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How are you?は永遠に不滅です!

World Lifeな生活
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何気なくテレビを観ていたら,埼玉県出身者が集ったトーク番組だった。

埼玉県の小学校で,出欠を取るときに名前を呼ばれると,「はい!」と答えたあとに,
「元気です!」とか,「少し熱があります」と自分の健康状態を付け加えるそうだ。
あなたは,この表現どこかで聞いたことがありませんか。

そうです!

”How are you?” のフレーズに続く,日本で一番有名な英語。
“I’m fine” 「はい!元気です」のフレーズ。
Swatchは,咄嗟にこの英文をおもいだしました。

How are you? は,アメリカでは日常会話であまり使いません。
そのことに関しては,「How are youって古いの?」で詳しく書きましたので参照していただければ嬉しいです。

文科省の学習指導要領が改訂され,小学校に英語教育が導入されました。
もしかしたら,How are you?という英語のフレーズは削除されているのか?
さっそく,文科省の学習指導要領解説を紐解いてみました。
ありました!

あいさつ
例1
A : Hello. How are you?
B : I’m fine, thank you.

<How are you?は不滅です!>

文科省の学習要領には,How are you?I’m fine, thank youは,「あいさつ」として取り上げられています。拍手!How are you?は,不滅です!

文科省の学習指導要領は,教科書にも反映されていきます。
英語の教科書にHow are you? I’m fine, thank you! が掲載され,小学生が覚える。
10年後に,確実に “I’m fine, thank you”を踏襲してくれる世代がいるのは嬉しいですね。

How are you?はなんと小学校3年生の外国語活動(英語)に登場します。「外国語活動」とは,簡単に言うと小学校で英語の授業を受けるという意味。成績はつきません。

5・6年生では英語を「教科」として授業が実施され,通知表に成績がつけられるようになります。

なるほど,小学校3.4年生は,英語を「外国語活動」として授業をし,成績はつけない。
英語を楽しみ,遊び,体験し,そこからいろいろなことを学んでいこうという試みです。

小学校3年生の外国語活動の内容を,もう少し見てみましょう。

How are you? の表現例が挙げられています。
How are you?と聞かれたら,小学校3年生はどう答えたらいいのかが書かれています。

I’m fine (元気です)
I’m happy (幸せです)
I’m sleepy (眠いです)
I’m hungry (お腹が空いてます)
I’m tired (疲れちゃった)
I’m sad (悲しいの)
I’m great (すごいでしょ)

自分の状況(be動詞:am, is, are)を表現できるのです。
自分自身のことを表現する,日本人にとって一番苦手なことです。

それを小学校3年生でできるようにする。相手に自分のことを伝えることが出来るのです。
相手は,友達(日本人),外国人の区別はありません。英語でコミュニケーションするのです。

<ゆっくり話されれば,基本的な表現を聞き取れる!>

凄いですね。文科省,本気で日本人の英語教育に取り組んでいます。
少し,気になることもあります。

それは,英語を話すスピードのこと。
「ゆっくり話されれば,(小学生は)基本的な表現を聞き取れる」(学習要領)というところ。

小学生は,早く話す英語を理解できない。ゆっくり話してもらえば,聞き取れるとしています。
ン?それって,今,大人のあなたが考えていることと同じじゃないですか?

ゆっくり話してもらえば,英語は聞き取れる。
実は,それは伝説的な嘘です。英語はユックリ話してもらっても聞き取れません。

それは英語の音が話すと変化するからです。
変化した音を知らなければ,英語は聞き取れません。

I’ve been in the States! 「アメリカに行ったことがある!」
これは,「アイッ ベン ナ ステイツ」 と発音します。(大体ですが)

Yokohama municipal subway(横浜市営地下鉄)は,「ヨコハマ マニセポ サブウエイ」です。beenは,ベン!municipalは,マニセポ! に変化,音便化するんです。

これをゆっくり発音してもらっても,絶対に聞き取れません。

<アメリカ人教師は,英語をゆっくり話すだろうか?>

結局,今回の英語教育改革も失敗してしまうのでしょうか。
Swatchは,それが杞憂に終わると考えています。

文科省が導入したALT(Assistant Language Teacher)は,ネイティヴのイングリシュスピーカーです。アメリカ人が多いですね。

アメリカ人の家庭で,母親が子供に言う常套句は,「早く,長く話せ!」です。英語を早くペラペラと話す。さらに,長く話し続ける。アメリカ人が子供に教えるコミュニケーション法です。

ですから,アメリカ人は英語をゆっくりは話せません!
日本人が考えているような,単語ごとに切りながらゆっくりと発音できないのです。

先ほど言った,言葉の音が変化したり,前後の言葉が引っ付いたりといったことがおこるので,単語を一つ一つユックリ発音することが出来ないのです。

この外国語指導助手(ALT)は,全国の小学校の70%以上の小学校に配置されています。さらに,英語の授業の40%以上は外国語指導助手,つまりネイティヴが発音指導するのです。

ということは,文科省の意向に反して,外国人は「自然な英語で話しかけ,小学生もネイティヴの英語を聞き取れる」ようになるということです。願ったりかなったり!

ある言語学者の説によれば,言語は13歳までに急速に習得され,それ以降は漸次学習しにくくなると言っています。12・13歳が言語学習のピークになるという仮説です。

小学校の高学年までは,言語(どのような言語でも)スムーズに吸収することができ,英語であれば英語脳ができるということになります。

であれば,外国語指導助手は,日本人の英語学習に素晴らしい成果をもたらすのではないでしょうか。期待できます。

<習うより慣れろ!7年間は短い?>

50年ほど前に,アメリカ国防省の語学学校研究所は、世界の言語をマスターするために要する時間を発表しました。それによると,日本人が日常会話レベルの英語力を身につけるには、約2,500時間の学習が必要だそうです。

毎日英語を1時間勉強しても,7年間以上かかります。大人が一日1時間英語を勉強するのは大変ですし,それを7年以上継続するのは,大変ですね。

継続は力なりで,英語学習を続ければ,1日1時間,7年で日常会話はできるようになる。
一日2時間英語を勉強すれば,3年に短縮できるかもしれません。

前述した子供の言語の学習適齢期を利用すれば,更に効果的な英語学習が組織的にできると思います。それが今回の文科省の英語教育改革です。

まさに,習うより慣れろ!です。小学校3・4年生は,小学校で英語のネイティヴに自然なスピードで,自然な発音を頭に刷り込み,英語耳,英語脳で英語を理解するようになる。

今回の英語教育改革,文科省は本気ですね。

さて,このように日本の英語教育もかなり実践的な状況に変化してきました。
10年後に,あなたの会社や周りには,英語の話せる日本人があふれています。

2030年には,SDGsの成果が国連に報告されます。その時日本政府は,グローバル化という目標の一つとして,英語公用語化をSDGsの目標にしているかもしれません。

毎日1時間の英語で7年間。あらゆる機会を利用して,英語に取り組んでみてはいかがでしょうか。世界に目が開き,人生が豊かになると思います。

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