おはようございます。
木曜日のCozyです!
あなたは,こんなことを聞いたことはありませんか?
「“Come on!”は,(おいで!)だけじゃなくて,いろんな場面で使う」
と。
例えば,野球の試合を見ていて
“Come on!”
(行け―!)
“Oh, come on….”
(あー,マジかよ…)
だったり,
準備に手間取っている家族に,
“Hey, come on!”
(ねえ,早くしてよ!)
と急かすときに使ったり。
同じ “カモ〜ン!”なのに,意味が全然違う…
辞書を見ても,いろんな状況に合わせた言葉ばかり。
覚えるのも大変ですよね。
どうしたら覚えられるのでしょうか。
実は,ある意外な考え方を知ると,簡単にわかっちゃうんです!
― いろいろな “Come on” ―
野球やサッカーなどのスポーツを見ているとき,
“Come on!”
(行けー!)
応援の声として,よく聞きますよね。
反対に,選手がミスをしたり得点を逃したりすると,
“Oh, come on….”
(あ〜,マジかよ…)
のように言うこともあります。
同じ言葉なのに応援にも使われるし,がっかりした時にも使われている。
さらにこんな場面もドラマや映画で見たことはありませんか。
準備が遅い人など,相手を急かして
“Come on, hurry up.”
(ほら,早く)
また,落ち込んだり,不安がっていたりする相手を励ますときに,
“Come on, you can do it.”
(ほら,大丈夫だよ)
と言う。
こうして例をあげてみると,全然違う状況なのに使われている言葉は
“come on”
だけ。
辞書で “come on”を調べてみると,
「応援する」
「急かす」
「励ます」
「驚く」
「不満を表す」
などなど,この言葉を使う際の状況がたくさん書いてあります。
こういう説明を見ていると,
「全部覚えるのは大変だな…」
と思ってしまう人も多いのではないでしょうか。
でも,この言葉の根本的な意味を考えると,意外と簡単に感覚が掴めるんです。
― 「こちら側へ」来てほしい ―
「がんばれ」「急いで!」「マジで?」「やめてよ」「行け―!」…
たくさんのシチュエーションで使われる “come on”ですが,基本の意味は
「来て・おいで」
です。
“come” は
“come here.”
(こっちへ来て)
のようにも使いますし, “Come on!”は,「おいで!」として有名なフレーズですよね。
文字通り,この意味こそが基本なんです。
例えば,準備が遅い人に
“Come on!”
と言うとき。
これは
「早くこっちのペースに来て」
という感じ。
応援するときの
“Come on!”
も同じ。
「こっちの流れに来て!」
「こっち側に引き寄せて!」
「こっちの期待に寄せて!」
そんな気持ちが入っているんです。
逆に
“Come on….”
とがっかりする場合。
これは
「そっちじゃなくて,こっちに来てほしかったのに…」
「おいおい,こっち側の期待に寄せてくれよ…」
というニュアンスの “come on”なんですね。
パソコンがフリーズしたり,ネットが遅かったりしてイライラした時に
“Come on…”と言うのも,
「私の思う方へ来てよ」
という意味で使われています。
「冗談でしょ?」「嘘でしょ?」
と言う場合も,
“Come on.”
と言うことがあります。
これも,
「ちょっと,信じられない私の立場へ来てみてよ」
が転じて
「冗談でしょ?嘘でしょ?」
という使い方になるんですね。
このように,
励まし
応援
催促
説得
驚き
落胆
など,いろいろな使い方がある “Come on”。
でもその中心にあるのは
“Come on.”
(こっちへ来て)
という意味。
場所だけではなく
「ペース」
「気持ち」
「流れ」
そういうものも含めて
「こっちに寄ってきて」
その感覚が中心にあり,そこからいろいろな場面に広がっているんですね。
ほら,ちょっと覚えやすくなってきたでしょ?
辞書を見ると,1つの言葉にたくさんの意味が掲載されています。
それを1つずつ覚えるのは大変。
でも,そこには必ず「中心となる意味」があると私は思っています。
その意味を掴み広げていく。
そうすることで,暗記ではなく「感覚」で言葉を覚えられるようになりますよ。
さて,あなたが次に “Come on!” を聞いたとき,
「それはどんな気持ちの “Come on.”なのか」
を考えて聞いたり使ったりしてみてくださいね。
ちょっとだけネイティブになって気分になるかもですよ。
それでは,今日も良い一日を!
See you next week~!
英語教材開発・制作者
米国留学から帰国後、幼児・児童英語教師を経て、中学・高校英語、受験英語、時事英語等多岐にわたる指導を行い英語教師経験を積む。また、ホテル勤務での実践英語経験を積んだり、カナダにて現地の子どもたちの英語教育にも携わりながら、CertTEYL(世界での児童英語講師認定コース)の認定を受ける。さらに、青山学院大学でTutoringの研究員としても活動。英語講師養成のeラーニングコースの日本での立ち上げメンバーとなる。「現場での経験を教材に活かしたい!」と、現在は英語教材開発会社にて日々教材開発に勤しむ。高校入試用のリスニングトレーニング教材(塾・学校向け)は累計10万部以上のベストセラーとなる。英語教材開発の傍ら、全国の英語教師への研修なども行う。また、土堂小学校(広島県尾道市)での英語指導や、初の民間校長として一躍時の人となった藤原校長(当時:杉並区立和田中学校)が手掛けた英語コースの指導に2年間携わるなど、英語教育に関する多様な分野で活躍。大の犬好きから、ホリスティックケア・カウンセラーなどペット関連の様々な資格を取得し、ペットライターとしても活動中。








