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挨拶で “So-so.”はNGよ。

World Lifeな生活
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こんにちは!
木曜日のCozyです。

How are you doing?

いきなりですが,
このフレーズに対してあなたはどう応えますか?

I’m fine, thank you. ?

それとも,

So – so. ?

さあ,2023年は始まったばかり。
今回は,初心にかえって挨拶の返答を考えてみましょう。

―How are you?なんて使わない?―


How are you?なんて言いません!」

ネイティブや帰国子女の方々が,SNSや動画サイトなどでこう言っているのを聞いたことがありませんか?

以前にもお話してきましたが,

言いますし,使います!

彼らが言っているのは,

“How’s it going?” や “ What’s up?”など,他にもっとカジュアルで友人同士で使う

「日本人があまり教わらない」言い方があるよ,

ということ。

でも,「言わない・使わない」なんて強く言われたら

「そうなの?」って思いますよね。

でもご安心を。

普通にビジネスでも,ご近所の挨拶でも使います。

詳しくはこちらをご覧ください(笑)

でも今回はそのお話ではなく,その返答の仕方。

ちょっと気をつけた方がよい返答の仕方があるのです。

― “I’m fine, thank you.”は使わない?―


日本でよく覚えられている “I’m fine.”という言い方。
一昔前の英語の教科書にはよく載っていました。

英語の授業のはじめに先生が,

“How are you?”

と聞いて,クラス全員で,

“I’m fine, thank you. And you?”

とみんなで答える,という経験をした人も多いのではないでしょうか。

「あ,あったあった!」という声が聞こえてきそうです(笑)

今の教科書には,

“Great!”
“Good!”
“Sleepy…”

など,いろいろな答え方が掲載されているのです。

でも,昔の教科書のイメージで「教科書英語は不自然!」と紹介されることも多く,

中でも代表的なのが,この “How are you?” I’m fine, thank you.”という表現。

そこには必ずと言っていいほど,

“I’m fine.”は,すごくそっけなく聞こえるし,使わない。」と言う意見があります。

たしかに,この “I’m fine.”を使う状況を考えてみると

(カフェなどで)
“Would you like another cup of coffee?”
(コーヒーのおかわりはいかがですか?)
“Oh, I’m fine.”(あ,大丈夫です。)

のような使い方を思い浮かべます。
「あ,結構です。」のような断る感じですね。

ですので, “I’m fine.”は,そっけない感じというイメージを持つのかもしれません。

でも,それは言い方次第。

笑顔でやさしく “I’m fine.”と言えば,「元気ですよ。」と応えているとわかりますし,
実際にネイティブでも使う人もいます。

それを, “How are you?”と聞かれて “I’m fine.”と応えたからと言って

「私は結構です。」

ととらえる人はまずいません。

ネイティブや帰国子女の人たちが,

“I’m fine.”は使わない」と言っているのは,友人同士だったり家族だったりと,とっても近い間柄の場合は, “I’m fine.”よりももっと他のカジュアルな言い方を使うよ。ということなんですね。

だから,普通に “How are you?”と言われて, “I’m fine.”と応えることは何も問題はありません。
ただ,ちょっとだけカジュアルよりも硬い感じがするというだけです。

―じゃあ,どう言うの?―


いくら “I’m fine.”を使っても問題ないとは言え,どんな場合でも“I’m fine.”ばかりを使うのはあまりおもしろくありません。

他にもとっても簡単な言い方があるので覚えておきましょう。

普通に特に問題ない場合は,

“I’m good. (Good.)”(元気だよ。)
“I’m OK. (OK.)”(OKだよ。)
“I’m doing fine.”(元気にしているよ。)
“Not bad.”(悪くないよ=元気だよ。)

すごく気分がいいときは,

“Pretty good!”(結構いい感じ。)
“I’m great. (Great.)”(超いいよ。)
“Couldn’t be better!”(超最高!)

調子がよくないときは,
“Not so good.”(あんまり良くないよ。)
“I’m not good.”(あんまり良くないよ。)

他にもいろいろとありますが,こんな感じで応えることもできます。
でも,あまり調子がよくないと言う時は,その理由もきちんと説明できるようにしておきましょうね。

―日本人が大好きなSo-so.―


「普通だよ。」
「まあまあ。」
「ぼちぼちです。」

日本語ではよく使う表現。

英語では,

“So-so.”と訳されていますので,聞いたことがある人も多いのではないでしょうか。

実は,“How are you?”に対する返答としてこの “So-so.”を使う日本人が多いんです。
でも,ネイティブが挨拶の返答として “So-so.” を使っているのを私は聞いたことがありません。

通常, “So-so.” を使う場合って,

A: What did you have for lunch?
(ランチは何を食べたの?)
B: I went to the new hamburger shop near the station.
(駅近くの新しくできたハンバーガー屋へ行ったんだ。)
A: Did you like it?
(気に入った?)
B: It was so-so.
(まあまあだったね。)

のように,「あまり満足してない」という意味合いが含まれた「平均か,平均より下」って感じなのです。

なので,挨拶の返答として使うと,

「あれ,何か問題でもあるのかな?」

と思われるかもしれません。(何より,ネイティブはほとんど使いませんが…。)

じゃあ,「普通だよ。」という場合はどう言えばいいのか。

ただ,”OK.”でも, “Good.”と言えばOKなんです。

―気負わず軽く…ね!―


日本人同士,挨拶をする場合って

A:「あ,おはよう。」
B:「おはよう。寒いねー。」

くらいです。

久しぶりに会った人同士でも,

A:「久しぶりー。元気―?」
B:「元気,元気!」

くらいですもんね。

なので,英語のように自分の調子を答えることって少ない気がします。

だから

「真剣に答えなくちゃ!」

と思いがちですが,通常の挨拶はそこまで気にしなくても大丈夫です。
気負わず,軽く返答できれば問題ありません。

でも, “So-so.”のような曖昧な返答はなるべく避けるようにしましょうね。

「何か不満でも?」と思われちゃうかもしれませんよ。

さあ,今年も始まったばかり。
“So-so.”の年ではなく,” Couldn’t be better!”(最高だよ!)と言える年にしましょうね!

それではまた来週〜♪

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