アメリカの冷凍食品って、あまり美味しそうじゃないイメージってないですか?
実際、肉などのメインディッシュとポテトや野菜が、ひとつのプレートになっているものなど、私もあまり美味しくない印象なんですが、でもそんな中、実は美味しい冷凍食品、あるんです☆
それが置いてあるのが、昨年の投稿で、日本の味を色々揃えてくれていると紹介していた、
TRADER JOES(トレーダージョー)
トレジョには美味しい冷凍食品もあるんです☆
いくつか美味しいのがあるのですが、そんな中で、かよさん推しのベスト3をお伝えします☆
まず第1位は、
「Almond Croissants(アーモンド・クロワッサン)」
夜、寝る前にこれをトレーに出して室温に置いておくと
9時間後にはこんなふうにおっきく膨らんでくれてて、
それを25分オーブンに入れると焼きたてのアーモンド・クロワッサンがおいしそうに焼き上がります。楽しいんだ〜!
凍えるほど寒い冬の朝に、まず起きたらキッチンのオーブンを250度に温めて、10分ぐらいオーブンをしっかり温めてからこのトレーを入れて、その間にスクランブルエッグ、ハムとか用意して、あったかいミルクコーヒー入れて、そして熱々ホワホワ焼きたてのクロワッサンで極上朝ごはん。
パリでは、バゲットとかクロワッサンは、毎朝パン屋さんに買いに行って、それを朝食で食べるのが普通だったけれど、(パリッ子は宵越しのパンを食べないのだそうだ、笑) ここニューヨークのマンハッタンといえども、家の近所に焼きたてのパン屋さんは無し。
10分ぐらい歩けばベーグル屋さんはあるけれど、ここのところニューヨークの朝は零下10度とかだし、そんな時に、もし焼きたてパンを買っても、帰宅時には氷のように冷たくなってしまう(悲)
そんな時に発見した、トレーダー・ジョーの発酵前の冷凍クロワッサン。ものすごく嬉しいです。お値段は$4.99。
オススメ第2位は
「Kung Pao CHICKEN (クンパオ・チキン) / 鶏肉とピーナッツの炒め物」
アメリカの中華料理のメニューの中で、とっても人気のメニューです。これは、この大袋の中にちゃんと調理済みの、いい感じに焦げた色も付いているチキンと、刻んだ色とりどりの野菜類、それからピーナッツが小分けになって入っていて、フライパン1本あれば約15分で、本格中華料理が出来上がると言うもの。
野菜やナッツは内袋に入っていますが、ご覧のようにチキンはそのまま直にはいってます、なんとも大胆(笑)
まずチキンをフライパンで中火で約8分温めます。ちょうどいい感じの色具合になってるので、そこに色とりどりの野菜のパックを入れて約3分、そしてピーナツを加えて1分、そしてソースを入れます。これだけなのに、なかなかおいしいので、これはオススメです。
この大袋でだいたい3-4人分になのですが、ソースは2回分に分けて入っているので、少人数のときには約半量とこのソースを半分だけ、作ればいいわけです。
中華料理は強火でさっと仕上げないといけないので、普通の家庭のキッチンではなかなか難しいと言われていますが、このクンパオ・チキンのセットを使うと、本当にお手軽に、お値段も手頃で美味しく作れます。ご飯のおかずとしてもよし、ご飯にかけてもよし。はてさて、つまみとしても良し!
お値段は$5.99。
そして第3位は、
「Steamed Chicken Soup Dumplings(小籠包)」
なんと、電子レンジで※2分温めるだけで、スープ入りの小籠包が、さっと食卓に出せます。
※こちらの電子レンジは家庭用で1000wあります。日本では600w前後が多いと聞きました。
アペタイザー(前菜)として、この素早ささは、とっても魅力。お値段も、物価高のニューヨークにしては、なかなか魅力的なリーズナブルなお値段$3.49。
ポークとチキンがあって、運がよければ選べます。すっごいお腹が空いてる時、とりあえずこれでビールを1杯、それでメインディッシュを考えましょう(笑)。
以上、トレーダージョーのオススメ冷凍食品ベスト3でした☆
リーズナブルなお値段で人気の高いトレーダージョー。また美味しそうなものがあったら紹介しますね。
それではまた来週♫
Kayo
平木かよ / Kayo Hiraki
ニューヨーク在住 2017年より、世界屈指の米国グラミー賞の投票権を持つ。同じく米国スタインウェイ・ピアノ公認アーティスト。現在、グリニッジ・ビレッジのジャズの老舗「Arturo’s」のハウス・ピアニストとして、週に5日、自己のトリオで演奏活動を続けて26年目。ニューヨーカーに、スイングの楽しさを届けている。ベースの巨匠、ロン・カーターとのトリオで、ブルーノート・NYへも出演。JALの国際線機内誌でも、海外で活躍する日本人として大きく取り上げられた。また、舞台「ヴィラ・グランデ青山」では山田優がジャズシンガーに扮するシーンでの、ミスティーのピアノ伴奏。カナダ・トロント・リールハート国際映画祭でブロンズメダルを受賞した映画「Birth Day」への挿入曲提供と共に、ピアニスト役で出演。フランス・パリ日本文化会館での館長招聘コンサートや、台湾にて、最大規模を誇る、台中ジャズフェスティバルへの出場など、世界を股にかけるスイング感あふれる彼女のピアノとボーカルには、定評がある。定期的に、くにたち音楽大学ジャズ専修で講義を持つ。