【World Life】とは?
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「いってらっしゃい」って英語でどう言うの?

World Lifeな生活
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毎日,朝夕と行く愛犬サンポ。

私の住む地域は,5時半くらいはまだ真っ暗。
6時頃にうっすら,6時半はまだ陽は出ていないけど明るいという感じ。

なので,アサンポはだいたい6時半出発。

家を出てすぐのところにお花屋さんがあるのですが,いつもそこの方が

「おはよー!いってらっしゃーい!」

と元気に声をかけてくれます。

私も

「行ってきまーす!」

と元気よく挨拶するのですが,

ある時,気づいちゃったのです。

【いってらっしゃい。】
【行ってきます。】

って英語でどう言うの?って。

あなたは,

ドウイウノ?
Do you know?(笑)

―英語にはない!?「いってらっしゃい」―

以前も,

「ただいま」
「おかえり」

の英語についてお話したことがありますが,そう言えば

「いってらっしゃい」

ってまだ考えたことなかったんですよね。

それもそのはず。

結論から言うと,

英語には「いってらっしゃい」のような決まり文句が

「ない!」

んです。

だから,考えてもみなかったというのが正直なところ。

それでも,

「日本語では使っている挨拶だから,何かしらあるでしょ?」

と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが,

本当に,

「ない!」

んです…。

「行ってきます」に関しては,

“I’m going.”(行きますね。)
“I’m leaving.”(出発しますよ。)

のような表現で表すことができ,私もよく家をでる際に使っていましたので,
日本語で言う「行ってきます」にとても近いものがありますよね。

でも,「いってらっしゃい」はなかなか直接英語にできる表現がないんですよね。

ですが,何も言わないわけではありません。
英語では,そのシチュエーションによって使う表現が違ってくるんですね。

今回は,ちょっとだけその表現を身に付けちゃいましょう!

―「いってらっしゃい」 “See you later.”―

シチュエーションによって使い分け,と言ってもその状況に対して

「絶対にこの表現」

というのはないので,おおまかなニュアンスや状況を想像しながら読んでくださいね。

“See you later.”,
“I’ll see you later.”
“See you.”

これが一番一般的な「いってらっしゃい」かもしれませんね。

「え〜,これって,じゃあね。またね,とか別れ際に言うんじゃないの?」

と思われた方,それも正解。

朝,会社や学校へ行く家族に対して言う場合だって,「しばしのお別れ」ですよね。

学校帰りや友だちとランチしたあと,また「この場所」に帰ってくるわけではない人に対して,

“See you later.”

と言うと,

「じゃあね。」「またね。」「バイバイ。」

という意味になり,

家で出かける家族を見送ったり,職場で営業の外回りに出たりする同僚などに対して

“See you later.”

と言うと,

「いってらっしゃい。」

という意味にもなるんですね。

他にも軽く,

“Take it easy.”(気楽にね。無理しないでね。)や,

“Take care.”(気をつけて。)

なども,このシチュエーションでは,「いってらっしゃい。」と訳すこともできますね。

―目的がある時の「いってらっしゃい」―

日常的に使う「いってらっしゃい」としては,

“See you later.” “I’ll see you later.” “See you.”

などが当てはまる表現でしたね。

でも,何か「目的」があるときは違う言い方がよいかもしれません。

例えば,

受験や試験などがある日は “See you later.”“See you.” だとちょっと物足りない気がします。

こういう場合は,

“Good luck.”(幸運を祈る=頑張って!)

も付け加えて「頑張って!応援してるよ!」という気持ちを込めてあげるといいですね。

また,友だちと飲みに行ったり,映画やコンサートなどのイベントに行ったりする人に対しては,

“Have fun!” (楽しんでね!)

とも言えます。

こう考えると,「いってらっしゃい」という英語表現は無限にありそうですね。

では,ちょっとここで考えてみましょう。

「家族が旅行へ行きます。玄関先であなたはどのような[いってらっしゃい]を思いつきますか?」




“Have fun!”(楽しんできてね!)

も大正解です。

また,

“Have a nice trip!”(良い旅行を!)
“Have a safe trip!”(安全な旅行を!)

もいいですよね。

もちろん,

“Take care.”(気をつけて)

もいいですし,

“Enjoy your trip!”(旅行を楽しんでね!)

もあります。

状況によって言い方が異なる英語には,

「いってらっしゃい」の表現には正解がないんですね。

―伝えたい気持ちと状況を英語にしてみよう―

私たちはついつい

「いってらっしゃい」って英語で何て言うんだっけ?
と,日本語の表現をそのまま英語にしようとしてしまいがち。

(えっと,「行って」だから “go”
「らっしゃい…らっしゃい」って何?…いらっしゃい?だから,Welcome?」

思わず,

「新婚さんかよ!」

とツッコミを入れてしまいそうですが,
このような考え方で日本語を英語に訳そうとしてしまいがちなんですよね,私たちって。

でもそれって

自分自身で「英語を難しくしている」と思うのです。

今回ご紹介した「いってらっしゃい」の英語表現,
すでに知っている表現が多くありませんでした?

わざわざ日本語を直訳しようとしなくても,

「自分が伝えたいこと,そのシチュエーションに重点を置いて考える」

ようにするだけで,知っている英語で表現できることも多くあります。

このようなクセをつけ,練習を続けていくと,

「日本語のままを英語にしようとすること」

がぐんと減っていきますよ。

でも,あらためて考えてみると「日本語ってすごい!」と思いませんか?

だって,「いってらっしゃい」の中に,これだけのニュアンスが込められているんですもの。

そしてそれを自然に使えているってこと,すごくすごいことです(ちょっと日本語ヘン…)

なので,英語も絶対にもっと上達すると思いますので,また一緒に学んでいきましょう〜!

ということで,朝に読まれている方が多いかと思います。

通勤,通学中の方,家事や家族のお世話されている方,ベッドの上で読まれている方,いろいろな方がいらっしゃると思います。

あなたの新しい今日が始まりますよ〜。

ということで,今日という日に向けて

行ってらっしゃ〜い!

また来週〜♪

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