2021年夏、コロナがまだちゃんとおさまった、とは言えないこの時期に、外出はどうかと迷いました、、、。
ずっとバケーション予約は、全てキャンセルして、家にこもっていました。でもでも、いつまでも引きこもっているわけにもいかない!という思いと、ニューヨークが、少しずつ元に戻っているという状況もあります。せっかくのビューティフルな夏、コロナ大丈夫かな・・・、と半信半疑ながらも、今年8月の2週目は、1週間ばかり、南の州の海岸へ出かけることにしました!
ニューヨークから車で4時間半ほどの、メリーランド州へ。高速道路を南へ向かい、だんだんと森の中を走るような感じに、そして見渡す限りの、コーン畑やぶどう畑が広がる景色を経て、
海辺の街、オーシャン・シティに着きました。
この海辺の街オーシャンシティーでは、例年なら、多くの学生たちの夏休みアルバイトを受け入れ、大勢のビーチを楽しむ家族連れなどの観光客とともに、町全体が賑わいます。
しかし、今年は、昨年同様に、夏休みの学生アルバイトの助っ人は見受けられず、どこに行っても、人材募集の張り紙だらけ。まだ、コロナの影響は、やはり残っています。
ただ、あちこちの店に行ってみると、なかなかどうして、リタイヤした後の、シルバー人材が、ニコニコといろんなお店で働いておられます。これも、なんとも、良いかも。
例えば、おしゃれっぽいレストランで、若くて綺麗で、スタイルの良いウェイトレスさんが案内してくれそうな感じなのに、そうではない、どう見ても70代後半のおじいちゃんが、メニューを持って、ゆったりと席に案内してくれます。
そして思いっきりの笑顔で「エンジョイ‼︎ 」と。
なんか私には、これもいい感じで、とっても気分がいいです。
ここオーシャンシティは、子供連れもたくさんいるリゾート地なので、海岸沿いのボードウォークを歩くと、子供が好きそうなドーナツ、アイスクリーム、シェイク、ポテトフライ、ピザ、ホットドッグ、etc…,の看板が溢れています。
バケーションでは、両親もenjoyment (楽しみ)を1番に置いているので、子供達を思いっきり甘やかしてくれます。
小さな子供が、3段重ねとかの大きなアイスクリームを、本当に嬉しそうな笑顔でほおばっているのが、微笑ましいです。日本人としては、普通にヘルシー志向とか考え始めると、なかなか親としては賛同しにくいメニューなんですけどね。(笑)
大人には、とっても素敵なクラフトビアの醸造所が何軒かあります。その醸造所直結のバーには、NYのバーで紹介していたような、ハッピーアワーがちゃんとありますので、端から尋ねてみる予定です(笑)。
そして、このビーチ、オーシャン・シティのトレンドおすすめカクテルは、「オレンジ・クラッシュ」。目の前で絞ってくれるオレンジジュースと、オレンジウォッカ、トリプルサック、ソーダのミックス。グレープフルーツ・クラッシュもあり、です。
さあて、ホテルのチェックイン午後4時なので、ボードウォークを散歩したり、ちょっとビールを飲んだり、ランチを食べたり、楽しもうと思います。
続きは、また次週お話ししますね〜。
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平木かよ / Kayo Hiraki
ニューヨーク在住 2017年より、世界屈指の米国グラミー賞の投票権を持つ。同じく米国スタインウェイ・ピアノ公認アーティスト。現在、グリニッジ・ビレッジのジャズの老舗「Arturo’s」のハウス・ピアニストとして、週に5日、自己のトリオで演奏活動を続けて26年目。ニューヨーカーに、スイングの楽しさを届けている。ベースの巨匠、ロン・カーターとのトリオで、ブルーノート・NYへも出演。JALの国際線機内誌でも、海外で活躍する日本人として大きく取り上げられた。また、舞台「ヴィラ・グランデ青山」では山田優がジャズシンガーに扮するシーンでの、ミスティーのピアノ伴奏。カナダ・トロント・リールハート国際映画祭でブロンズメダルを受賞した映画「Birth Day」への挿入曲提供と共に、ピアニスト役で出演。フランス・パリ日本文化会館での館長招聘コンサートや、台湾にて、最大規模を誇る、台中ジャズフェスティバルへの出場など、世界を股にかけるスイング感あふれる彼女のピアノとボーカルには、定評がある。定期的に、くにたち音楽大学ジャズ専修で講義を持つ。