アメリカ・イーストコーストのメリーランド州、アメリカでも有数のリゾート地であるOcean City(オーシャンシティ)から、アメリカン・バカンスの様子をシリーズでお届けしている第6弾
※第1弾からはこちらから
今回は、このためにOcean City(オーシャンシティ)に来た!と言っても過言では無い(笑)、ロブスター・ディナーのお店と、ブルークラブ食べ放題のお店をお届けします。
まずはロブスターのお店から。
The Shark on the Harbor(シャーク・レストラン)
https://www.ocshark.com/#home
ここでは、毎日、魚市場の入荷量が違うので、メニューは毎日、ランチもディナーも書き直しているそう。
夏の間、このレストランでは、毎週木曜日、先着20名が、見事なロブスターを、20ドル(約2200円)でいただくことができます。今年は、3週間前に電話を入れたのだけれど、既に完売と言われてしまいました・・・。
普通のメニューでもいいか、ってことで来ようと思っていたのですが、なんと昨日確認したら、キャンセルが出たので私たちもロブスターがいただけることに!
見事なロブスターには、溶かしバターと、本日の野菜と、ロブスターのマッシュドポテト付きです。神さま、ありがとう〜。
支払い時、ロブスターは20ドルではなく25ドルだったけれど、そんな事は、どうでも良い。
(笑) この店が潰れないでいてくれただけで、それで良い。
このお店のドリンクは、いろんなクラフトビールや、カクテルが揃っていて、お酒コーナーも充実しているのだけれど、特筆すべきは、お料理のお供にとても嬉しい、なんとワインのフライト(サンプラー)がメニューにあること。
そしてこれも日替わり。3種類の、オススメの白ワインまたは赤ワインが、その日の状況で、値段もまちまちなのだけれど、断然割安で楽しめます。
ブルー・クラブ食べ放題
最終日のディナーに行ったのは、「スニーキー・ピート」のブルー・クラブの“食べ放題”。
ブルー・クラブとは、アメリカ東海岸では代表的な、食用のワタリガニの一種で、脱皮直後の柔らかいものは、ソフトシェルクラブとして有名。そうか、ブルー・クラブとソフトシェルクラブは同じ蟹なんだ、知らなかった。
さて、このブルー・クラブの食べ放題、「オールド・ベイ」などの、スパイシーなケイジャンスパイスで茹でてあり、採れたてのコーンも食べ放題。大きなテーブルに厚紙を敷き、木のハンマーで叩き、足を折り取り、胴の部分をパカっと割って、ミソと一緒に豪快に食べる。
でも、この蟹、結構尖った部分もあり、手指など怪我しそう。その上、手間な割には食べるところが少ないみたいで、私はあんまり得意じゃないので、私は、しっかり食べるだけの、クラブケーキをいただきます。ちなみに、ブルー・クラブの食べ放題、49ドル(約5,400円)なり。クラブケーキは$33 (約3,630円)。
さて、最終日のディナーも終えて、ホテルに戻っておとなしくパッキング。
明日、ニューヨークへ戻るのですが、ニューヨークへの途中、ちょうど真ん中へんにある、大きなファーマーズ・マーケットに寄って、グロッサリーを買い物して帰る予定です。とれたての、たくさんの種類の野菜が、とにかく安い。サンドイッチも、シーフードも、バーベキューも、何でも美味しくて安い。
次回シリーズ最後は、そんな様子をお届けします。
それではまた来週。
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平木かよ / Kayo Hiraki
ニューヨーク在住 2017年より、世界屈指の米国グラミー賞の投票権を持つ。同じく米国スタインウェイ・ピアノ公認アーティスト。現在、グリニッジ・ビレッジのジャズの老舗「Arturo’s」のハウス・ピアニストとして、週に5日、自己のトリオで演奏活動を続けて26年目。ニューヨーカーに、スイングの楽しさを届けている。ベースの巨匠、ロン・カーターとのトリオで、ブルーノート・NYへも出演。JALの国際線機内誌でも、海外で活躍する日本人として大きく取り上げられた。また、舞台「ヴィラ・グランデ青山」では山田優がジャズシンガーに扮するシーンでの、ミスティーのピアノ伴奏。カナダ・トロント・リールハート国際映画祭でブロンズメダルを受賞した映画「Birth Day」への挿入曲提供と共に、ピアニスト役で出演。フランス・パリ日本文化会館での館長招聘コンサートや、台湾にて、最大規模を誇る、台中ジャズフェスティバルへの出場など、世界を股にかけるスイング感あふれる彼女のピアノとボーカルには、定評がある。定期的に、くにたち音楽大学ジャズ専修で講義を持つ。