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🎃 ハロウィンって何の日?

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こんにちは
NYのKayoです。

東京の友人に「ハロウィンって、あの渋谷の大騒ぎのことでしょ?街中で身動きが取れないのよ。お願いだから早く終わって欲しい。」そう言われて、思わず「えっ!?」と聞き直してしまいました。

かぼちゃと仮装と、その誤解

実は、私の知っているハロウィンは、そんなドンチャン騒ぎではないのです。

アメリカでは、ハロウィンは子供がいる家庭の家族行事。10月の終わりになると、スーパーには直径30センチメートルほどの大きなオレンジ色のかぼちゃが山のように並び、子どもたちは「今年は魔女になる!」「僕はゾンビだ!」と大はしゃぎ。

坊やがヨッシーになりたいと言えば、パパがマリオ、ママがピーチ姫に。大人たちは夜な夜な真剣な顔でかぼちゃをくり抜き、顔を彫り、ロウソクを灯します。まるで芸術作品。うまくできたら、できなくても(笑)、玄関先に誇らしげに飾ります。

マジカル・ワード

ハロウィンの夜、街では子どもたちがニコニコして、大小様々な大きさのバッグを持って、歩き回ります。「トリック・オア・トリート!(お菓子をくれなきゃイタズラするぞ!)」そう言いながら近所の家々をまわります。

でもこの「イタズラ」は、実際にはただのセリフ。大人がみんな優しくキャンディーを分けてくれて、子どもたちはそれを宝物のように袋に詰めて周ります。通りは明るく、親たちは少し離れて見守り、どこか、安心できる夕方の冒険、っていう雰囲気。

そもそもハロウィンって

以前にも書きましたので覚えておられる方もありましょうが、簡単に説明しますと、ハロウィンはもともと古代ケルトの人々のお祭り「Samhain / サウィン」が起源。

秋の終わりに、亡くなった人の魂がこの世に帰ってくると信じられていた日です。つまり、日本でいえば、お盆にちょっと似ています。

でもこちらの人々は悪霊を追い払うために、仮面をかぶったり、焚き火をしたりしました。それが長い年月を経て、キリスト教の「諸聖人の日」と結びつき、現代のハロウィンとして残ったのでした。

暴走ぎみ?日本は仮装大会

それを聞くと、日本のハロウィンはだいぶ違いますよね。渋谷のスクランブル交差点では、ゾンビとアニメキャラが入り混じり、夜通しパーティーのような騒ぎ。お酒のせいもあって、少し行きすぎた行動も目立つようですね。

本来ハロウィンは「人とつながる行事」なのに、日本では「年に1回の仮装行列で、めっちゃ盛り上がるイベント」としてだけ受け止められてしまったのかな。もったいないと思います。

静かなハロウィンを楽しむ

でも、ハロウィンをもっと穏やかに楽しむ方法もあります。

たとえば、家で小さなかぼちゃを可愛く飾る。自分の好きなキャンディーを数種類用意して、知り合いの子どもに笑顔で分けてあげる。オレンジ色の灯りをともして、季節の移ろいを感じる。

そんな静かなハロウィンも、悪くありませんよね。人に迷惑をかけるよりも、人を笑顔にできる夜。それが本当のハロウィンなのかも。

ハロウィンは、仮装大会でも、ただのパーティーでもありません。

「一年の終わりを迎え、家族や近所の人と温かく過ごす日」。

そこにあるのは、ちょっとした感謝と、少しの遊び心。

渋谷の夜がもう少し静かになって、アメリカのように、子どもたちの笑い声が響く夜になったらいいな、と思います。

なんでハロウィン🎃

なんで私までもがハロウィン🎃って言ってるかと言うと、ニューヨークでは、10月末にはハロウィン、11月はサンクスギビング、12月はクリスマスとニューイヤー!と、この時期はまるで、ハッピータイムが立て続け。

ハロウィンはその最初の一歩で、街の木々が秋色に染まり始めると、ニューヨーカーたちの心も、一斉にウキウキモードに。

パンプキンラテ片手に、「あぁ、今年もこの季節が来た〜!」と思わず笑顔になってしまうのです(笑)

それではまた来週♫
Kayo

 

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