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トール・バイク(背の高い自転車)?!

World Lifeな生活
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ニューヨークのダウンタウンで、背の高い自転車に乗っている人を見かけました。自転車それ自体の高さは約165センチメートル。そしてその上に普通に人が乗っています。

自転車の持ち主はソーホーに住む、ポールさん。この自作のトール・バイク(背の高い自転車)の件で、以前アメリカでも有名な雑誌、タイムアウト誌にも取材されていました。

たまたま私がハウスピアニストとして演奏している「Arturo’s」のお客様で、今回、いろいろお話を伺うことができました。

ポールさん曰く、ある日、ニューヨークの街角で、約170cmぐらいの背の高い自転車に乗っている人を見て、Cool! (すごくかっこいい!) と思ったそうです。いつかは自分も作りたいな、そしてそれに乗りたいな、って。で、その夢を叶えたみたいです。

このトールバイクは、自転車二台分の部品で、つくりました。友達2人が手伝ってくれて、ベースメント(地下室)で溶接を頑張り、試行錯誤を重ねて、これは2台目。売ってほしいと頼まれたこともあったそうですが、売るために造ったのではないので、販売はしないとのこと。あくまでも、自分の楽しみだそうです。

自転車に乗ったら、普段とは違った、高い位置からの景色は、さぞかし気持ちいいだろうなあ、と思いますが、両足が地面につかないので、信号待ちはどうするの?
という素朴な質問をしてみると、

なんと、交差点ごとに置いてある大きなゴミ箱の上に足をついたり、信号機のついているポールにつかまったりするそうです。なーるほど。

NYでは、交差点ごとにゴミ箱が設置されているのですが、日本では確かそんなにゴミ箱はなかったと思うので、日本では信号機や電柱につかまればいけるのかな。

そもそも、日本では、こんなバイク(自転車)、普通に道路を走っても良いのかどうか、ちょっと気になったので調べてみました。

道路交通法によると、自転車の長さや幅の制限はあるようですが、高さの規制は無いみたいです。

『道路交通法施行規則』
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第九条の二の二 法第六十三条の三の内閣府令で定める基準は、次の各号に掲げるとおりとする。
一 車体の大きさは、次に掲げる長さ及び幅を超えないこと。
イ 長さ 百九十センチメートル
ロ 幅 六十センチメートル
二 車体の構造は、次に掲げるものであること。
イ 四輪以下の自転車であること。
ロ 側車を付していないこと。
ハ 一の運転者席以外の乗車装置(幼児用座席を除く。)を備えていないこと。
ニ 制動装置が走行中容易に操作できる位置にあること。
ホ 歩行者に危害を及ぼすおそれがある鋭利な突出部がないこと。
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まあ、そんな背の高い自転車なんて、想像もされなかったのかもしれませんね(笑)

ポールさんが、このトールバイク(背の高い自転車)で街を走っていると、いろんな人たちから声をかけられたり、ハイ・ファイブ(ハイタッチ)されたり。最高の気分になれるそうです。

今まで1度も転んだりしたことはないそうですから、今後もぜひ安全運転で、楽しんで行ってほしいと思います。

そんなポールさんのインタビュー動画はこちら☆

 

P.S.

私はあまりオリンピックを見たことがなかったのですが、昨年は東京だったので、とても楽しみにテレビで見ました。そしたら見たこともない競技がたくさんあって、びっくり。そんな中、私が見たのは、BMXフリースタイル、という自転車でのアクロバット競技。コースには曲面やジャンプ台があり、自転車ごと選手がぐるっと回転したり、ジャンプ中にハンドルをくるくるっと回したり、自分が改造した自転車で、独自の創造性を駆使した見事なテクニックを披露。そして審査員がそれに点数をつけます。

また、BMXのレーシングと言う種目では、選手全員8名で一度に到着までの約40秒のスピードを争うのですが、こちらはなんと10メートル位ジャンプしたり、時速60キロ位出たりもするそうで。

時代とともに、オリンピック競技も新しくなっていくんですね。

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