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考え方も逆のアメリカ人

World Lifeな生活
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車の通行、ハンドルの位置、トイレットペーパーやお釣りの数え方など、日本とアメリカは、色々と逆のことが多いみたい、と言うお話を前回したのですが、私がなるほどと思い、そして今とても助けられているのは、ものごとの考え方も、逆のことが多いということです。

まず、アメリカに来て、日本では考えなかったような災難(?)に何度も会いました。

鍵付きの郵便受けに入っていた、私宛の封筒の端がカッターナイフで切られて、中身の贈り物のカードが抜かれていたり・・・

(アメリカでは、スターバックスやアマゾンのプリペイドカードとかを、クリスマスカードやバースデーカードなどと一緒に、普通郵便で贈ったりします。現金書留とかは特になく、現金の代わりには、チェック「小切手」を郵送します。それも普通郵便で)

アパートでボイラーが壊れたり、私が住んでいる地区でガス臭いと誰かが通報したおかげで、真冬にその地域内のガス(ヒーターや給湯器)が予告無しにしばらく止まったり・・・

夏に猛暑が続いた時、皆さんクーラー使いすぎで、けっこう広い地域全部が停電になったり・・・

コインランドリーで変な人と出会ってしまったり・・・

いろいろなアクシデントで病院に行かなくてはならなかったり・・・
救急車だったり、手術だったり・・・

でもいつも、周りの人たちが掛けてくれたこの言葉で助けられた

”It could be worse!”

「もっと大変だったかもしれないよね」「それだけで済んで、本当によかったね」「運がいいよ!」って。

日本だったら、「災難だったね」「大丈夫だった?」って声が掛かりそうなところ、逆に、災難にあっても、運が良い!と言ってしまうアメリカ人。

私自身、もともととっても心配性で、いつもネガティブに捉えてしまい、なんで私だけがこんな状況に、という悔しい気持ちが溢れかえります。

そんな時、周りのアメリカ人たちからのこの言葉のおかげで、「これだけで済んだんだから、本当にラッキーだったんだな!」って私も逆に考えられるようになったのです。
もちろん、それには長い長い年月がかかりましたけれど。

今いることが幸せ

以前読んだ脳科学者の著書に、ポジティブに考える事は、幸福感が上がって、人生にとって、とても良い、とありました。日本は温帯にある島国で、古来より多くの天災に苦しめられてきたから、どうしても心配性な人が多くて、これは典型的なDNAから来ているとありました。世界でトップクラスの心配性なのが、我々日本人なのですって。

何百万年か前に人類ができてから、自分が今ここに存在しているという事は、全ての祖先の人たちが生き延びてくれたからですよね。いろんな災難や流行病や戦いで、多くの人が命を落とした時代にも、祖先が生き残ってくれたのは、実はすごいことだ、って考えると、本当に今自分がここに存在していること自体が、それだけでとっても幸せなことだ、とわかってきました。

住みよい社会に向けて

自分の気持ちは我慢し、社会を、まわりの人の気持ちを第一に優先させる日本人。
それとは全く逆に、自分の気持ち、感じ方を優先させることが大事なアメリカ人。
こちらに長年住んでいて、とてもそう感じます。

哲学者のミルという人の著書「自由論」の中で、大多数が間違った方向へ行こうとした時が、その国はアブナイ、と書いてありました。
皆が忖度しあうあまり、炎上を恐れるあまり、プロパガンダの言うなりに進んでしまうような時。それを防ぐには、個性的な意見をどんどん持って、まわりもそれらを尊重して行ける社会を作って欲しいと。同調圧力に屈せず、素直な個人的意見も聞いてくれる社会を、と私も真摯にそう思います。

現在、日本では、地上波テレビや新聞など、一般の人々が普通に目にするマスコミが、こぞってコロナ禍の不安を煽り立て、(これは単なる視聴率稼ぎの為とも耳にしますが)またそれにのせられた人々が、自粛警察などと呼ばれ、罪のない人たちを苦しい状況に追いやったりしている、と聞きます。

年老いた両親から、東京から里帰りしないでくれ、と言われたとか、近所の人の目があるから、孫の顔を見に東京にも行けない、とか。自分と意見の違う人たちを制圧しようとするのではなく、相手の言うこともしっかりと聞き、お互いの意見を尊重し合うことができないものか。

煽られず、はっきりと違う意見も言える人たちがもっと増えて、住みやすい社会を、自分たち一人一人が、作っていきたいですよね。

現在アメリカでは、アジア人等を人種差別したり、暴力や武力で、自分と意見の違う人たちを制圧しようとしたりする人たちもいますが、アメリカ人の中でもそれに反対する人たちが増えてくれることを、祈ります。

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