【World Life】とは?
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NYビーチバケーション

World Lifeな生活
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今年の夏も、メリーランド州、オーシャン・シティのビーチで、ちょこっとのんびりしてきました。

全長 5 キロと長いボードウォークが有名で、トラベルチャンネル(Travel Channel)およびナショナルジオグラフィック(National Geographic)誌でアメリカ第 1 位にランキングされたことも。

確かに長い。長いので、トラム(オープンカーの乗り合いバス)がゆっくり走っています。停留所は無いけれど、手をあげれば止まって乗せてくれて、乗車中には手をあげれば、降ろしてくれます。しかし高い。

1回乗車するのが5ドル(約750円)なので、数分の乗車で5ドルかと思うと、頑張って歩いちゃおっかな、と思います(笑)。

なんだかこの夏は、生活が随分とヘルシーになりました。まず初日にスーパーへ行って、たくさんのフルーツを買い込みました。連日の朝食にするためです。

今回はちょっと雰囲気を変えて、ビーチフロントのホテルではなくて、インレット(入江)側のスイートルームにしてみました。

キッチンが完備なので、朝ごはんを食べにわざわざ近所のダイナーまで出かけなくても良いので、これは楽です。お財布にも優しい。コーヒーマシンも大きいのが部屋に付いています。

必要なのは、1ガロン(約4リットル弱)の飲み水と、小さな(アメリカで言うと、約1リットルの)牛乳と、そして、この地方で獲れたての、オレンジ、ストロベリー、クランベリー、グレープ、チェリー、バナナ、スイカ、メロン、マンゴー、エトセトラ。

「1番小さい牛乳を買ってきて〜」とアメリカで頼むと、1リットルのになります。普通の家族連れは1ガロンで買うからです(笑) 。中ぐらいが、2リットルのになりますが、コーヒーに入れるだけですから、1週間なら、1リットル、これで充分。

それで、午前中には部屋から入江沿いの景色を眺めたり、ゆったりコーヒー飲んだり、太極拳に興じたり、フルーツをパクパク食べて、後はお出かけ。

大概のナイスなオーシャン・ビューのバーでは、3時から6時が「ハッピー・アワー」。ドリンクがちょっと安かったり、つまみに丁度良い感じのシーフードが、とってもお手頃価格になっているので、何件かオススメをご紹介しますね。私たちはそんな感じで、この1週間を過ごしました。

さて、まずとっても楽しかったのは、45丁目入江側にある「タップ・バー」です。

「TAP HOUSE BAR & GRILLE」
https://octaphouses.com/locations/45th-street/

まぁここのバーテンダーの女性が、楽しかったこと。名前はメリーアン。

とにかく愛らしくて、まず話し始めたきっかけは、そのお店でちょっとくつろぎ始めた、20分後位経ったころだったかな、「このカクテル間違って作っちゃったんだけど、飲んでくれる?お店のおごりだから、無料だから」、とオレンジ色の美味しそうなカクテルを一杯、くれたんです。

飲んでみたら、ちょっと甘いけれど、柑橘類の味がして美味しくて、オレンジのリキュールと目の前でしぼったオレンジのジュースを合わせたカクテルだそう。

じゃあ次はそのオレンジ・クラッシュ、甘くしないで作ってくれる?って頼んだところ、トリプルサック(甘いリキュール)を入れずに、ジンジャーエールの代わりにクラブソーダを入れたら、自然な甘みだけでいけると思う、ってちゃんと説明してくれたので、気にいって作ってもらいました。

それをきっかけに話し出したら、彼女は今学生で、2年後には放射線技師になるのだそう。放射線技師といえば、私は、自分が病院にレントゲンを取りに行った際、窓のない部屋で仕事していて、放射線を浴びる確率も普通の人よりは高いかもしれないし、大変だなぁって思っていました。なので、病気の人たちを助けていくんだ、とってもいい仕事だと思う!と伝えました。

そんな彼女にもうひとつ面白い話がw

もうそろそろ帰ろうか、あと1杯だけ飲もうか、どうしよう?って思っているときに、ちょうどバーテンダーの彼女メリーアンが、「どうしてる?何かいるものある?」って聞いてくれたので、連れが、「今度は間違ってビール注いじゃったりしてない?」って冗談を笑顔で聞いたら、

「そうなの!今間違って、マンゴーのビール注いで来ちゃったとこなの、今日の私はどうかしてるの、普段はこんなことないんだけれど。これも飲んでくれる?」

と聞かれて、3人で大笑い。こんな素敵なバーが実際にあるんだね!って。マンゴーのビールもとってもおいしかったです。

「勉強がんばってね」って、チップをたっぷり彼女に渡してきました。

翌日は、レストラン「シャーク」へ。ここは、有名なシーフードのレストランで、とにかくおいしいんです。ディナーのメニューも、毎日シェフが書き換えているそうで、地産地消をモットーに、ローカル産の野菜やシーフードをたっぷり食べさせてくれる人気店。

The Shark on the Harbor
https://www.ocshark.com/#home

今回食べてみたアペタイザーは、ココナッツ・シュリンプ、マッセル(ムール貝)とスパイシー・ソーセージのワイン蒸しそして、フィッシュ&チップス(白身魚は今朝近海でとれたもの)、の3点。どれもこれも9ドル(日本円で約1200円)。2023年の夏、パンデミック後のインフレのすごいアメリカでは、破格に安いと思われます。おまけに美味しいクラフトビールが、一杯5ドル(約700円)。これもほんと安い☆。

ちなみに、現在の物価は、ニューヨークでちょっとおしゃれなバーで、カクテルやワインを頼むと、1杯16ドル(約2240円+チップ)のご時世。

 

そして、極めつけのお店は、このオーシャン・シティへ入る入り口の、可動橋のすぐ下に位置する、老舗のバー&レストラン「アングラー(釣り人)」。

「ANGLER RESTAURANT」
https://www.angleroc.net/

桟橋に突き出た形で、バーがあるので、目の前をボートやジェットスキーが出たり入ったりしています。

もちろん、ここのハッピーアワーも、オイスターやクラム(牡蠣やはまぐり)などを始めとしてケイジャン・シュリンプなどシーフードが盛りだくさん。でもそれプラス、なんといっても大のお気に入りの訳は、ここで1人15ドル以上食べると、このお店が持っているクルーザーで、夕方6時、7時、8時発のクルーズに乗せてくれるのです。

7時のに乗れると、サンセットが目の前に、そしてドルフィン・ウォッチング・ツアーなので、それもエキサイティングです。この辺の海には、イルカがたくさんいます。私はもうこのクルーズが大好きで、毎年必ず行きます。パンデミックの間は、3年間行けなかったので、すごく残念でしたが、来年もまた、ここに来れるよう目指して1年頑張る☆

暑い夏が終わったら、そしたら過ごしやすい秋が来て、ニューヨークの場合は秋と言う間もなく、すぐに寒い寒い冬が来ます。そしたら、2024年だ。世界はどんどん目まぐるしく移り変わっていきますが、1日1日を大事に生きたいと思います。

ではまた来週まで、お元気で♫
Kayo

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