今回は、オーシャンシティーのフードのお話。
アメリカでバケーションに出ると、どうしても、ジャンクフードと呼ばれるハンバーガー、ピザ、ホットドッグ、フライドポテトなどのカロリー高めフードのお店が圧倒的に多い。
こんな感じのお店が多い。
でも、頑張って探せば、ヘルシーフード・レストランもきっとあるはず!と思い探したところ、見つけた!「Malia’s cafe(マリアのカフェ)」。
地元ローカルの野菜のソテーが、ハッシュ・ブラウン・ポテトの上に乗っている。地方へ行くと、どこでもそうだけどとにかく野菜が美味しい。きっとその日の朝、採れるんだと思う。これは贅沢だよね。海岸の小さな街に来て、とれたての野菜が食べれるなんて、幸せ幸せ。
そしてまた、個々のウェイト・スタッフが可愛らしいことこの上ない。この街は夏の間、リゾート地として盛り上がるのだが、夏の間、ヨーロッパなどからたくさんの学生が、ホテルやカフェのアルバイトに訪れる。交換留学生等もその一つで、アメリカで夏休みアルバイトをしながら、英語を学んだりアメリカの文化を習得していくシステム。
このウェイトスタッフさんはルーマニアからの、建築家の学生さん。このバイトが終わったら数日休暇があるので、ぜひニューヨークに訪れることを楽しみにしているそう。
☆Malia’s cafe
https://malias-cafe.business.site/
さて夕方には、新鮮シーフードが、ハッピーアワーの時間にディスカウントプライスで食べられるお店(何軒もある)へ。それも、今回のバケーションでの楽しみの1つ。今日は、湾からマリーナを目の前に、シーフードを楽しめるオススメのお店「ANGLER RESTAURANT & BAR(アンギュラー・レストラン)」
普段住んでいるニューヨークは、アメリカ一の大都会で、物価が高いので有名ですが、特にシーフードは高級な食べ物、という感覚があります。と言うのも、アメリカは広大な面積を持つ国ですが、なんといっても海があるのは西側と東側の端だけで、圧倒的にシーフードを常時食べるアメリカ人が少ない。
なので、ニューヨークでもシーフードの需要がそれほどないらしく、魚屋さんが少ないし、日本と比べて考えると、割高になっています。まずほとんどのアメリカ人は、生魚を食べないしねぇ。新鮮なお魚、と言う意味がまず違ってきます。だからね、なかなかおいしいシーフードが口に入らない。
ちなみに、頭がついている魚は気持ち悪い、って思う人も多い。めざしや、ししゃも、しらすなんて無理!って(笑)
そんなわけで、この海辺の街では、新鮮なシーフードが、お値段ちょっと安めで食べれるとなれば、ぜひ行きたい、となるわけです。シュリンプ・ハーフパウンドが7ドル、グルーパー(ハタ)のフリッターが7ドル、生牡蠣一つ1.25ドル、生クラム(蛤)一つ1ドル。これはもう、食べなきゃ絶対損って感じ☆
☆ANGLER RESTAURANT & BAR
https://www.angleroc.net/
そしてもう一ヶ所、外せないオーシャンシティーの有名レストランと言えば、「SHARK(シャーク)」の、とってもお得なディールです。
オーシャン・シティの夏の風物詩でもある、毎週木曜日だけのスペシャル・プロモーション、ロブスター・ディナー・デイ。数週間前からの予約が必要で、数年前は1人20ドルだったんだけれど、いつの間にかこの物価高で、昨年は25ドル、今年は30ドルになっていた!ちょっと高いけど、私にとっては年に1度のロブスター・デイ。かまうもんか(笑)
☆The Shark on the Harbor
https://www.ocshark.com/#home
さて、来週は、オーシャンシティの、ボードウォークのご紹介。アメリカの「海の家」はどんな感じか、お届けしますね。
それではまた来週
Kayo
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平木かよ / Kayo Hiraki
ニューヨーク在住 2017年より、世界屈指の米国グラミー賞の投票権を持つ。同じく米国スタインウェイ・ピアノ公認アーティスト。現在、グリニッジ・ビレッジのジャズの老舗「Arturo’s」のハウス・ピアニストとして、週に5日、自己のトリオで演奏活動を続けて26年目。ニューヨーカーに、スイングの楽しさを届けている。ベースの巨匠、ロン・カーターとのトリオで、ブルーノート・NYへも出演。JALの国際線機内誌でも、海外で活躍する日本人として大きく取り上げられた。また、舞台「ヴィラ・グランデ青山」では山田優がジャズシンガーに扮するシーンでの、ミスティーのピアノ伴奏。カナダ・トロント・リールハート国際映画祭でブロンズメダルを受賞した映画「Birth Day」への挿入曲提供と共に、ピアニスト役で出演。フランス・パリ日本文化会館での館長招聘コンサートや、台湾にて、最大規模を誇る、台中ジャズフェスティバルへの出場など、世界を股にかけるスイング感あふれる彼女のピアノとボーカルには、定評がある。定期的に、くにたち音楽大学ジャズ専修で講義を持つ。