをして,

「空中にサインをするマネ」

をすると通じると思います。

逆にこれを日本でしたら,きっと店員さんは

「何か書くものが欲しいのかな」

と思ってペンと紙を持ってくるかもしれませんね(笑)

―「お愛想」はダメよ―

「お会計お願いします」

だけなのに,日本とアメリカなどではこんなに違うんですね。

違うといえば,日本でもよく

「お愛想(おあいそ)!」

という人がいますよね。

「お愛想」とは本来はお店の人が言う言葉だそう。

なんでも,お店側がお客さんに対して

「なんの愛想もなくて(お構いできませんで)すみませんでした」

という意味で,「お愛想」と言うのだそう。

なので,これを客が言ってしまうとおかしなことになってしまいます。

やっぱり言うのであれば

「お会計お願いします!」

と言うようにしましょう。

そうそう,旅行中に入ったあの居酒屋,

私は超久しぶりにお酒を飲んだのです。

普通のプレーンの酎ハイがあったので

「酎ハイのプレーンをお願いします」

って言ったんですね。

すると,

「酎ハイは水割りでいいですか?」

って…

[焼酎ハイボール]を略したのが酎ハイ。

だから焼酎をソーダで割ったものだと思っていた私。

「焼酎を炭酸で割ってください」

と言うと,

「あ,酎ハイのソーダ割りですね!」って。

私の認識って違ってたの???

質問する勇気がありませんでした。

そして出てきた酎ハイは,プレーンのはずなのに甘かったです(笑)

ということで,

See you next Thursday! ♪

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