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“Long time no see.”メールでも使えるの?

World Lifeな生活
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普段から,仕事でメールは1日何十通もやりとりするのですが,2週間ぶりくらいにやりとりする人との挨拶って,やっぱり

「ご無沙汰しております。お変わりはございませんか?」

のような内容になることが多くあります。

これは日本語での場合ですが,英語でのやりとりの場合も

「お久しぶりです。」

のような挨拶をすることがよくあるんですよね。

さーて,そこで質問!

この場合,あなたならどのような英語表現を使いますか。

― “Long time no see.”メールではどう言うの?―

「久しぶり」というと,よく知られたフレーズがありますよね。

それは,

“Long time no see.”

あなたもこのフレーズを思い浮かべませんでしたか?

特に思い浮かばなかった人も,聞いたことがあるフレーズではないでしょうか。

これは,

“long time”(長い間)
“no see”(会っていない)

から,「久しぶり」となるわけです。
わかりやすい!
でもこの表現,文法的には間違いとされるのですが,その説明はまたいつか。

久しぶりに“face to face”(対面)で人と会って, “Long time no see!”と挨拶する,

これは問題ありません。
だって,直接会ってるんですもの。

でも「メール」などの場合って,実際には会っていないじゃないですか。

そのような場合でも

“Long time no see.”を使うことができるのでしょうかって,気になりません?

“see”は「会う」ということ。
だからメールでは基本的に “Long time no see.”と言うよりも,

“see”の部分を “email”に変えて,

“Long time no email.”

と言ったりすることができるんです。

なんだかすっごいシンプルじゃないですか?

じゃあ,久しぶりの電話だったら…?

そう,

“Long time no talk.”

なんて言うこともできるんですね。

なんだか意外とシンプル。
使い分けがすぐにできそうですね。

―ネイティブは使わないって本当?―

この “Long time no see.”,調べてみると

「ネイティブはあまり使わない」

という情報がたくさん!

え!そうなの?
私,聞いたこともあるし使ったこともあるんだけど…(私は英語ネイティブじゃないけど)と,心の中でつぶやくワタクシ。

だって,周りの英語ネイティブに聞いても,

「(機会は多くないけど)使うよ」

と言うし…。

これは私の憶測なのですが,日本語で,

「久しぶり〜」

という表現と,

「しばらくぶり〜」

という言い方がありますよね。

でも,

「しばらくぶり」って,「久しぶり」に比べて使われる頻度が少ない気がするんです。

人によっては,

「[しばらくぶり]なんて使わないよ…」

と言う人もいらっしゃるかもしれません。

だから, 「“Long time no see.” って使わないよ。」という意見は,
そんな感じなのかな…と思ってみたり,

また,

「本当に[すごく[久しぶり」というニュアンスが強い表現だから,そんなに使う機会がない=あまり使わない、というイメージがあり,

「使わない」

となる,そんなことも理由の一つなんじゃないかなぁ,

と思っております。

だから,“Long time no see.”って決して

「使わない表現ではない」

んですね。

―よく使われる「久しぶり」は?―

では, “Long time no see.”よりも使われる表現にはどんなものがあるのでしょうか。

よく使われるのが,

“It’s (has) been a while.” や
“It’s (has) been ages.”

これは私もよく使っています。

“while”は,「時間・期間」という名詞で

“It’s been a while.”で,「時間がたったね」のようなニュアンスです。

“age”は「年齢」と覚えていらっしゃるかもしれませんが,
「時代」という意味もあります。

ほら,映画で「Ice Age(アイス・エイジ)」ってあったじゃないですか!

あれは,「氷の時代」,つまり「氷河期」って意味なんですよね。

その “age”を複数形の “ages”にすることによって,

「いくつもの時代」=長い期間

を表すんですね。
覚えやすいと思いませんか?

なので, “It’s been ages.”

「久しぶり!」

を表すフレーズです。

ただ,

”Long time no see.”
“It’s been a while.”
“It’s been ages.”

は,どれもちょっとカジュアルな感じ。

ビジネスなどで少し丁寧に言う必要がある時は,

“It’s been a while since we met last time.”
“It’s been a long time since we met last time.”
(前回お会いしてからしばらく経ちますね。)

のように, “since we met last time”(前回お会いしてから)と付け加えと良いかもしれません。

メールなどでは,

“It’s been a long time since we last contacted each other.”
“It’s been a while since I connected with you last time.
(最後に連絡し合ってからしばらく経ちましたね。)

のように,

“since I last contacted you.”
(最後にあなたにコンタクトしてから)
“since I connected with you last time.”
(最後に連絡してから)

のようにすると,「対面ではないけれど」がわかりやすくなりますね。

―でも!―

そうは言っても,私,実際にネイティブから

“Long time no see!”

とメールで言われたことがあるんです。

その時,

(会ってないじゃん…)

って自分でツッコミ入れたんですけど,

「えー,この表現メールでも使えるの?」

と,気になった私は調べてみました。

ここからのお話は,大前提として“Long time no see.”

「直接会う場合に使う,が基本」

ということを念頭に置いておいてくださいね。

さてさてと…。

あるネイティブの意見は,

“Can we use “Long time no see.” in emails?”
“Long time no see.”はメールでも使えますか。)

という質問に対し,

“You can.”(使えますよ。)との返答が。

でもその後に,

“But we usually use something like ‘It’s been a while.’”
(でも通常は “It’s been a while.”のような表現を使います。)

との意見。

さらに,ある語学専門資料では,

“Long time no see.”, it does work in emails.”
“Long time no see.”は,メールでも機能します。)

とありました。

「やっぱり使うこともあるのか?」

と思ったら,やはりその後に続くのは,

“Long time no see.”自体が,カジュアルな表現である。
そのため,受け取る人との関係によっては不快感を感じる人もいるため,できるだけ避けたほうがよい。」

とのこと。

つまり,メールで「使えるか・使えないか」と2択で訊かれれば

「使える(使ってもいい)」

との回答になるが,

好ましくはない。親しい友人など気心知れた相手であれば問題ないが,そうではない場合は,

“Long time no see.”は避けた方がいい。

とのことなんですね。

私にメールをくれたネイティブは,私のことを親しい友人と思っていたのかなぁ。

仕事関係の人なんだけど(笑)

ということで結論は,

メールでは “Long time no see.”はできるだけ避けましょう。
とっても親しい友人などには大丈夫だけど,やっぱり

“It’s been a while.”

などを使った方がよろしいいようです。

でも,

「なんだか覚えられないよ。」
“Long time no see.”って使っちゃいそう。」

という人は,カジュアルな表現ですが,

“Long time!”

だけでも表現することができますよ。

それではまた来週〜♫

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