私のウェブサイト(kayojazzpiano.com)のデザイナーさんとの定例ミーティング。今回久しぶりに対面で行われることになり、4年ぶりに、ロング・アイランド・シティーまでお出かけしました。
ニューヨークでは、ミーティングなどがZoomなどリモートで行われるのが通常っぽくなっていましたが、少しずつ、対面で行っている方たちもでてきているようです。季節も3月に入り暖かくなって来て、春はすぐそこって言う感じなので、人々の気持ちもだんだんとオープンになってきているみたいです。
久しぶりに乗った地下鉄では、大きな音量でヒップホップを鳴らしてダンスを披露してくれるお兄さんがいて、列車の中でバク転してました。周りのお客さんがちょっと迷惑そうな顔してるのも、あるあるです。
今回は、タイムズ・スクエア (7番街と42丁目の角)まで出て、そのタイムズ・スクエア駅から7番の地下鉄に乗り、マンハッタンを出て、クイーンズ方面へ向かいます。ロング・アイランド・シティーは、クイーンズのすぐ隣。素敵なカフェやレストランが、どんどん立ち並ぶ、おしゃれな人気エリアになりつつあります。
ランチの待ち合わせは、このロング・アイランド・シティーにある、「HIBINO / 日比野」と言う日本食のレストラン。ここは、ニューヨークにある日本食レストランにしては珍しく、本当に、日本人のシェフが日本食を作ってくれます。
◯日比野 https://www.hibino-brooklyn.com/
というのも、アメリカでは、日本食レストランといっても、なんちゃって、が大半を占めていて、他のアジアの国の人々がシェフだったり、ウェイトスタッフだったり、日本食のはずなのに、日本語がまるで通じません、笑。
さて、ここ日比野の、毎日の日替わりランチには、鯖の味噌煮やイカフライなど、なかなかアメリカではお目にかかれない、手作りの日本のおかずや、夕食時間ですと、おばんざいと言って、いろいろなお惣菜が日替わりで選べたり、するみたいです。
どれも美味しそうで、オーダーするのにとっても迷いましたが、隣の席のお兄さんたちが食べていたお寿司ランチがすごい美味しそうで、結局それを頼んでしまいました。にぎり7巻と太巻き。アペタイザーに小さなサラダと味噌汁付きです。
このサラダは紫蘇のドレッシング。なんとおいしい。お椀も、お出しが、ちゃんと出てる味噌汁。感動したのは、お醤油を、わざわざ注ぎに来てくれるのですが、そのお醤油が、おいしかったこと。
マンハッタンでも、こんなふうにちゃんとおいしい日本のお醤油を注いでくれるところは、まず、ありません(笑)。この極うまお醤油が、お寿司の味をいっそう引き立ててくれました。このランチ、超満足。
デザートは、これも自家製のソイミルク・プディング(豆乳プリン)。とてもかわいい、昔のヨーグルトの瓶みたいなのに入ってきます。冷やして固めただけかと思ったら、ちゃんとベイクドしてある。クランブレみたいな感じです。うーん、とってもおいしい。また明日も来たい〜!っていうお店でした。
ちなみに、お値段は、寿司ランチが$23、豆乳プリン$6ドル、お茶$3、これを各2人前で$64、これにTax$6、チップ$14をプラスして、合計$84。豪華なランチになりました。
その後、コーヒー屋さんを探してちょっとぶらぶら。同じVernon通りに、おしゃれな珈琲屋さんを見っけ。「SWEETLEAF / スイート・リーフ」というお店、いい香り!カプチーノを頼んでみました。かわいいハート付きです。
ミーティングと言う名のもとに、なんだか楽しんでしまったロング・アイランド・シティ探索の午後でした。
まだニューヨークでは、雪の予報が出ている日もありますが、もうすぐそこまで来ている春を楽しみに、毎日過ごしていきたいと思います。皆さまも、どうぞお元気で。
それではまた来週♫
Kayo
平木かよ / Kayo Hiraki
ニューヨーク在住 2017年より、世界屈指の米国グラミー賞の投票権を持つ。同じく米国スタインウェイ・ピアノ公認アーティスト。現在、グリニッジ・ビレッジのジャズの老舗「Arturo’s」のハウス・ピアニストとして、週に5日、自己のトリオで演奏活動を続けて26年目。ニューヨーカーに、スイングの楽しさを届けている。ベースの巨匠、ロン・カーターとのトリオで、ブルーノート・NYへも出演。JALの国際線機内誌でも、海外で活躍する日本人として大きく取り上げられた。また、舞台「ヴィラ・グランデ青山」では山田優がジャズシンガーに扮するシーンでの、ミスティーのピアノ伴奏。カナダ・トロント・リールハート国際映画祭でブロンズメダルを受賞した映画「Birth Day」への挿入曲提供と共に、ピアニスト役で出演。フランス・パリ日本文化会館での館長招聘コンサートや、台湾にて、最大規模を誇る、台中ジャズフェスティバルへの出場など、世界を股にかけるスイング感あふれる彼女のピアノとボーカルには、定評がある。定期的に、くにたち音楽大学ジャズ専修で講義を持つ。