【World Life】とは?
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はじめてのニッポン その2

World Lifeな生活
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前回からお伝えしている、生まれて初めて日本に行った!というアメリカ人の友人に、初めての日本の感想を、色々と聞いてみたシリーズ。

印象に残った3つは、「街が綺麗で静か!」「トイレが充実!」「タクシーが良かった」でした。

今回まず4つ目は、

ー東京の交通網が凄いー

東京のパブリック・トランスポーテーション(公共交通網)の凄さ、だそうです。

これは、私が日本に帰っても、いつも思います。東京が凄い。特に渋谷など、いろんな路線が入り混じっていて、今自分がどこにいるかもわからなくなったりして、迷いに迷って、一度行ったらもう帰れなくなりそうです(笑)

今どきは、Google マップのような、経路をGPSを使って丁寧に教えてくれるアプリもあるけれど、アメリカでは、普段から地下鉄などの公共交通網に慣れているのは、西海岸 & 東海岸の都市部に住む少数派だけなので、この日本の経路を即座に理解し、行動に移すのは、相当に難しいようです。

アメリカでは、人口の約9割が都市部以外に居住し、普通に自家用車を自分で運転する生活をしている。 ニューヨーカーにとってさえ、東京の電車や地下鉄、バスを網羅するのは、ニューヨークの何倍も難しいです。

あと、アメリカ人の友人からコンプレイン(不満)が出ていたのは、日本語で大きく書いてある駅名等も、その下のローマ字表記は、とても小さいと。若者は大丈夫かもだけど、中年以上の人々には、大変見えづらいとの事でした。それは確かにあるかも。

ー日本人は温泉が好きー

印象に残った5つ目は、日本人が大好きな温泉。
とにかくあちらこちらで、日本人が温泉のことを話題にしているのが、興味深かったようです。普通に毎朝浴びるシャワーと似たようなものが、これだけ、日本人の間では、大衆娯楽になり得ているということが、不思議だったみたい。

私たち日本人の間では、ちょっと休暇が取れると思えば、温泉に行きたいね、と言う話が始まりますよね。そうか、温泉大好きって日本人だけなんだ、と改めて思いました。

またアメリカでは、普通の生活を送っていると、公共の場所で全裸になる事は、全くないそうで、だから、アメリカでは、温泉文化が、ありえないんですね。

水着とか、着ればいいのに、と思うそうです。日本は、江戸時代からパブリック・バス(公共のお風呂)があったわけですから、きっとそういう歴史と文化の違いなのでしょう。

ースーパーマーケットの品揃えが凄いー

日本で印象に残ったこと、6つ目は、
スーパーマーケットで販売されている物の、種類の多さに度肝を抜かれたそう。

パンだけでも20種類を超え、彼らアメリカ人にとっては、見たことのないカレーパン、コーンマヨパンなどの惣菜パンを始め、数々のフランスパンやサンドイッチ、アメリカにはない、コロッケパンや焼きそばパンなども珍しかったようです。

魚売り場、肉売り場、麺類やドレッシング、調理ソース、あらゆるものが、あらゆるチョイスとバラエティーにとんでおり、そしてお惣菜に至っては、その品揃えに感動したそうです。

なので、こんなにおいしそうなものがたくさん安く売っているなら、家で全然クッキングなどしなくて良さそうなのに、なぜ日本の女性はそれでもお料理をしたがるんだろう?って聞かれました。

そうなんですよね。子育て中や、仕事を持っていたり、皆さんも、きっと忙しいはずなのに、日本の女性は、毎日家族のために手料理を作っている。

スーパーの惣菜なんかで夕ご飯を済ませたら、子供がかわいそう、とか思っている人もいる。なんでだろう。固定観念かな。

家で母親が作ったものの方が、栄養価値もあって、防腐剤とか使っていなくて、天然素材で、きっと体に良いに違いないと、みんな思い込んでいる。新聞や雑誌にもそういうふうに書いてあるよね。

ほんとにそうなのかなぁ。たまには、お母さんたちにも、休んで欲しい。アメリカ流の考え方かもしれないけれど、きっと日本だと、これを「手抜き」と言われてしまうんだろうけれど、これだけ忙しい日本のお母さんたち、たまには、そういうお惣菜も使って、少しは体を休めて欲しい。

こんなふうに、いろいろと日本についての考察を聞いたり話したりしていると、普段気がつかなかったことも見えてきます。面白いね。総じて、日本はいい国です。世界でも、有数の。

それでは続きはまた来週♫
Kayo

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