おはようございます。
木曜日のCozyです!
あなたは “after”と聞くと,どんなイメージを思い浮かべますか。
英語の授業で言われた
“Repeat after me.”
(私の後について言って)
のように,
「〜の後」
のように思ったのではないでしょうか。
それも正解!
じゃあ,
“What are you after?”
これはどういう意味だと思います?
「あなたの後は何?」
じゃないですよ。
― “after”のイメージ―

英語を学び始めたとき,“after”は「〜の後」と教わりますよね。
時間の順番を表す,とてもわかりやすい単語です。
“after school”(放課後)
“after dinner”(夕食の後)
どれも,「ある出来事のあと」というイメージ。
ここまでは,まったく問題ありません。
でも,
ネイティブの会話の中では,少し違う顔を見せることがあるんです。
たとえば,馴染みのカフェに行ったとします。
その時,カウンターで顔見知りの店員さんから,
“What are you after today?”
と聞かれました。
「今日は,あなたは何の後にいるの?」
って思いますよね。
それとも,
「今日は,この後何があるの?」
って聞かれてるのかと思ってしまうかもしれません。
でも全然ちがうんです。
実はこの “after”,
「〜を求めている」
「〜を狙っている」
という意味で使われているんです。
これ,学校ではほとんど教えられていませんよね。
“after”という単語を頭の隅に残しつつ,次の場面を想像してみてください。
かわいい元気なワンコが,あなたが投げたボールを追いかけています。
さて,その犬とボールの位置関係はどうなっていますか。
そう,ボールを追いかけているわけですから,
ボールの「後」
にいますよね。
“The dog is running after the ball.”
です。
そのときの犬は,ただ後ろにいるのではなく,
「ボールを取りたい」
と思って追いかけていますよね。
“after”
には,
「〜の後ろにいる」だけでなく,
「〜を追っている」
「〜を手に入れようとしている」
というニュアンスがあるんです。
つまり,
“What are you after today?” は
「今日は何を追いかけてるの?」が転じて,
「何を求めてるの?」
「何が欲しいの?」
という意味になるんです。
他にも,
“I’m after a new job.”
(新しい仕事を探している)
“He’s after her money.”
(彼は彼女のお金を狙っている)
“They are after the truth.”
(彼らは真実を追い求めている)
どれも,
「先に何かの目的」があって「それを追っている」
という感じがしませんか。
こうして見ると“after”は単なる「〜の後」だけではないんですね。
最初に習った
“after”=「〜の後」
だけしか知らなかったら,
“What are you after today?”
というこの一言は,
「ん?この後のことを聞いているのかな?」
「えっと,順番の話だろうか?」
なんて思って,頭の中がプチパニックになっていたかもしれません。
でも
「後ろにいる」→「追いかけている」→「求めている」
という流れが頭にあると,
聞いた瞬間に,
「ああ,そういうことか!」
と理解することができると思うのです。
この知識と体験が大切なんですね。
さあ,これで今日からあなたも “after”マスター!
「〜の後」だけじゃない “after”をしっかり頭に入れておきましょう。
さて,あなたの今日のランチは?
“What are you after?”
それでは,今日も良い一日を!
See you next week〜!
英語教材開発・制作者
米国留学から帰国後、幼児・児童英語教師を経て、中学・高校英語、受験英語、時事英語等多岐にわたる指導を行い英語教師経験を積む。また、ホテル勤務での実践英語経験を積んだり、カナダにて現地の子どもたちの英語教育にも携わりながら、CertTEYL(世界での児童英語講師認定コース)の認定を受ける。さらに、青山学院大学でTutoringの研究員としても活動。英語講師養成のeラーニングコースの日本での立ち上げメンバーとなる。「現場での経験を教材に活かしたい!」と、現在は英語教材開発会社にて日々教材開発に勤しむ。高校入試用のリスニングトレーニング教材(塾・学校向け)は累計10万部以上のベストセラーとなる。英語教材開発の傍ら、全国の英語教師への研修なども行う。また、土堂小学校(広島県尾道市)での英語指導や、初の民間校長として一躍時の人となった藤原校長(当時:杉並区立和田中学校)が手掛けた英語コースの指導に2年間携わるなど、英語教育に関する多様な分野で活躍。大の犬好きから、ホリスティックケア・カウンセラーなどペット関連の様々な資格を取得し、ペットライターとしても活動中。








