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Mrs. GREEN APPLEの名前に隠された意味?

World Lifeな生活
この記事は約4分で読めます。

Mrs. GREEN APPLE が巷で大人気。NHKで特集番組があったので聞いてみました。

そしたらすごい!素人の耳にも声のコントロールのすごさが伝わってきました。

でも言語オタクの私が惹かれるのは少し奇妙なバンド名。

green」「 apple」の語源が気になり、調べ出しちゃいました。

まずGreen

祖先の古い古い単語DNAは、GHRA / グフラ(成長する)。

これが発音が少しづつ変化し、数千年の間に、様々な関連する英単語を生んだようです。
そんな同じDNA、GHRAをもつ単語をみていきたいと思います。

<「grand」 堂々と壮大な、立派な>

Do you have any grandsons or daughters?
(お孫さんはいらっしゃいますか?)

と、grandは英語では、grandfather/mother, grandson/daughterと使われます。でもフランス語でgrandと言うと普通に「大きい」。綴りも英語と(ほぼ)同じ。

これもDNAが、英語やフランス語等のヨーロッパ言語に共通なので分かることです。

GHRA(グフラ) 成長する→ 大きい → grand 堂々と壮大な、立派な

<「grass 」草>

Let’s eat lunch on the grass for a change.
(気分を変え外の芝生でお弁当を食べよう。)

最近、小松菜の根っこの部分だけを、水の入ったコップに入れといたら、よく伸びること!ぐんぐん成長し2週間ほどで葉っぱが7,8枚「収穫」できました。

太古の人々には、草の成長がはっきり見えたのかも。

DNAのGHRA「成長する」がgrass「草」と関係しているのも頷けるようです。

GHRA(グフラ) 成長する→ 成長する(草) → grass 草

<「green」 緑 緑色>

そして、発音や綴りが少し変化していますが、

green「緑いろ」が成長する草と関連しているのは本当にうってつけですね。

私は、Green Grassと聞いてすぐ思い出した曲があります。Tom Jones♪Green, Green Grass of Homeという曲です。あなたもどこかで聞いたことがあるかも。

こんな感じでゆったり始まります。

♪The old home town looks the same
(懐かしい家は(昔と)同じに見える)
As I step down from the train
(列車から私が降りる時に。)
And there to meet me is my Mama and Papa
(そしてそこで私を迎えてくれるのが母と父だ。)
Down the road I look and there runs Mary
道の向こうに目をやるとメアリーが走ってくる…(日本語は拙訳)

また緑には、若さとの連想があるのも当然な感じです。

例えばシェークスピアの詩の一節です。

Spring is near when green geese are breeding
(緑のガチョウが繁殖すれば春は近い)

などという表現があるようです。

GHRA(グフラ) 成長する→ 成長する(草の色)→ green 緑(色)

<grow (グロウ) 成長する>

Bamboo grows fast.
(竹は速く成長する。)

繰り返しになりますが、発音・綴りが少し変化しつつ「成長」のDNAから、growも生まれたようです。

但し英語ではgrowは「成長する」だけでなく「~を成長させる」という意味もあります。

My neighbor grows bamboo along the fence for privacy.
(隣人はプライバシーの為に垣根沿いに竹を育てている)

GHRA(グフラ) 成長する/させる→ grow (グロウ) 成長する 名詞 growth

<残念な「apple」の語源>

今度はappleの語源…と行きたいところですが、残念ながらはっきりしないようです。

「(一般的に)果実・実」という意味だったという説もあるそうです。

アダムとイブが食べたのは「禁断のリンゴ」と思われていますが、聖書を読んでみると何の果物かまでは書いてないようですから、ちょっと意外。

さて人気急上昇のMrs. GREEN APPLE ですが、英語好きな私には気がかりが一つ。

それは英語で歌うことが、もっとあっていいのではということです。私としては英語の分かる世界中のより多くの人に、Mrs. GREEN APPLE の良さを感じてもらいたいのです。

人気急上昇中の彼らのバンド名に「成長」を意味する単語「Green」が含まれているのも、どこか象徴的に感じられます。今後さらに「大きく成長」してほしいと願っています。

See you later,
Jiro

<英語版>
日本語で内容を理解した上で今度は英語で理解してみる☆
↓ ↓ ↓
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