おはようございます。
木曜日のCozyです!
テレビや雑誌、SNSなどで、よく見かける「セレブ」という言葉。
「セレブな暮らし」「セレブ御用達」「セレブ妻」など、いろいろな場面で使われていますよね。
最近では、日常会話の中でも耳にすることがありますし、すっかりおなじみの言葉になりました。
でも、改めて「セレブってどんな人?」と聞かれたら、あなたはどんなイメージが思い浮かびますか?
—英語の“celeb”って?—
やっぱりセレブと聞くと、阿佐ヶ谷姉妹…じゃなくて、叶姉妹やデヴィ夫人とか、イーロン・マスクなど、そういう方たちを思い浮かべますよね。
豪華な暮らしをしている人たち。
つまり、お金持ちというイメージです。
でも、庶民的な生活をよく紹介している阿佐ヶ谷姉妹も、テレビのアナウンサーも英語では立派な “celeb”なんです!
その理由は、英語の“celebrity”は「有名人」という意味だから。
“celeb”はその短い言い方で、お金持ちで豪華なくらしかどうかは関係ないんです。
逆に、何十億円もの資産があっても、名前を知られていない人なら、通常は“celebrity”とは呼びません。
普通は “rich”(お金持ち)や “wealthy”(裕福な)と用いて、
“She’s rich.”
(彼女はお金持ちです)
“He’s a wealthy man.”
(彼は裕福な男性です)
のように表します。
このように “celebrity”は、「有名人」「著名人」を指す言葉なので、
テレビに出ている人を指して
“She’s a celebrity.”
(彼女は有名人です)。
昨日まで無名だった人が急に注目された話なら
“He became a celebrity overnight.”
(彼は一夜にして有名人になりました)。
レストランで有名人を見かけたときには、
“I saw a celebrity at the restaurant.”
(そのレストランで有名人を何人か見かけました)。
のように、話題の人が贅沢な暮らしをしているかどうかではなく、有名かどうかを言っているんですね。
“celebrity”は、日本語での「セレブ」のように短縮して英語でも “celeb”ということもできますよ。
ところで、“celebrity”(有名人)と“celebration”(お祝い)って、似ていますよね。
関係があるのかな?と思いませんか。
どちらも語源をたどると、ラテン語の“celeber”につながるそうです。
“celeber”には
「広く知られた」
「人がよく集まる」
といった意味があり、そこから「広く知られた=有名人」と「人がよく集る=お祝い」という別々の言葉になったんですって。
意味は違っても、語源は同じなんですね。
—「セレブ」に加わった華やかなイメージ—
では、英語では「有名人」なのに、どうして日本では「お金持ち」のイメージが強いのでしょう。
日本で「セレブ」という言葉が使われ始めたころ、ファッション誌などでは、海外の有名女優やファッションモデルを紹介する記事が取り上げられていました。
当時はスーパーモデルや高級ブランドが注目されていた時代です。
ほら、「ナオミよ~」というCMもありましたよね(笑)。
海外の有名モデルといえば、華やかなファッションやショー。
ファッションショーといえば高級ブランド。
そんなイメージを持たれる方もいらっしゃるのではないでしょうか。
モデルたちの豪華な暮らしぶりも紹介されるうちに、「有名人」という意味に
「裕福」「優雅」「高級」
といったイメージが重なっていったようです。
叶姉妹のような華やかな方たちがテレビや雑誌に登場したことも、「セレブ」という言葉が広まるきっかけになった理由の一つなんだそう。
そのうち「セレブ」は、人だけでなく「セレブなレストラン」「セレブな暮らし」のようにも使われるように。
日本語では、言葉のイメージが暮らしやお店などにまで広がったんですね。
私の住んでいる地域にも有名人が結構多く暮らしています。
誰もが知っているような大物なのに、ごく普通のマンションに住み、いつもジャージ姿で挨拶してくれる方もいれば、びっくりするような豪邸に住んでいる方も。
“celebrity”(セレブ)だからって、豪華な暮らしとは限らないんですね。
あなたは「セレブ」と聞いて、どんな人の顔が浮かびましたか?
あなたの住んでいるところの “celeb”はどんな人ですか?
それでは、今日も良い一日を!
See you next week ~!
英語教材開発・制作者
米国留学から帰国後、幼児・児童英語教師を経て、中学・高校英語、受験英語、時事英語等多岐にわたる指導を行い英語教師経験を積む。また、ホテル勤務での実践英語経験を積んだり、カナダにて現地の子どもたちの英語教育にも携わりながら、CertTEYL(世界での児童英語講師認定コース)の認定を受ける。さらに、青山学院大学でTutoringの研究員としても活動。英語講師養成のeラーニングコースの日本での立ち上げメンバーとなる。「現場での経験を教材に活かしたい!」と、現在は英語教材開発会社にて日々教材開発に勤しむ。高校入試用のリスニングトレーニング教材(塾・学校向け)は累計10万部以上のベストセラーとなる。英語教材開発の傍ら、全国の英語教師への研修なども行う。また、土堂小学校(広島県尾道市)での英語指導や、初の民間校長として一躍時の人となった藤原校長(当時:杉並区立和田中学校)が手掛けた英語コースの指導に2年間携わるなど、英語教育に関する多様な分野で活躍。大の犬好きから、ホリスティックケア・カウンセラーなどペット関連の様々な資格を取得し、ペットライターとしても活動中。





