【World Life】とは?
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“I tripped to Kyoto.” ←これが大間違いな理由,わかりますか?

World Lifeな生活
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おはようございます。

木曜日のCozyです!

いやぁ,世の中ゴールデンウィーク真っ只中ですね。

今日は平日ですが,今日と明日を休んで連休にされている方もいらっしゃると思います。

私は長い連休が取れたら,無性に海外へ行きたくなってしまいます。

GWが開けると,きっと多くの方が

「◯◯へ旅行へ行ったよ!」

と話をされるのではないでしょうか。

中には外国人の友人や同僚に話をされる方もいらっしゃるかもしれませんね。

「旅行でタイへ行ったよ」と言おうとして,

旅行は英語で “trip”だから, “I tripped …” と考えて,

“I tripped to Thailand.”
(タイへ旅行へ行きました)

なんて言ってしまったら,ちょっと大変!

相手は思わぬ想像をしてしまうかもしれません。

ということで,今回は

「知っている語なのに,動詞か名詞かで意味が全然違う言葉」

です。

今回も読み終わったら,ぜーったいに誰かに話したくなること間違いなしです!

― 「旅行した」は “tripped”じゃない!?―


GWですねぇ。

今日はお休みでしょうか,それとも通常通りお仕事でしょうか。

私はお仕事でございます^^;

今日1日と,明日2日は平日ですが,こちらもお休みを取って

長い連休にされた方もいらっしゃるかもしれませんね。

うらやましい!

やっぱりお休みと言えば旅行。

旅行は英語で “travel” “trip”がありますよね。

これらの違いは,簡単に言うと

“travel”= 移動を含め,様々な場所に行く「旅行」という概念全体を指す。
“trip”=目的が明確で,修学旅行や家族旅行など比較的短い旅行を指す。

なのです。

英語として違うのは,

“travel”は,名詞:「旅行」,動詞:「旅行する」

のように,

「名詞,動詞ともに旅行に関係する語」

なのですが, “trip”となるとちょっと違ってきます。

“trip”は,名詞:「旅行」なのですが,動詞ではなんと

「つまずく」「転ぶ」

なんです。

“I was walking in the dark and tripped on the stairs.”
(暗い中を歩いていて,階段でつまずいた)

“Mom said, “Tie your shoes or you’ll trip!”
(お母さんが言った。「靴ひもを結びなさい,じゃないと転ぶよ!」)

のように使うことができます。

これを知らずに “travel”のように動詞扱いして,

“I tripped to Kyoto last week.”

としてしまうと,

「私は先週,京都へつまずいた」

のような意味になってしまい, “to Kyoto”なので

「京都までつまずいた」のように思われてしまうかもしれません(笑)

正しくは,

“I went on a trip to Kyoto last week.”
(私は先週,京都へ旅行にいきました)

のように表現します。

このように, “trip”を動詞として使うと「つまずく,転ぶ」という意味となりますので注意しましょう。

実際に,「◯◯へ旅行に行った」と伝えるもりで

“I tripped to ◯◯.”

って言ってしまう人,結構多いんです。

“trip”を使って「◯◯へ旅行へ行く」と言う場合は,

“go on a trip to ◯◯”

となりますので,注意して丸ごと覚えちゃいましょう〜!

―あなたの名前はどう綴る?―


海外旅行へ行くと,自分の名前を言う機会が結構ありますよね。

ホテルのチェックインだったり,レストランの予約だったり。

そんなとき,

「スペルは?」

なんて聞かれることがあります。

このときの英語って,どのような表現になると思いますか。



正解は

“How do you spell your name?”
(あなたの名前はどのようにつづりますか?)

です。

“spell”は「つづる」という動詞。

でもこれを「つづり」という「名詞」だと思っている人が結構多いんです。

だから,「(あなたの名前の)つづりは何?」と聞こうとして

“What’s the spell?”

のように訳してしまう人もいるんです。

でもこの意味,実は,

「呪文は何?」

なんです。

“spell”という単語は,動詞では「つづる」なのですが,名詞になるとなんと「呪文」になってしまうんです。

次のイラストを見てください。

“The witch is trying to cast a spell on him.”
(魔法使いは彼に呪文をかけようとしている)

でも,呪文が思い出せない。

“What’s the spell?”(呪文は何?)
“What’s the spell?”
と言っている感じがしませんか(笑)

このように, “spell”は名詞では「呪文」…。

名前の「つづり」を聞こうとしたのに「呪文」になるなんて,びっくりですよね。

では,「つづり」と言いたい場合は,どのようにすれば良いのでしょうか。

それは

“spelling”

にすること,です。

“What’s the spelling?”

にすると,「そのつづりは何ですか」と,名詞の「つづり」になりますし,

「あなたの名前のスペル(つづり)は何ですか」

と聞きたい場合は

“What’s the spelling of your name?”

のように言うことができます。

今後,もしスペルを聞くことがあったら

“How do you spell that / it?”
(それはどう綴りますか)
“What’s the spelling?”
(つづりは何ですか)

のように聞くようにしましょう。

くれぐれも魔法使いにならないでくださいね。

― “rock”って「揺れる」の?―


さて今回,最後に紹介するのは

“rock”

です。

あなたは “rock” と聞いてピンとくるのは「岩」,それとも音楽の「ロック」のどちらでしょうか?

私は音楽のロックです!

私の記事を読んでくださっている方の中には,お気づきの方もいらっしゃると思うのですが,私,大大大の洋楽好きなのです。

中学1年生の頃にハマってから今まで,ポップからハードロックまでこよなく洋楽を愛し続けております。

とまたまた話はズレてしまいましたが, “rock” ってどうして「岩」と「ロック」が同じなんでしょうね。

それは, “rock”の「動詞」を知るとなんとなく見えてくるんです。

「岩」や「ロック」を表す “rock”は名詞です。

でも動詞になると,

「揺れる」「揺らす」

という意味になるんです。

ほら,ゆらゆらと揺れる椅子のことをロッキングチェアって言うじゃないですか。
それを考えると覚えやすいでしょ?

“The boat rocked in the waves.”
(ボートは波で揺れた)

や,

“He rocked his baby to sleep.”
(彼は赤ちゃんを揺らして寝かせた)

のように使います。

この「揺れる」から,

「体が揺れるようなリズムの音楽」

ということで,音楽のロックに結びついたということなんですね。

そのビートが体を自然と「揺らす」…体がノリノリで揺れちゃう!= “Rock” する,という感じで “rock music”と呼ばれるようになったんですって。

面白いですよね。

“rock”=岩→固い,動かない」

というイメージなのに,

“rock”=揺れる,揺らす→ 動きがある,ノリがある」

と,スペルも発音も同じなのに意味が真逆だなんて,すっごくおもしろいと思いませんか?

これだから語学はやめられません(笑)

そう言えば,私のアメリカ人の親友はよく私に,

“You rock!!”

って言うんですよね。

“You rock.”だから,この “rock”は動詞です。

直訳すれば

「あなたは揺らす,揺れる」??

と思ってしまいそうですが,先ほどの「音楽のロック」を思い出してください。

“rock”=「揺れる,揺らす→ 動きがある,ノリがある→ノってる→気分が盛り上がる」

というイメージでしたよね。

つまり,「ノってる」=「気分が盛り上がる」=「最高にイケてる」となり,

“You rock.”は,

「あなたはノリノリで盛り上がってる=あんた最高だよ!」

となるんです。

人だけではなく

“This band really rocks!”
(このバンド,マジで最高!)

“You totally rocked that presentation.”
(プレゼン,最高だったよ!)

のようにも使うことができます。

“rock”が「最高」だなんておもしろい!

やっぱり

“Learning English rocks!”
(英語を学ぶって最高!)

“English learning rocks my world!”
(英語の勉強って,自分の世界を揺さぶるくらい最高!)

って感じでございます。

最後まで読んでいただいたあなたも

“You totally rock!”

です!

それでは

See you next week〜♪

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