Hey ,Guys!Swatchです。
東京の真ん中で働いていることもあり、外国人と触れ合うことは良くあります。先日、通勤帰りの電車に乗り込んだら、ちょうど席が一つ空いていました。いわゆる外人専用席。つまり、外国人の隣の席が空いていたのです。チャンスですね。
“Can I take it?”と軽く声をかけて、お尻を割り込ませました。ガタイの良い白人男性の横は、少しきついです。お尻を前に少しずらしたところで、外国人の白人男性と目があいました。
<日本人は、ゼノフォビア>
外国人に共通することですが、目が合うということは、コミュニケーションを始めるということです。
日本人の場合、目が合っても、すぐに逸らしてしまうという特技がありますので、なかなか初対面で会話をすることは珍しいことですが、外国人の場合は、eye contact(アイコンタクト)は、会話の始まりを意味します。
となりの外国人が、“I’m going to Shinjuku”と話しかけてきます。“Shinjuku?”と聞き返すと、“Actually, Akebono-bashi”(曙橋なんだけど)と返答が来ます。
曙橋か、乗り換えが必要だな、どこで何線に乗り換えればよかったのだろうかと考えているうちに、次の駅のアナウンスが流れた。
おお!次の駅で乗り換えだ。
“I got it!You should transfer at the next station to A line”
(おお!次の駅で乗り換えだよ)
と答えた。
外国人客は、早速立ち上がり、荷物をまとめて電車を降りる準備を始めた。
荷物を持ったところで、こちらを向き、“Thank you so much!”とお礼を一言と笑顔。
“Have a safety trip!”
(お気をつけて)
と笑顔で返す。
そのまま、白人男性は出口に向かい振り返ることもなく、電車を降りて行った。
日本人だったら、振り返りもう一度会釈などをして去っていくところだが、アメリカ人は、どんどん前に進んでいる。一寸した文化の違い。これもさわやかな感じで気持ちが良いものだと、考えたところで、となりに日本人の男性が座った。
少し窮屈な空間なので、座った後、左右にぐりぐりとお尻で座り場所を確保している。無言である。(笑) もちろん、アイコンタクトはない。
電車などで外国人の横の席が空いている「外国人専用席」は、良く見る光景です。都会で、外国人観光客などになれていれば、遠慮なく隣の席に座ることもできると思います。
が、黒人のバスケットボール選手のような外国人が座っていると、なかなか座る勇気はないかもしれません。
「座る勇気がない」と考えて、思いついたのが、外国人の隣に座る勇気がないのは、外国人に対して恐怖を感じているからではないかということです。
恐ろしいから、座れないのですね。
と考えてみると、日本人は「外国人嫌悪」があるのではないかということ。外国人嫌悪は、「Xenophobia(ゼノフォビア)という心理用語です。
外国人や異文化、見知らぬものに対する疑いや恐怖、嫌悪感を言います。因みに、“Xeno”は「外国人」、“phobia”は、「恐怖症」を意味します。
日本人は、ゼノフォビアで、外国人に対して恐怖を覚え、さらに、外国人コンプレックを持っているのではないかというのが、Swatchの昭和体験と英語初心者の頃にあったコンプレックスです。
英語がかなり流暢に話せるようになっても、外国人コンプレックスがあったのです。
<ゼノフォビアがコンプレックスの原因になり、人種差別につながる>

日本人って、外国人にとって、清潔で優しく親切な人という評価があるようです。
外国人に対しての考え方は、世代ごとに明らかに違っていますが、共通して言えることは一つあります。それは、ゼノフォビア「外国人嫌悪」のこと。
用語的には、非常に強い感情のように聞こえますが、外国人や異文化、見知らぬものに対する疑いや恐怖を感じるということです。
知らないことへの不安感という程度です。
その中で、「英語を話す」という日本人にとって、言語学的には非常に難しい状況が加わり、逃げ出したくなるような不安、状況が生じている気がします。その不安や恐怖心(ゼノフォビア)が、外国人コンプレックスの原因となり、さらに、好ましくない状況を生むことになるのです。
外国人を怖い人と思ってしまうと、変なことが起こります。
人種差別(レイシズム)に勘違いされることです。人種差別は、特定の身体的、遺伝的な特徴による人種や民族の優劣を信じ、差別することです。
簡単にいうと、違いや属性による違いを意味もなく劣っていると差別することです。相手の目を見ない、不安だから接触をさけると、それを外国人は差別と勘違いしてしまうのです。
人種差別の考えは全くなくとも、外国人との接触を避けるという行為で人種差別と断定されてしまうのです。
<アイコンタクトは、会話の始まりの儀式>

日本人が持つ外国人コンプレックスは、相手がどういう人なのかを知らないことが原因です。
知らないから不安になる。それに外国語しか話さないだろうという勘違いによって、自分が対応できない人だと間違って評価してしまうところに原因があります。
それらの勝手な思い込みを一掃してくれるのが、アイコンタクトです。
見つめ合えば、何かを伝えようとする儀式が始まるのです。それにより、コンプレックスもなくなり、話してみれば同じ人間じゃないかという感覚が生まれます。
10代の頃、外国人とあまり話したこともなく、日本人同士でも目をしっかりと見て話すことを避けていたSwatchは、大人になっても相手の目を見て話すことが苦手でした。
それを克服できたのは、防衛省の英語課程に入ってアイコンタクトの重要性を知ってからです。
相手の目を見ず話すSwatchに、英語教官から、
「アメリカ人は、心の目を開いて、お前を見てくれている」
と言われたました。
自分は睨まれているのではなく、見守られているという安心感が生まれ、目を見て話すことができるようになったと記憶しています。
<アイコンタクトのコツ>
アイコンタクトは、相手をじっと睨むことではありません。
相手がこちらを見ているのは、「あなたの話を聞いていますよ」という合図です。
「見られている」と構えるのではなく、「受け止めてもらっている」と考えると、自然に目を合わせやすくなりますよ。
ただ、相手の目を見ることに抵抗のある人がいるかもしれません。
そんな時は、相手の鼻を見ましょう。それに慣れたときは、目の色を確かめてみましょう。目全体を見ると、相手の視線を感じます。
そんな時は、相手の目の色が何色かをチェックしてください。そこで、「目の色がブルーなんだ」と考えるのです。それが確認できれば、自然に、アイコンタクトをとれるようになります。
アイコンタクトは一瞬で大丈夫です。その後は、目を見続ける必要はありません。
顔や髪に視線をそらせながら、顔は相手の顔に向くというスタンスで会話を続けます。
あなたも、ゼノフォビアからの不安を取り除き、外国人コンプレックスを克服し、さらに、アイコンタクトをすることで、コミュニケーションが始まるという「儀式」を実行してみてください。
きっと、今まで以上に、楽しく、気軽に英語でコミュニケーションができると思います。
執筆家・英語教育・生涯教育実践者
大学から防衛庁・自衛隊に入隊。10年間のサバイバル訓練から人間の生について考え、平和的な生き方を模索し離職を決断する。時を同じくして米国国費留学候補者に選考され、留学を決意。米国陸軍大学機関留学後、平和を構築するのは、戦いを挑むことではなく、平和を希求することから始まると考えなおす。多くの人との交流から、「学習することによって人は成長し、新たなことにチャレンジする機会を与えられること」を実感する。
「人生に失敗はなく、すべてのことには意味があり導かれていく」を信念として、執筆活動を継続している。防衛省関連紙の英会話連載は、1994年1月から掲載を開始し、タモリのトリビアの泉に取り上げられ話題となる。月刊誌には英会話及び米軍情報を掲載し、今年で35年になる。学びによる成長を信念として、生涯学習を実践し、在隊中に放送大学大学院入学し、「防衛省・自衛隊の援護支援態勢についてー米・英・独・仏・韓国陸軍との比較―」で修士号を取得、優秀論文として認められ、それが縁で定年退官後、大規模大学本部キャリアセンターに再就職する。
修士論文で提案した教育の多様化と個人の尊重との考えから、選抜された学生に対してのキャリア教育、アカデミック・アドバイジングを通じて、キャリアセンターに新機軸の支援態勢を作り上げ、国家公務員総合職・地方上級職、公立学校教員合格率を引き上げ高く評価される。特に学生の個性を尊重した親身のアドバイスには、学部からの要求が高く、就職セミナーの講師、英語指導力を活かした公務員志望者TOEIC セミナーなどの講師を務めるなど、大学職員の域にとどまらぬ行動力と企画力で学生支援と教員と職員の協働に新たな方向性をしめした。
生涯教育の実践者として、2020年3月まで東京大学大学院教育研究科大学経営・政策コース博士課程後期に通学し、最年長学生として就学した。博士論文「米軍大学における高等教育制度について」(仮題)を鋭意執筆中である。
ワインをこよなく愛し、コレクターでもある。無農薬・有機栽培・天日干し玄米を中心に、アワ、ヒエ、キビ、黒米、ハト麦、そばを配合した玄米食を中心にした健康管理により、痛風及び高脂質血症を克服し、さらに米軍式のフィットネストレーニング(米陸軍のフィットネストレーナの有資格者)で筋力と体形を維持している。趣味はクラッシック音楽及びバレエ鑑賞。
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