おはようございます!
毎日暑いですね。
夏前に
「今年の暑さは昨年並みかそれ以上」
という報道を聞き,
「マジか…」
とため息をついたのもつかの間。
その暑さは私の予想をはるかに上回るスピードでやってきました。
どこに行っても暑い…ジメジメ…暑い。
そんな時はカフェで美味しいアイスコーヒーを飲みたくなるのです。
あれ?“Café”なんて言ってしまいましたが,“Coffee Shop”?でいいやん…と思った私。
でもこの違いってなんなんでしょう?
あなたはこの違い,知っていますか?
―Ice Coffeeじゃないよ―
ホント,一昔前までは
「初夏」
というと,春から夏に変わりジンワリと暑くなる感じでしたよね。
でも,去年もそうですが今年も
「ジンワリどこ行った?」
「そんな全力疾走で暑くならなくても,ゆっくりでいいよ,夏!」
と叫びたくなるくらい突然の猛暑。
ついつい冷たいものを飲んだり食べたりして基礎代謝を低下させ,
「食欲ないのに太った!」
と騒ぐ私なのです。
そんな冷たい飲み物の中でも,急に飲みたくなるのがアイスコーヒー。
英語では,
“Ice Coffee”ではなくて,
“Iced Coffee”と表記します。
“Ice(氷)” “Coffee(コーヒー)”
ではなく,
“Iced(氷のように冷えた)” “Coffee(コーヒー)”
です。
これ,よく間違えるので覚えておいてくださいね。
さて,そんな “Iced Coffee”が飲める “Café”や “Coffee Shop”。
この2つの違いは何なのでしょうか。
今回は,アメリカ人を中心に聞いてみました。
― 言語の違いだけ?―
「そんなの言うまでもなく, “Café”はフランス語, “Coffee Shop”は英語だよ。
だから2つとも同じだよ。」
と言われる方もいらっしゃるかもしれません。
確かに,
カフェ・オレ(フランス語),
カフェ・ラテ(イタリア語)
のように,言語が違うだけで基本的な意味は同じ。
コーヒーにミルクを入れた飲み物のこと。
と言う説もあります。
私たち日本人からすると,
「それじゃあ,コーヒー牛乳ってことか!」
と思いますよね。
あの牛乳瓶に入ったコーヒー牛乳,
銭湯で飲むとなんであんなに美味しいんでしょ(笑)
でもやっぱりイメージちがうじゃないですか。
その違いを簡単に言うと,
カフェ・オレ(フランス語)…ドリップコーヒーにスチームミルクを入れたもの。
カフェ・ラテ(イタリア語)…エスプレッソにスチームミルクを入れたもの。
なんですって。
(アメリカでは,この逆を説明しているサイトもたくさんありますが💦)
やっぱり,同じようで厳密には違いがあるんですよ!
そう考えると “Café”と “Coffee Shop”も
「実は違いがあるんじゃないの?」
と私は思うのです。
― “Café”はおしゃれ?―
“Café”と “Coffee Shop”,なんとなくのイメージでいうと
“Café”のほうがオシャレな感じしません?
フランス語だからなのかな?
と,勝手なイメージを持っていますが,同じように思うアメリカ人も多いよう。
調べてみても,
“Café” is French. Depending on your point of view, it has a connotation of being either classy or pretentious. Coffee shop has no similar connotations.
( “Café”はフランス語で,見方によっては上品か小洒落たという意味合いがある。コーヒーショップには同様の意味合いはない。)
という意見があったりします。
なんだか,私が持つイメージとおんなじ感じ(笑)
アメリカでもこんなイメージなんですね。
でも大切なのは,「お店」としての違い。
ありましたよ,ありました。
カフェ・オ・レとカフェ・ラテのような違いが!
―“Café”と “Coffee Shop”の違い―
複数の友人知人に聞いてみた所,
“Café”と “Coffee Shop”の違いって,アメリカでも
「えっと…何が違うんだろう?」
って思う人多いらしいのです。
「どっちも同じ」
という人も多く,
「でもオシャレ感があるのは “Café”で,男性よりも女性が好んで使う」
という意見も多い。
でも共通してもつイメージが“Coffee Shop”は,
「コーヒー専門店」
ということ。
コーヒー豆の種類や挽き方,抽出方法まで「より」こだわって提供いるのが“Coffee Shop”。
よりカジュアルで,ドリンクやスペシャリティドリンクに重点が置かれている感じなのだそう。
そして,コーヒーの種類もいろいろあるけれど
「豊富なフードメニュー,ゆったりとリラックスして座れる環境,幅広い料理やデザート,軽食を提供するのが “Café”」
というイメージなんですって。
「どっちもドリンクも食べ物もあるから,使う人によって違う気もする」
という意見もあるのですが,やっぱり
「コーヒー自体に重きを置く場合は “Coffee Shop” と言っちゃうかな。」
というのが共通した認識のよう。
ということで,
コーヒーを中心に考えるなら,
“Coffee Shop”,
食事なども兼ねるなら
“Café”
という感じ。
でも日本には昔から
「喫茶店」
がありますよね。
コーヒーやクリームソーダ,ナポリタン,カレーにハンバーグ。
これって,絶対に “Café”でも “Coffee Shop”でもない
「喫茶店」
というジャンルだと思うのですよね。
うちの近所に,すごーく昭和な喫茶店があるのです。
もうね,ソファがあって,テーブルは昭和のテレビゲーム。
一度は行ってみたい!と思っているのですが,なかなか敷居が高くて。
だって,すっごく昭和なのに「お値段は結構未来的」なんですもの。
もう少し頑張って稼いでから,行ってみたいと思います!
それではまた来週〜♪
英語教材開発・制作者
米国留学から帰国後、幼児・児童英語教師を経て、中学・高校英語、受験英語、時事英語等多岐にわたる指導を行い英語教師経験を積む。また、ホテル勤務での実践英語経験を積んだり、カナダにて現地の子どもたちの英語教育にも携わりながら、CertTEYL(世界での児童英語講師認定コース)の認定を受ける。さらに、青山学院大学でTutoringの研究員としても活動。英語講師養成のeラーニングコースの日本での立ち上げメンバーとなる。「現場での経験を教材に活かしたい!」と、現在は英語教材開発会社にて日々教材開発に勤しむ。高校入試用のリスニングトレーニング教材(塾・学校向け)は累計10万部以上のベストセラーとなる。英語教材開発の傍ら、全国の英語教師への研修なども行う。また、土堂小学校(広島県尾道市)での英語指導や、初の民間校長として一躍時の人となった藤原校長(当時:杉並区立和田中学校)が手掛けた英語コースの指導に2年間携わるなど、英語教育に関する多様な分野で活躍。大の犬好きから、ホリスティックケア・カウンセラーなどペット関連の様々な資格を取得し、ペットライターとしても活動中。