おはようございます。
木曜日のCozyです!
あなたはペンで文字を書く機会が多いですか?
私は最近、めっきり文字を書かなくなった気がします。
スマホやPCでのやり取りがほとんどなので、あまりペンを持たなくなったんですよね。
でも先日、ノートにメモをとっていたんです。
それもボールペンではなくシャーペンで。
このシャーペン、
“sharp”(尖った)ペンだから “sharp pencil”って言うと思いますよね。
もちろん、そういう意味なのですが
英語圏では “sharp pencil”って全く通じないって、知ってましたか?
― シャープペンシルって、え…そうだったの? ―

最近は文字を書く機会が少ないせいか、すぐ漢字とか忘れちゃうんです、私。
そしてスマホなどで打って、
「あ、そうだった!」
と思い出すんですよね。
そんな今日この頃、普段はボールペンで文字を書くことが圧倒的に多いのですが、
ペン立てにあったシャーペンを見つけて、久々に使ってみたんです。
なんだか懐かしいのにちょっぴり新鮮。
ちょっとだけ学生時代にもどったような気分になりました。
でも、このシャーペン…いわゆるシャープペンシルですが、
なぜ「シャープペンシル」というのでしょうか。
「シャープペンシル」って、きっと多くの人は英語で、
“sharp pencil”(尖っている鉛筆)
だと思っているのではないでしょうか。
「尖っている鉛筆」という意味では間違いではないのですが、
実は、英語圏で “sharp pencil”と言ってもまず通じないんです。
もし、
“Hey, lend me your sharp pencil.”
(ねえ、シャープペンシル貸して)
なんて言うと、
相手には、
(ねえ、尖った鉛筆貸して)
と捉えられちゃって、怪訝な表情をされてしまうかもしれません(笑)
では、英語では何と言うのでしょうか。
それは
“mechanical pencil”
(機械式鉛筆)
と言うのが一般的なんです。
「メカニカル」
なんてちょっとかっこいい響き(笑)
「それは知ってる!」
「あ、聞いたことがある」
という人もいらっしゃるかもしれませんね。
では、なぜ日本では「シャープペンシル」というようになったのでしょうか?
実はこれ、あの家電メーカーの「シャープ」の創業者、早川徳次さんが作ったからなんです。
「え?どういうこと?」
って思いますよね。
それはあのシャープの歴史を遡ると見えてくるんです。
―シャープペンシルの誕生―
彼が、1915年(大正4年)に開発したのが「早川式繰出鉛筆」、いわゆる今のシャーペンです。
とても画期的なペンだったのですが、時代を先取りしすぎたのか、最初は日本の問屋さんに相手にされなかったのだとか。
ところが、第一次世界大戦の影響でヨーロッパで文具の品薄が続き、横浜の商館から海外向けに大量注文が飛び込んできたんです。
そして欧米で大ヒット。
「早川式繰出鉛筆」は、アメリカでも特許を取るほどの人気商品となりました。
すると今度は、その噂が日本に逆輸入されて国内の問屋さんからも注文が殺到することに。
そして、1916年(大正5年)、名前も「エバー・レディ・シャープ・ペンシル」へと変わります。
“ever”(常に)、“ready”(準備ができている)、“sharp”(尖った)、“pencil”(鉛筆)。
「いつでもすぐに書ける鉛筆」
です。
この名前で使われた “sharp pencil”が、今でも
「シャープペンシル」=「シャーペン」
として残っている、というわけです。
「SHARPシャープ」という社名も、このシャープペンシルから名付けられました。
普段私たちが何気なく「シャーペン」と呼んで使っている文房具には、実はそんな歴史が隠されていたんですね。
職人さんの熱い情熱が詰まった一本のシャーペンが、「シャープ」という社名のルーツだったなんて、ちょっとびっくりですね。
たまには、引き出しの奥で眠っているシャーペンを取り出して、文字を書いてみるのも悪くないかもしれませんよ。
もしかしたら、早川氏のような
「シャープで新しいアイデア」
が、ひらめくきっかけになるかも?
それでは、今日も素敵な一日になりますように。
木曜日のCozyでした!
See you next week~!
英語教材開発・制作者
米国留学から帰国後、幼児・児童英語教師を経て、中学・高校英語、受験英語、時事英語等多岐にわたる指導を行い英語教師経験を積む。また、ホテル勤務での実践英語経験を積んだり、カナダにて現地の子どもたちの英語教育にも携わりながら、CertTEYL(世界での児童英語講師認定コース)の認定を受ける。さらに、青山学院大学でTutoringの研究員としても活動。英語講師養成のeラーニングコースの日本での立ち上げメンバーとなる。「現場での経験を教材に活かしたい!」と、現在は英語教材開発会社にて日々教材開発に勤しむ。高校入試用のリスニングトレーニング教材(塾・学校向け)は累計10万部以上のベストセラーとなる。英語教材開発の傍ら、全国の英語教師への研修なども行う。また、土堂小学校(広島県尾道市)での英語指導や、初の民間校長として一躍時の人となった藤原校長(当時:杉並区立和田中学校)が手掛けた英語コースの指導に2年間携わるなど、英語教育に関する多様な分野で活躍。大の犬好きから、ホリスティックケア・カウンセラーなどペット関連の様々な資格を取得し、ペットライターとしても活動中。





